2008/12/3  6:19

起きていることはすべて正しい  

・「起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術」
著者:勝間和代
出版:ダイヤモンド社
クリックすると元のサイズで表示します

ビジネス書で破竹の勢いの勝間和代氏、最新作。
別に「カツマー」のつもりはないんだけど、買っちゃうんだよねぇ(笑)。

<勝間和代が、本格的に書き下ろした、初の自己啓発本!>(帯)

へ?
今ままでの本は「自己啓発本」じゃなかったの?
・・・と思ったけど、読んで納得。
今までの「年収10倍」シリーズや「グーグル化」の本なんかでは、確かに自己改革に通じるスキルについて具体的かつ詳細に紹介してくれていたんだけど、メンタル面についてはあまり突っ込んでおらず、体系的にも語られてなかった。
その点を中心に体系的にまとめたものが本書・・・という位置づけなんじゃないかな?
そういう意味では感触的には作者が訳した「史上最強の人生戦略マニュアル」に近いものがあった。

まあでも勝間さんですから(笑)。
メンタルな話を概念的に論じるだけじゃなくて、チャンと「実行」につなげれるような具体的なステップ・技術に落とし込んで話をしてくれます。
ここら辺を書き始めると終わらないくらいのテンコ盛りの内容。
でも読んでいて消化不良を起こす感じがないのは、作者の整理がキチンとされているからだろうと思う。
項目だけ並べると、

<1.脳内フレーム120%活用法ー顕在意識だけでなく、潜在意識を最大限に活かす技術
2.即断即決法ー多種の情報から必要な物を選び出し、決断に至る技術
3.パーソナル資産増強法ー身近な経験、技術などのパーソナル資産を組み合わせ、使いこなす技術
4.勝間式人間関係の兵法ー周りの人と協調、尊敬、調和し、自分の力を倍増させる技術>(P.3)

これらを向上させることで「メンタル筋力」を向上させ、「運を実力に変えていく」・・・と。
ま、一言で言うと、「『勝間和代』の作り方」って感じですか?(笑)

そういう意味では本書は勝間本の集大成的なものであり、入門書ともなりえるのかもしれない。
でも多分、この本が最初に出版されたら、今みたいな「勝間ブーム」は起きなかったろうな。
まずは技術的なところから紹介して、そこから「勝間和代」というキャラクターを浸透させ、社会的な認知が出来た時点で、そのキャラクターを支えている「土台」的な部分を打ち出す。
どこまで意識的なのかは分かんないけど(でも多分、相当意識的なんでしょう(笑))、この流れはナカナカ戦略的だと思うよ。

<こういった幸運を呼び込む力は、決して「勝間和代だけができた」「勝間和代だからできた」のではありません。ほんのちょっとした考え方の違い、習慣の違いであり、また、技術の違いで誰もができることだと確信しています。>(P.325)

道筋は示してくれた。
従ってあとは「やるだけ」
・・・なんだけどね(苦笑)。
そこが一番・・・。

でも本書を読むことで何か一つでも考え方を変え、一歩でも進めば、それはそれでいいのかもしれないな。
・・・なんて言うのは消極的過ぎますかね(笑)。

2008/12/2  22:29

・・・と思ってたら、もう移行完了。  雑感

移行のボタンを押してみたら、早々に移行が出来てしまっていた(苦笑)。
AOLの方に入ったら、コッチに飛んでくるようになってるようなので、え〜ご覧の皆さんは、コチラにリンクを貼り直すようにお願いいたします(笑)。


2008/12/2  22:09

AOLの「AOL DIALY」終了  雑感

「そのうち、こーいうことになんじゃないか」と怖れてたんだけど・・・。
来年の1月末でAOLのブログ機能が終了するとの通知。
「aol.com」のシンプルさが気に入ってたんだけど、そろそろ撤退時かもナァ。

まあ取り敢えずは移行措置があるようなんで、そっちに移って様子を見てみようかと思っております。
(基本的には友人関係・会社関係にしかオープンにしてないから、影響はそうないだろうしね)
「引越し」したら、報告します。

2008/12/1  21:22

七転八倒で、ヘトヘト。  雑感

昨日の夜から襲ってきた胃痛と下痢が今日いっぱい続いて、グッタリ・・・。
一時間ほどの通勤電車は、往復ともに3回降りて、トイレに駆け込む有様。
会社でも、ズッとキリキリで、食事もとれず、結局4時過ぎに早退させてもらった。

