2008/6/30 4:13
Blackmore’s Night in 東欧(後編) 音楽
(写真:インターネットでの拾い物。ちょっと前の写真かな)
オープニングは「Cartouche」と思わせるリズムだが、知らない曲だ。6月末に出る新譜からで「Locked in the Crystal Ball」という曲だそうだ。
そして二曲目には「Queen for a Day」だがいきなり背筋がゾクッとした。これは昨年居なかったバイオリニストのGypsy Rose(もちろん芸名!)が新規に参入したため、より哀愁を満ちた感じになってすばらしい雰囲気。以前のバイオリニストTudor Rose(これも芸名)の弾き方はもっと荒っぽくて、ストリートバンド的な良さを出していたが、今回はよりクラシカルな正統派で、寂しい感じの曲にはピッタリだ。後半の「Ghost of a Rose」でもバイオリンの良さが際立った。彼女がコーラスも兼任だが、長く在籍した双子コーラスのSisters of the Moonが居なくなってしまったのはちょっと寂しい気がする。
盛り上がるのはやはりみんなで歌う「Under the Violet Moon」「Home Again」だ。もうお約束なのだが、「Hey!」とこぶしを挙げて乗ってしまう私は単純か。初めての人も多いのか、あまり掛け声のところをわかっている人が少ないようだ。このあたりはドイツの方がコアなファンが多い。
Joan Baezのカバー曲で私の好きな「Diamond and Rust」、パープルの「Soldier of Fortune」、Blackmore’s Nightの「I Still Remember」、「World of Stone」、「Renaissance Faire」。そして「Ariel」でいきなりエレキギターに持ち替え、大音量のイントロで盛り上げるのは昨年と同様だ。そのまま「Lorelay」でも激しくエレキを弾くリッチー。このあたりで観客がステージ前にせり出してきたので私もステージ前にスタンディング。そして「Clock Ticks on」で一旦終了。
アンコールはアコギでしっとり行くのかと思いきや、エレキでレインボー時代の「Difficult to Cure」。ウォー!そして「St. Teresa」に流れるメドレーだ。次はなんとパープルの「Smoke on the Water」を演奏!この日のリッチーはエレキを弾きたがっており、運指も冴えていた。ロックファンなら誰でも知っているこの「4度コード」を私のわずか5m前に居る御大リッチーがアップピッキングで弾いている。これは無形文化財として推挙したいくらいだ。しかもソロはリッチーの手癖満載である!ファンならこれで興奮しないわけはない。ウキャー!
リッチーが弾くフレーズをギター少年のように見入りながら、ふと妙な感覚にとらわれた。私はエレキを弾くリッチーも観たいが、アコースティックなBlackmore’s Nightというバンドも愛している。リッチーがエレキでガッツリ引く姿を見て嬉しい反面、バイオリニストやボーカルのキャンディスはハードな曲では死んでしまい、バンドとしてはちょっと乱れてしまっている。と、そんなことを考えていたら、次の曲もパープルの名曲「Black Night」だ!ああ、信じられない!!!「♪オーオオ、オーオオ、オーオオ、オオオ、オオ!オオ!」の大合唱!
ハードロックバンドと化していたBlackmore’s Nightはいつの間にかベーシストが歌っていた。まあ、今日はこれでいいか。リッチーがエゴ丸出しのギタリストとなりうることを再確認した日だった。そして最後までエレキで「All for One」を弾いて閉めた。
もしかしたらリッチーもBlackmore's Nightを10年以上やって飽きてきたかな?そうであれば一時的でもいいからDioやJoe Lynn TurnerとRainbow再結成してくれないかな?「Still I’m Sad」「Long Live Rock’n Roll」「Kill the King」「Spotlight Kid」「Death Alley Driver」「Street of Dreams」「Fire Dance」などなどレインボーで聴きたい曲はたくさんある。
と、最後に思わずお宝が。ローディーが最前列の客にピックを配ってくれたのだが、手を伸ばしたら運良く一枚ゲット!未使用のものだし、リッチーがこのタイプのピックを使っているかどうかもわからないが、とてもよい記念になった。何回も通っているとこういうことがある。
(写真:接写機能のない古いデジカメなのでピンボケご容赦。表はFender社、裏はBlackmore's Nightのロゴが入っている)
これまで見たBlackmore’s Nightの中でもリッチーのエレキを堪能できた、という意味では最高のパフォーマンスだった(Blackmore’s Night in 東欧「終わり」)。
