2008/11/20 23:49
下北ぬーぼー 川内にて
きのうは雪が降り続く深夜0時に
むつ市川内町のワイン醸造所・サンマモルワイナリーでカウントダウンをした。
ボジョレ・ヌーボー解禁日にちなんで、地元産の下北ワインを楽しもうというのだ。
「五秒前、ヨン、サン、ニ、イチ」の掛け声とともに乾杯した。
乾杯したのは下北ワインの新酒、いわゆる「下北ヌーボー」だ。
ことし10月に収穫して仕込んだばかりのわずか1か月そこそこの新酒。
もちろんボジョレ・ヌーボーとは違い、販売目的でなく試飲のため開けてもらったのだ。
この場でしか飲めない、ワイナリーならではの体験に感動した。
初めての下北ヌーボーはまるでリンゴジュースの濃厚な味だった。
もちろんアルコール分はかなりあるのだが、いまは甘い方が強く感じた。
これが来春になると、見事な白ワインに変わるというのが不思議な気がした。
さすがは「むつ市のうまいは日本一」エントリーの下北ワイン。
ボジョレ・ヌーボーは飲めなかったが、大変楽しめたカウントダウンだった。
2008/11/18 21:10
鉱山の森 川内にて
先日整備を終えた「鉱山の森」というのを訪ねた。
むつ市川内町の、中心部から車で20分ほど北に走った山あいに
「安部城(あべしろ)」という集落がある。
明治・大正時代に国内有数の銅山があったというが
新聞報道がないとわからなかったほどで、
80年以上前の遺物はすっかり忘れ去られていた。
やや急な山道の遊歩道を30分歩いてみると
確かに目の前にレンガ色の煙突が見えてくる。
建築から1世紀が経つとあって、3分の2が崩れている。
この煙突だけが、昔をしのばせる感じがする。
安部城鉱山ができて、わずか4000人の川内村が
1万3000人にまで人口急増で川内町に昇格。
当時は山に病院や劇場もあって、鉱山景気に沸いたという。
しかし精錬所から出る煙の害は深刻で、
一面の山は木が枯れて丸裸の山になっていた。
露天掘りの跡は鉱害防止のために埋め立てられているが、
大雨などのあとには、土が流れ崩れる不安にかられる。
国有林となっている鉱山跡地は植林が功を奏し、
いまではアカマツなどの山林が見事に復活して
裸山のイメージはもうない。
遊歩道を整備して案内板を立てて
子供たちの林業体験の場となった「鉱山の森」。
これからどのように役立てていくのか、
産業遺産を守る取り組みとともに大切なことだと思う。
2008/11/10 20:54
いよいよ漁へ 川内にて
むつ市川内町ではナマコ漁がスタート。
朝一番に漁船が出港、予定時間とともに
一斉に漁場へ向かいます。
「ケタ網」と呼ばれる底引き網を仕掛けると
海底のナマコをかき出します。
陸奥湾で獲れたナマコは
とても身がしまっていて、
乾燥加工すると高級食材になります。
ことしは中国や台湾、香港などで
消費量が減ったため、安値になりそうです。
漁師たちは一日に獲る量を厳守します。
みんなできっちり守っているから
長年良質のナマコが獲れるのだそうです。
近年、密漁も増えてきているそうで、
監視を強化しています。
ホタテ貝とともに地元の宝物のナマコを
みんなで守っていきましょう。
2008/11/6 21:59
採卵から学ぶ 川内にて
むつ市川内町のサケマスふ化場です。
目の前の川内川にそ上し
ヤナにかかって獲れたばかりのサケが
ピチピチはねています。
きょうは小学生が採卵に挑戦です。
庖丁みたいな道具で腹を割いて
オレンジ色の卵を取り出していきます。
ぬるぬるとした感触に子どもの驚く声が。
その後、オスの精子を絞って卵にかけて
水槽に入れていきます。
初めての体験に驚きながらも
子供たちはサケの一生と命の大切さを
しっかりと学んでいました。
実際に体験を通して学べることは
すばらしいこと。
自然のなかで学ぶことは多いと思う。
2008/10/12 20:39
連休のひととき 川内にて
ことしも秋恒例の「川内高原まつり&べごまつり」が三連休の中日に開催されました。
晴天に恵まれて、町内外から大勢の家族連れが押し寄せて、賑わいをみせました。
会場の野平キャンプ場は高原ならではというか、とかく風が強くて吹き飛ばされそうでしたね。
キャベツだ、レタスだ、ダイコンだ、とれたての特産高原野菜がとっても安く、即売されていました。