特段、あたるようなモノは食べてないから、風邪から来る胃炎かなんかかなぁ。
何とか明日には復調して欲しいもんだ。
・・・と、今日は早寝。

2008/11/30  22:20

すべての経済はバブルに通じる  

著者:小幡績
出版:光文社新書
クリックすると元のサイズで表示します

21世紀の経済を「キャンサーキャピタリズム=癌化した資本主義」と定義し、その内容を具体的に指摘・解説した作品。
前半では「バブル」に関する解説、特に現在の「バブル」が歴史上の「バブル」と異なり、「リスクテイクバブル」である点を解説。
続いて、07年2月の「上海発世界同時株安」、07年7月からの「サブプライムショック」、08年3月の「世界同時暴落スパイラル」の流れを追って、その「バブル崩壊」の過程を明らかにした後、「バブルの本質」について解説する構成になっている。

非常に論理的で頭に入りやすい内容になっている一方で、07年2月から08年3月までの「バブル崩壊」過程を追いかける下りは、ドラマチックでスリリングな記述となっており、(僕は投資運用はしてないんだけど)結構ヒリヒリする感じがあった。
そういう意味では「読み物」としても、イイ出来なんじゃないかと思うね。

「キャンサーキャピタリズム」というのは言ってみれば「ねずみ講」(笑)。
「最後のヤツがババを掴む」。
但し金融資本が溢れかえった現在においては、運用者は出資者とは別に存在しており(「資本と頭脳の分離」)、それ故に運用者はライバルよりも高い運用実績を求められ、結果としてチキンレースに最後まで参加せざるを得ない。(従って「投資のプロはバブルに近づかない」のではなく、「投資のプロだからこそバブルに乗る」ということになる)
一連のバブル崩壊過程を見る中で、作者のこの主張への納得感は高い。
多くのヘッジファンドが破滅していったのはそれ故であろう。

本書の初版は「08年8月」。
従ってそのあと(08年9月)に世界経済を襲った「リーマンショック」以降の「世界金融不安」については本書は(当たり前のことながら)触れていない。
(ちなみに「世界同時暴落スパイラル」は「日経平均1万2千円強」で締められる。それが今や「8000円」前後だからねぇ)

<今回のリスクテイクバブル崩壊は、」まだ、第一次崩壊過程と思われ、今後、幾度となく、キャンサーキャピタリズムは発祥し、リスクテイクバブルは繰り返され、さらに別の形のバブルやそれ以外の発症があるであろう。
 キャンサーキャピタリズムの完治はいつか。それは意外と遠いようで近い気もする。しかし、それまでには、これまで以上の激痛と悶絶を経なければならないだろう。少なくとも、その覚悟だけは、我々は今からしておかなければならない。>(P.244)

果たして作者はこの事態を想定していたのか否か?
いずれにしても、この作者のクレバーな視点で、08年9月以降の「更なるバブル崩壊」の過程をトレースして欲しいナ・・・と思わせる一冊です。
(投資すんのが怖くなるけどね)

2008/11/29  22:34

アッパラパーなドンパチ映画  映画

印象としては「シン・シティ」に似たところがある。
良く言えば個性的、悪く言えばエキセントリックでマンガチックな登場人物たちに、「これでもか」って言うくらい飛び交う銃弾。
な〜んも考えないで、90分間ジェットコースターに乗ることができる。
まあ好きな人は好きだけど、ダメな人は全くダメだろうなぁ。
(僕はワリと乗ったほう。根が俗悪なモンで(笑))。
クリックすると元のサイズで表示します
  シューテム・アップ

チョコっと「銃規制」に関する言及があって、ここら辺に思想性があるのかもしれないけど、作品のノリから考えると、それ自体が「冗談」なのかも・・・。
まああんまりそんなこと考えないで観た方がいいだろうね、コレは。

モニカ・ベルッチが相変わらずの別嬪さんぶりを見せてくれる。
個人的にはそれだけでも「OK」(笑)。

2008/11/28  6:27

残り97%の脳の使い方  

・「残り97%の脳の使い方 人生を思い通りにする!『脳と心』を洗う2つの方法」
著者:苫米地英人
出版:フォレスト出版
クリックすると元のサイズで表示します

題名だけ読むと「脳力アップのためのトレーニング本」みたいな感じだけど、内容としては脳科学と心理学に基づいた「目標達成法」の本。
「周りの人を味方につけ、無意識的に目標達成する方法」(帯より)というのがテーマで、そのために、
「他人を動かす技術」
「目標を達成する技術」
の二つの技術を解説している。

