2005/7/29 1:12
豚になる日 分類なし

息苦しい濃霧を抜けた先には、静かに光る宝があった。
酒にごちそう、大輪の花と薬湯と。
『大金をはたいても、豚にはなれない』という名言が残された。
明日、また立ち込める濃霧の中に向かう僕は、それが幻なんかではないことを知っている。
2005/7/27 1:32
F.O 分類なし
生きる事を他人に否定されようが、その権利は失われるものではない。わかってる。
ただ、望まれていないという事実は、あるんだと思う。
そういえば、何億光年の時を越えて届いていた星の瞬きが、一つ消えたような。だれも気付かないけれど、僕の望遠鏡ではは見えなくなった。
無限に広がる星空も、ただ一つの星を見失っただけで、穴だらけの黒布でしかなくなった。
少し疲れたので、それをかぶって、夢から覚めるまで眠りたいなあ。
ただ、望まれていないという事実は、あるんだと思う。
そういえば、何億光年の時を越えて届いていた星の瞬きが、一つ消えたような。だれも気付かないけれど、僕の望遠鏡ではは見えなくなった。
無限に広がる星空も、ただ一つの星を見失っただけで、穴だらけの黒布でしかなくなった。
少し疲れたので、それをかぶって、夢から覚めるまで眠りたいなあ。
2005/7/26 1:50
ネット、不通。 分類なし
直接的なコミュニケーションが断たれた。
更に仮想空間が閉ざされた。
より深く自分と向き合う。何もない事に気付く。
流れが止まれば、水も腐る。
塞き止めている原因に心当たりがあるのだが。
更に仮想空間が閉ざされた。
より深く自分と向き合う。何もない事に気付く。
流れが止まれば、水も腐る。
塞き止めている原因に心当たりがあるのだが。
2005/7/21 1:49
そこにある、遥か彼方。 分類なし
今のところ止まる気配のない、大きな砂時計に寄りかかって、
僕はいつの間にか眠りについていた。
誰かが操っているこの世界では個人としての存在は失われ、上手な歯車だけがなめらかに嗚咽にも似た音をたてて回り続けている。
その音圧はいやらしく鼓膜を舐めまわして、夢の中でさえも吐き気に襲われる。
車窓に映る自分の色が、流れる景色の色に塗りつぶされて消えていく毎日は、悲しみさえも感じさせないくらいにゆっくりと、確実に無色の人形として僕を仕立て上げていく。
その人形の思考回路に埋め込まれるメッセージ。
『色のついた人形を破壊せよ』
視界が霞み始めたものの、まだ全身にまわってはいないようだ。
おそらく、いつかの友人達が肩を叩ける距離にいた頃、カラダに入った免疫細胞のおかげなのだと思われる。
この現実の世界も、目を閉じて懐かしい人たちと再会する世界も、静かに流れる砂時計の存在だけは変わらないでそこにある。
向かう先は、前、なんだなあ、と、降りつづける砂のきらめきがそう思わせた。
眠り続けているのか、そうでないのか。
僕は、そう、まずはこの『現実』から目を覚まさなければならないだろうな。
2005/7/3 8:36
潮風、やさしく 分類なし
叫び、返さないやまびこに嘆き、
黙しては、喧騒を羨み、
この繰り返しが流させた涙は、
いつしか大きな海となり、
誰かに優しく吹く風となる。
大海原の真ん中で、今を生きる。
黙しては、喧騒を羨み、
この繰り返しが流させた涙は、
いつしか大きな海となり、
誰かに優しく吹く風となる。
大海原の真ん中で、今を生きる。
2005/7/2 1:56
会話と対話と、不思議の国のお話。 分類なし
『投げないそぶりはよくないな』
『投げてもいいけど、程ほどにしておけよ』
『投げるものは、こっちで決めておくから』
かすかなモールス信号を解読すると、なんとも頭を抱える内容だった。不思議の国の住人が何を考えているのかわからない。外界から来た者はほとんど残っていないのは、この謎に直面してしまったせいなのだろうか。
いずれにせよ、この暗号の存在は事実なのだからこの世界のルールとして認識するとして、ただしこのルールが及ぼす影響は、はるかに想像を越えた大ダメージになるとみて間違いないだろう。事実、自分のからだの鈍い音がそれを物語っている。
果たして、この世界でも行動可能であることが、タフなのか、それとも壊れたまま認識できていないのか。
カラスがついばもうとしているのは、もしや用無しの香りを漂わせた僕なのかもしれないな。
『投げてもいいけど、程ほどにしておけよ』
『投げるものは、こっちで決めておくから』
かすかなモールス信号を解読すると、なんとも頭を抱える内容だった。不思議の国の住人が何を考えているのかわからない。外界から来た者はほとんど残っていないのは、この謎に直面してしまったせいなのだろうか。
いずれにせよ、この暗号の存在は事実なのだからこの世界のルールとして認識するとして、ただしこのルールが及ぼす影響は、はるかに想像を越えた大ダメージになるとみて間違いないだろう。事実、自分のからだの鈍い音がそれを物語っている。
果たして、この世界でも行動可能であることが、タフなのか、それとも壊れたまま認識できていないのか。
カラスがついばもうとしているのは、もしや用無しの香りを漂わせた僕なのかもしれないな。