(写真:今回、写真撮影が厳禁だったので、最後にステージのみ一枚パチリ)
2008/6/28 23:28
Blackmore’s Night in 東欧 音楽
(写真:ブラックモアズナイトのプロモフォト。www.blackmoresnight.comより)
昨年は3公演観たBlackmore’s Nightであるが、今年も欧州ツアーを行っている。今年はたまたま私の住む田舎の隣町まで来てくれる、ということで、東欧某国に来てすぐにチケットを予約しておいた。平日は仕事上難しいが、6月22日と日曜日だったので、確実に計算することができた。しかも翌日ビザ申請でスロバキアに行く用事があったため、社用車を拝借することができ、レンタカー代が浮いた。私は大変運がいい。これもきっと日頃の行いがよいせいだろう(笑)。
Blackmore’s Nightは6月末に新アルバム「Secret Voyage」を発表する予定なのだが、その前の最終公演である。この後バンドは2ヶ月半ツアーを休み、9月にドイツ公演を行う予定。
ドイツの古城公演と同様に非常にこじんまりした会場で座席指定はない。夜8時開演とのことで40分程前に到着したが、既に席は埋まっている。まあ、開演前にササッと前のほうに立ち席すればいいと思っていたので、ビールを飲んで一息。私の住む町にはベトナム人が多いが、この会場にはアジア人どころか、外国人はほとんど居ない様子。中心部ならともかく、車がなければ絶対に来られない不便な場所なので、無理もないか。
Blackmore ProductionのCarole Stevensが出てきて、「開場は早かったけどブラックモアズナイトは9時頃登場します」とわざわざアナウンス。英語がわかる客は少数なので、東欧現地語でもアナウンス。まあ、8時開演といって前座が登場し、9時に本命バンドが登場する、というのはよくあるパターンなので、「何でわざわざアナウンスするのかな」とも思った。もしかしてお茶目なブラックモアがまだ会場入りしていない、とか???
(写真:右のおばさんがマネージャーのCarole Stevens)
「そんじゃ、時間をつぶすか」ということで炭火焼ソーセージを求める長蛇の列に並んでいると前座バンドが登場。彼らの演奏を聴きながら、ソーセージにかぶりつき、ビールをもう一杯。そして9時過ぎになってスーッと舞台右手に近づくと、なんと前から二列目に空きがあり、すばらしい席をゲット。
そして夜9時20分頃、Blackmore’s Nightが登場!(続く)
2008/6/23 0:32
カーナビ 自動車
(写真:Mio Moov 200)
日本ではカーナビは車に装備されるのが普通になっているが、海外では未だにぜいたく品で、外付けするのが一般的だ。
私の住む田舎町には空港がないので、プライベートで遊びにいく場合にはレンタカーを借りる可能性が高いし、仕事でも今後工場へ営業しに行くことになり、社用車を貸してくれることになったため、一台あれば便利だろう、とカーナビを購入。台湾企業MioのMoov200というモデルで、日本円換算で約38,000円也。東欧だけでなく、欧州すべてのエリアをカバーしているため、アイルランド、ポルトガル、フィンランド、リトアニア、ギリシャ、さらにはトルコに行ってもこの一台で事足りる。
早速自宅と職場の住所を入れて使用してみるが、うーん・・・。微妙に目的地がずれているのが気になる。やはり数万円追加して老舗のTomTomかGarminにすればよかったか。
今晩は隣町に遊びに行くし、月曜日はスロバキアに行くので若干不安だが、まあ、大体あっていればなんとかなるかな。
2008/6/21 16:02
ようやくビザ申請 東欧生活
東欧某国に来てもうすぐ3ヶ月になる。現在は3ヶ月間のビザ無し滞在をしているが、この期間内にビザ申請をしないと少なくとも3ヶ月間は国外に出なければならない。しかしビザ申請に至るまでには多くの書類&プロセスが必要だ。
- 戸籍謄本(日本でのみ取得可能)
- 最終学歴の学位(成績)証明書(労働許可申請に必要)
- 東欧某国における住居証明書(アパートの契約書&証明書フォーマット)
- 出生証明書(戸籍謄本を元に日本領事館で取得)
- 東欧某国における無犯罪証明書(上記出生証明書を元に最高裁判所で取得)
- 健康診断書(労働許可申請に必要。東欧の病院で取得。1ヶ月間のみ有効)
- 労働許可証あるいは受理された申請書(一度労働局にて募集を行い「候補者が居ない」という状況を経た後、ビザサポートする企業がある人物を推薦する、というプロセス)