作者はオウム真理教信者の脱洗脳にもかかわった「洗脳」のプロらしく(沢山著作もあるようだけど、不勉強にも、知りませんでした)、「他人を動かす技術」は、一歩間違うと「洗脳」にも繋がるようなトコロも垣間見せてくれる。
まあ読んだからすぐに出来るってモンでもないけど、「人間関係における主導権の握り方」という視点から考えると、結構参考になるところもあるかな。
読んでて頷けるところも少なくなかったよ。

「目標を達成する技術」のほうは、時間管理や目標管理のような勝間流・ハックス的スキルじゃなくて、「精神状態の持って行き方」「心の持ちよう」みたいな面での「技術」を解説している。
言っちゃえば、
「目標を高く持とう!」
「ポジティブに考えよう!」
ってことなんだけど(笑)、それを機能的に分析し、論理立てを行ったうえで、具体的な方法を提示しているところがミソかな。
納得感はあった。

まあまとめてみると「洗脳技術を使った自己暗示手法による目標達成術」ってことかもしんない。
なんかそう言うと「危ない」って気配がしないでもないけど(笑)、「自己啓発」に「自己暗示」を使うって言うのは、基本っちゃあ基本だからね。
そういう意味ではかなり整理されているレベルの高い作品と言えるんじゃないかと。

2008/11/27  22:13

喉、ガラガラ  雑感

子供たちのところで醸成・濃縮された風邪ウイルスに襲われ、喉はガラガラだわ、鼻水ジュルジュルだわ・・・。
加えて飲み会続きで、結構ヘトヘト。

明日もあるんだよなぁ。
何とか乗り切って、休みに突入せんと。

2008/11/25  22:31

クルマは家電量販店で買え!  

・「クルマは家電量販店で買え! 価格と生活の経済学」
著者:吉本佳生
出版:ダイヤモンド社
クリックすると元のサイズで表示します

「取引コスト」という概念から、日常生活における取引の経済学的側面を論じた快作「スタバではグランデを買え!」の著者の続編。

<裁定の考え方を中心にして、身近な商品やサービスの価格について説明しようと試みたのが、『スタバではグランデを買え!』と本書です。
金融の世界ではさほど気にしなくてもいい取引コストですが、生活の中の買い物では重要な意味を持ちますから、「取引コスト」にウエイトを置いて書いたのが『スタバではグランデを買え!』で、それよりも「裁定」にウエイトを置いて書いたのが、本書となります。>(おわりに P.280)

と言うことで、本書でも第一章で「取引コスト」の「復習」があるんだけど、メインは「裁定」。
その内容が「大学の授業料」や「taspo」、更には「排出権取引」にまで広がり、社会的な提言にまで及んでるあたりが、本書の面白みだろう。
前作も興味深い作品であったが、本書のほうがより刺激的な内容だと思う。

<2009年4月から数年名、大学教員を辞めて、本の執筆に専念するつもりです。>(P.11)

なんて書いてるけど、「大学の授業料」のところで書いてるようなことを主張して、大学に居られなくなっちゃったんじゃないかね(笑)。
(かなり説得力のある話だったけど)

本書では僕が勤めている会社の業界に触れている部分もあって、かなり辛辣な批判をされている。
個人的には「一理あるな」っていうのが感想。(会社には別の言い分があるかも)
「縮小する市場での競争」とか、「シェアと値下げ」の話なんかは、現在の業界を考える上でも参考になる話だった。

そういう意味で、「社会的提言」という面からも、「自分自身の仕事」という面からも、参考になるところの少なくない一冊だったね。
読み物としても面白いヨ。

2008/11/24  7:10

誰もがいつかは・・・。  映画

「余命行くばくもない男二人が旅に」
となると傑作ドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を思い出すんだけど、あれとはまた味わいの違う佳作だった。
ロブ・ライナー監督、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演
面子の名に恥じない出来ってトコかな?(笑)
クリックすると元のサイズで表示します

基本的には台詞と演技で見せる映画。
世界一周のシーンも、ロケじゃないよね、あれは(笑)。
でもそれこそが名優二人にはズッポリはまるわけだ。
「クサいかなぁ」
と思いつつも、結構見入っちゃいました。

オイしい役どころは「秘書」。
彼のオチも効いてて、気持ちよく観終わることができたな。



Copyright (C) GMO Tea Cup Communication, Inc. All Rights Reserved.