川内に伝わる郷土料理の『けいらん』や、手づくりの棒パンなども味わえました。
メインは黒毛和種の牛肉を使ったバーベキュー。会場のあちこちでジュージュー焼いてました。
すごく美味しそう。見ているだけでお腹いっぱいになりました。
2008/10/9 21:50
苦節10年で 川内にて
むつ市川内町のブドウ畑では、ワイン用ブドウの収穫が始まりました。丘陵地に広がる7000平方メートルの畑に立つとさわやかな香りが漂います。
収穫されているのは、うっすらと赤紫がかった色の皮をしているブドウの「シェーンベルガー」。これでも赤ワインではなく、実は白ワイン用なんです。
有機肥料を使い、農薬を減らして、1本の枝につける実は1房に絞った、最高のブドウ。ここまで来るには苦節10年がかかりました。
リゾート開発用だった土地の活用に『ワイン生産』をと決めた会社が、1999年に地元出身の50歳代の男性社員に試験栽培を任せます。全くの農業素人だったこの社員がただ一人、ブドウの栽培を一から調べて学び、病気や虫、積雪にウサギやアナグマ、そして日照不足、寒さを一つ一つ克服して、川内に適した品種を探しながら、ここまで収量を増やしてきました。
去年になって、念願の醸造所が川内にできて、ようやく生産から醸造まで地元で一貫して行われるようになりました。そして、このシェーンベルガーを使った、辛口白ワイン『サラア』が初参加の国産ワインコンクールで見事、銅賞に輝きます。特有の青リンゴのような爽やかな香りと花の蜜の風味が調和した、飲みやすい一品に仕上がりました。
きょうは雨を避けるようにして行われている収穫作業。来年の春の仕上がりを目指し、地元の下北ブランドになる、立派なワインになってほしいと願います。
2008/10/5 18:47
中川五郎治 川内にて
中川五郎治をご存知ですか?
日本で最初に『種痘』いわゆる予防接種を行った川内出身の男性です。いまから200年以上昔の江戸時代、仕事先の択捉島でロシア人に捕らえられた末に、連れて行かれたシベリアで偶然、書物から『種痘法』を身につけました。帰国後に伝染病の「天然痘」にかからないように予防接種を行ったことから、たくさんの人の命が救われました。
五郎治の功績を伝え残そうと、川内町では生誕記念碑・生家跡の柱を立ててPRに務めてきましたが、朽ちて荒れ果てていた先祖の墓がようやく先日、史跡として整備されました。こんな人物が古く昔にここ川内に生まれたという、証しがいつまでもたくさんの地元の人たちの心に残ることを願います。特に、子どもたちの夢に何か一つ残してくれたらと思いました。
2008/9/13 23:19
川内まつり 川内にて
むつ市川内町の川内まつりを見てきました。八幡宮例大祭の秋祭りです。
夕方5時、各町内から出陣してきた祭り行列が
八幡宮に向かって集まってきました。
先頭は御神体を納めたみこし、そして神楽や稚児行列などが続き、
大黒様などを乗せた5台の華麗な山車が
威勢のよい掛け声とともにぶつかるくらいの荒々しい場面も見せながら
交差点を勢いよく進んでいきます。
山車としては、田名部まつりの山車よりも一回りも大きく、
県内随一の大きさを誇るとのこと。
その勇壮さとスケールの大きさには驚きました。
2008/8/17 23:58
サルと高原野菜 川内にて
川内地区にある野平高原は
レタスやダイコンといった高原野菜の産地。
ここで初めてサルの被害が確認されたというのです。
佐井から山を上がって高原に入り込んだサルに
ダイコンを食べられてしまったと。
広い野平高原では畑の土壌を良くしようと
畑を順番に1年1年変えて作付けしているんだそうで、
サル被害に効果的な電気柵を張り巡らせるには
高原全体に作らなければならず、難しいとのこと。
サルの被害対策をどうしようか、頭を悩ませています。
2008/8/15 21:37
ヤマメつかみ取り 川内にて
川内川でもきのう恒例のヤマメつかみ取り。
雨が降ったので、いつもより参加者は減ったものの
それでも600人近い人が川につめかけましたよ。
2万匹のヤマメは逃げ足がはやいはやい。
雨の影響で濁りもあって、姿が一瞬見えても追いかけるのは
なかなか難しいものでした。
それでも何十匹と捕まえた人たちもたくさんいて
みんな釣果に満足していましたよ。