今次ようやく労働許可について私の書類が受理されたので、ビザ申請ができることとなった。国外の領事館で申請しなければならないので、候補地はドイツ、イギリス、アイルランドなどがあったが、何のご縁か、以前観光したスロバキアの首都ブラティスラバの某国領事館にてアポが取れた。6月23日(月)社用車を借りて一日がかりで申請予定。何もトラブルがなければよいが。
あー、しんど。北欧某国のビザなんて申請書類と、会社との雇用契約のみで取れたんですけどね。
- 戸籍謄本(日本でのみ取得可能)
- 最終学歴の学位(成績)証明書(労働許可申請に必要)
- 東欧某国における住居証明書(アパートの契約書&証明書フォーマット)
- 出生証明書(戸籍謄本を元に日本領事館で取得)
- 東欧某国における無犯罪証明書(上記出生証明書を元に最高裁判所で取得)
- 健康診断書(労働許可申請に必要。東欧の病院で取得。1ヶ月間のみ有効)
- 労働許可証あるいは受理された申請書(一度労働局にて募集を行い「候補者が居ない」という状況を経た後、ビザサポートする企業がある人物を推薦する、というプロセス)
今次ようやく労働許可について私の書類が受理されたので、ビザ申請ができることとなった。国外の領事館で申請しなければならないので、候補地はドイツ、イギリス、アイルランドなどがあったが、何のご縁か、以前観光したスロバキアの首都ブラティスラバの某国領事館にてアポが取れた。6月23日(月)社用車を借りて一日がかりで申請予定。何もトラブルがなければよいが。
あー、しんど。北欧某国のビザなんて申請書類と、会社との雇用契約のみで取れたんですけどね。
2008/6/10 8:34
掃除当番 東欧生活
私のアパートでは持ち回りで共用エリアの掃除をしなければならない。東欧某都市の中では比較的高級な部類に入るのだが、このあたりは共産主義の名残だろうか。
共用エリアとは自分のフロア、及びその下の階段だが、各階にある3部屋の住人で順番に毎週掃除することとなる。実はこの文言は契約書に記載されていたのだが、オーナー夫人も「みんな掃除していないから、あまり気にしなくて良い」ということで4月末の入居以来、本当に気にしていなかった。
ところが先日6月8日(日)、買い物に出ようとドアを開けると、たまたま同じタイミングで向かいの住人もドアを開けた。挨拶したら、べらべらと話しかけてきて、壁にある古い当番表に「3」と私の部屋番号が記載してあり、回転させて、「1」と見せる。英語は一言も通じないおばさんだが、感覚的に「ずっとあなたのところで止まっているから、掃除して回転しなさい」と言っている、と理解した。私はボディーランゲージで「今日私が掃除しますよ」と意思表示をしてその場は終わった。
その後、実際に1階フロア部分と地下までの階段部分をほうきで掃除し、郵便受けそばにある広告を捨てる箱まできれいにしたうえで、当番表を「1」にしておいた。それにしても掃除当番とは非常に懐かしい感覚である。アメリカや北欧のアパートではこのような制度はなく、私はなぜか高校でも掃除をした記憶がない(忘れているだけかな?)ので、掃除当番は中学生以来、19年ぶりではないか。
しばらくして買い物から戻ってくると、「1」にしたはずの当番表が、私の部屋番号「3」になっている。「ああ、もしかして週末に変えるとその週はその番号の人が担当、ということになってしまうのかな」と思い、週末が終わる日曜夜になって再度「1」に変えておいた。
ところが月曜日仕事を終えて帰宅すると、やはり掃除当番は「3」と戻してある。これはあのババア、いやおばさんの以下の何れかの意思表示に違いない。
1)お前の掃除のレベルが低いからやり直しだよ。
2)5月に入居して一月以上一度も掃除してなかったから、何回か連続でやってもらうよ。
3)(私が掃除せずに回転したと勘違いし)まだ掃除していないのに、ズルして当番表だけ回せばいいってもんじゃないよ。
何ならメモ書きでもしてくれりゃあいいが、意図がわからないまま再度「1」にしても喧嘩になりそうなので、とりあえず当番表は「3」のままにしておいた。「2」にすればいいかというと、そういうことであれば「1」の住人は「2」にしておけばいいはずなので、やはり上記選択肢の何れかだと思う。
今週末は水ぶきで徹底した掃除にし、再度「1」にしてやろうと思う。
共用エリアとは自分のフロア、及びその下の階段だが、各階にある3部屋の住人で順番に毎週掃除することとなる。実はこの文言は契約書に記載されていたのだが、オーナー夫人も「みんな掃除していないから、あまり気にしなくて良い」ということで4月末の入居以来、本当に気にしていなかった。
ところが先日6月8日(日)、買い物に出ようとドアを開けると、たまたま同じタイミングで向かいの住人もドアを開けた。挨拶したら、べらべらと話しかけてきて、壁にある古い当番表に「3」と私の部屋番号が記載してあり、回転させて、「1」と見せる。英語は一言も通じないおばさんだが、感覚的に「ずっとあなたのところで止まっているから、掃除して回転しなさい」と言っている、と理解した。私はボディーランゲージで「今日私が掃除しますよ」と意思表示をしてその場は終わった。
