2008/10/4 17:50
悪い奴ほど良く眠る 映画
(写真:「悪い奴ほど良く眠る」(左)「野良犬」(右)の東欧某国版パッケージ)
海外で評価の高い日本映画といえば、黒澤明、北野武、そして宮崎駿各監督の作品である。その中でも特に黒澤明は評価が高く、売られているDVDでは黒澤作品が目に付く。
先日大型スーパーで黒澤映画の「悪い奴ほど良く眠る(1960)」そして「野良犬(1949)」のDVDが一本700円ほどで売られていたので購入。以前買った「七人の侍」が大変面白かったので、期待して観た。
さて今回、二本とも面白かったが、特に「悪い奴ほど良く眠る」が面白かった。シェークスピアの「ハムレット」をベースにした物語、冒頭の結婚式のシーンが贈収賄事件の渦中で報道陣に睨まれながらギクシャクした形で進むのも面白い。ちなみにこのシーンは私が好きな「ゴッドファーザー」の冒頭の結婚式シーンと似ており、監督のコッポラが黒澤をリスペクトして撮ったと思われる。
メインキャストは三船敏郎、志村喬、宮口精二など「七人の侍」とダブるが、今回は一般人の設定なのでそれほど気にならない。またテレビシリーズ「水戸黄門」で水戸光圀を演じた西村晃が、贈収賄を徐々に暴露され、狼狽していく課長を好演し印象的。三橋達也も妹思いの放蕩息子を好演している。それ以外にも記者の端役として児玉清、検事役の笠智衆、暗殺者役の田中邦衛、未亡人役の菅井きん、など豪華キャストなのも楽しい。
いやー、映画って本当にいいもんですね(←パクリです)。今日も買い物ついでに映画探しにいってこよう。