その後、実際に1階フロア部分と地下までの階段部分をほうきで掃除し、郵便受けそばにある広告を捨てる箱まできれいにしたうえで、当番表を「1」にしておいた。それにしても掃除当番とは非常に懐かしい感覚である。アメリカや北欧のアパートではこのような制度はなく、私はなぜか高校でも掃除をした記憶がない(忘れているだけかな?)ので、掃除当番は中学生以来、19年ぶりではないか。
しばらくして買い物から戻ってくると、「1」にしたはずの当番表が、私の部屋番号「3」になっている。「ああ、もしかして週末に変えるとその週はその番号の人が担当、ということになってしまうのかな」と思い、週末が終わる日曜夜になって再度「1」に変えておいた。
ところが月曜日仕事を終えて帰宅すると、やはり掃除当番は「3」と戻してある。これはあのババア、いやおばさんの以下の何れかの意思表示に違いない。
1)お前の掃除のレベルが低いからやり直しだよ。
2)5月に入居して一月以上一度も掃除してなかったから、何回か連続でやってもらうよ。
3)(私が掃除せずに回転したと勘違いし)まだ掃除していないのに、ズルして当番表だけ回せばいいってもんじゃないよ。
何ならメモ書きでもしてくれりゃあいいが、意図がわからないまま再度「1」にしても喧嘩になりそうなので、とりあえず当番表は「3」のままにしておいた。「2」にすればいいかというと、そういうことであれば「1」の住人は「2」にしておけばいいはずなので、やはり上記選択肢の何れかだと思う。
今週末は水ぶきで徹底した掃除にし、再度「1」にしてやろうと思う。
2008/6/8 15:28
サッカー欧州選手権 スイスvsチェコ スポーツ
(写真:この試合でゴールを決めたチェコのスヴェルコシュ)
私はそれほどサッカーファンではないが、欧州選手権のこの開幕カードを6/7(土)スポーツバーで観戦。
守備的なスイスと、右サイドからの単調な攻めのチェコ。互いに決定打を欠いたが、チェコがゴール!個人的にはオフサイドと思ったが・・・。結局チェコが1-0で勝ったが、正直イマイチなゲームだった。
まあ4年に一度の欧州サッカーのお祭り。ビールを飲みつつ、みんなでワイワイいいながら観戦するのがよい。
2008/6/3 8:50
床屋 東欧生活
東欧某国に来て早二ヶ月。床屋には既に二度行ったが、「ところ変われば床屋も変わる」。あくまでも私が行った床屋での話だが、各国の床屋比較をすると下記のとおり。
日本:価格2,500〜3,500円。シャンプーは込みで散髪後のみ。髭剃り付き。
アメリカ:価格13〜20ドル。シャンプーは4〜5ドルの別料金で散髪前、後どちらでも可。
北欧某国:価格20〜25ユーロ。シャンプーは込みで散髪前のみ。
東欧某国:日本円換算約1,000円。シャンプーは込みで散髪前後に一度ずつ。
やっぱり散髪後にシャンプーしないと髪がボロボロ落ちてきて不快なので、アメリカや北欧ではすぐに自宅に帰り、シャワーを浴びるようにしていた。よって散髪後にシャンプーしてくれる東欧某国ではある意味日本で散髪するような感覚。その後に買い物などの用事を済ませたいときに便利だ。
とはいっても私は2002年から日本でもシャンプーなし、髭剃りなしの1,000円床屋を利用しているので、床屋で髪を切った後にシャンプーしてもらうのは実に6年振り(!)である。
日本:価格2,500〜3,500円。シャンプーは込みで散髪後のみ。髭剃り付き。
アメリカ:価格13〜20ドル。シャンプーは4〜5ドルの別料金で散髪前、後どちらでも可。
北欧某国:価格20〜25ユーロ。シャンプーは込みで散髪前のみ。
東欧某国:日本円換算約1,000円。シャンプーは込みで散髪前後に一度ずつ。
やっぱり散髪後にシャンプーしないと髪がボロボロ落ちてきて不快なので、アメリカや北欧ではすぐに自宅に帰り、シャワーを浴びるようにしていた。よって散髪後にシャンプーしてくれる東欧某国ではある意味日本で散髪するような感覚。その後に買い物などの用事を済ませたいときに便利だ。
とはいっても私は2002年から日本でもシャンプーなし、髭剃りなしの1,000円床屋を利用しているので、床屋で髪を切った後にシャンプーしてもらうのは実に6年振り(!)である。
2008/6/1 18:24
Mulholland Drive 映画
2001年のDavid Lynch監督によるミステリー作品。いつものごとく東欧のスーパーで320円程で購入したが、とても面白かった。
シュールレアリズムなので現実と夢のシーンが錯綜し、理解できない部分が存在するのも事実だが、強烈に物語に引き込まれ、あっという間に2時間半が終了。特に主演のNaomi Wattsが後半迫力のある演技で好演。お勧めの1本。
