2005/7/15  22:13

ミリオンダラー・ベイビー  映画

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ミリオンダラー・ベイビーは、アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞を取った作品。期待を裏切らない作品でした。クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンの演技もさることながら、ポール・ハギスの無駄のない脚本が見事です。

31歳のマギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)は、未だボクサーの卵。試合会場でトレーナーのフランキー・ダン(クリント・イーストウッド)を見つけたマギーはフランキーにトレーナーになってくれることを頼むが、断られる。フランキーはそろそろタイトルを狙えるウィリーのトレーナーをしていた。そのウィリーが引き抜かれた。

マギーはフランキーの経営する古ぼけたボクシングジムへ通いだす。ロクなボクサーのいないそのジムには、スクラップ(モーガン・フリーマン)という住み込みの雑役夫がいた。スクラップは、かつてボクサーであり、試合で片目を失うまでの2年間、フランキーと共に闘っていた。フランキーはトレーナーではなく、人間の身体や血管を熟知している凄腕のカットマン(止血役)だった。マギーはスクラップに半年分のジムの会費を払い、フランキーのジムでサンドバックを叩き続ける。

スクラップが貸した、フランキーのスピードバックで練習するマギー。フランキーは「俺がトレーナーだと誤解される」と苦言を言った。「プロを育てるには4年必要だ。31歳でバレリーナを志すか?」。13歳からウェイトレスをしながら、31歳の今までボクシングを続けてきたマギーには痛い言葉だった。

そして32歳の誕生日に貯めていたお金でスピードバックを買い、フランキーのジムで叩くマギー。「いくつになった」のフランキーの問いに、マギーの気持ちが溢れ出す。「32歳。また1年が過ぎた。13歳からウェイトレス。弟は刑務所。父は死に、母と妹は生活保護。でもこれが楽しいの。年だなんて言わないで」

フランキーの気持ちが揺らぐ。そしてマギーのトレーナーになることになる。

苦くせつないラブストーリーです。予想もしない結末へと向かっていきます。賛否両論あるかも知れませんが・・・。期待を裏切る事はないと思います。オススメです。

作品の中のいたるところにアイルランドが取り上げられています。緑のガウンも「モ・クシュラ」も。マギー・フィッツジェラルドは、名前からしてアイルランド系。アイルランド系の米大統領ジョン・F・ケネディのFはフィッツジェラルドなのです。そしてクリント・イーストウッドの本名は、クリントン・イーストウッド・ジュニア。クリントンはアイルランド系の名前です。生まれはアメリカでも、血はアイリッシュなのでしょう、たぶん。

2005/3/22  0:09

ローレライ  映画

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※映画「ローレライ」を今後見る予定のある方には読むことをオススメしません。思いっきりネタバレがあります。見るか見ないか迷っている方には参考になるかもしれませんが、迷っている場合は、やはり見ないことをオススメします。

「ローレライ」見てきました。行ったのはナビオ阪急のナビオTOHOプレックス。座席の広さが魅力的。平日昼なのにお客さんはいっぱい。少し右より前の方の座席になりました。

第2次世界大戦末期、広島に原爆が投下された。特攻作戦への反対姿勢から閑職に追いやられていた絹見少佐(役所広司)は、軍令部浅倉大佐(堤真一)の命を受け、ドイツから手に入れた最新潜水艦「伊507」の艦長として作戦活動に参加する。艦長補佐の木崎(柳葉敏郎)、軍医長の時岡(国村準)、掌砲長の田口(ピエール瀧)、機関長の岩村(小野武彦)、システム技師の高須(石黒賢)、特殊潜航艇操舵手の折笠(妻夫木聡)ら、定員不足、人材不足ながら掻き集めてきた乗員達と共に行う作戦は、東京への原爆投下阻止。南太平洋テニアン島から発進する原爆投下用爆撃機を阻止する事である。無謀な作戦だが、勝算はひとつ。ローレライシステムという秘密兵器が「伊507」には搭載されていた。

映画の冒頭で「伊507」の姿を見たときに、ヤバイと思いました。潜水艦としての形状がとっても特殊。大砲がついているのです。かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」以来、軍事マニアな人ではなくても、潜水艦の知識はかなり一般化しています。かくいう私もそのひとり。潜水艦に大砲をつけてはいけません。後々ストーリー上、その必要性は分かるのですが、基本設定に大きな間違いがあるのはちょっと。

その他、問題点をあげれば

・浅瀬で爆雷を浴びれば、潜水艦に出来る事は限られます。作戦上大きな問題があります。
・アメリカ太平洋艦隊の方針が行き当たりばったり。ローレライを拿捕するのかと思えば、撃沈へと簡単に変更しすぎ。世界を変える兵器というなら、それなりにしていただかないと。
・わざわざ折笠一曹の故郷を長崎にしているのに、長崎原爆投下の際に折笠一曹のシーンなし。原作読んでないけど、それはないでしょう。
・潜水艦の重量感がやはり不足しています。冒頭のシーンだけでも、もっとお金をかけるべきだったのでは。

書きたくないのに辛口になってしまいました。

最近の日本映画の一番の問題点は「脚本にお金をかけないこと」。あるいは「脚本に重点を置かないこと」。脚本が甘いから説明不足になるのです。映画に許される時間は限られています。その中に必要な事は盛り込まなければいけないのです。絵空事でない限り、裏づけは必要です。「伊507」が元々フランスの潜水艦だ、などという設定は、説明しなければ判りません。日本がドイツから接収するなどとHPにあげていてはいけません。同盟国だったのですから。映画の基本は「脚本」です。それもたくさんの人の視点でチェックを入れてこそ、いい脚本に仕上がるのです。フジテレビの亀山千広氏はよく判っている人のはずなのに・・・。北川悦吏子と作った一連のドラマの完成度から考えると手抜きといってもいいでしょう。

キャスティングは、味のあるいい役者を揃えています。生かしきれていないのが残念。営業としては宣伝効果になるからいいけど、役者のギャラを考えると、他にお金をかけるべきだったのでは・・・。

書きたくないのに辛口になってしまった。

2005/3/4  22:46

ハウルの動く城  映画

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突然、映画を観ることになりました。と、いうわけでナビオ阪急のナビオTOHOプレックスへ行きました。観る映画は「ローレライ」・・・・・のつもりだったのですが、「ローレライ」公開は明日からです。(←バカ)
そこで「ハウルの動く城」を観ることに・・・・。

帽子屋に勤める娘ソフィーは、妹に会いに行く途中、兵隊さんに声をかけられて困っているところを男に助けられる。兵隊さんを振り切って、空を飛んで、妹の所までソフィーを届けてくれた男は、魔法使いハウル。ソフィーはハウルに恋心を抱く。ハウルも何かに追われていた。ハウルを追っていたのは荒地の魔女。帽子屋に帰ったソフィーは突然訪れた荒地の魔女に呪いをかけられる。おばあさんになったソフィー。

「ハウルの動く城」。もともと観に行く気が無かったのですが、いざ観てみると、予想以上の出来でした。一言で言えば、ジェットコースターに乗せられて、なぞなぞを次々と出されていく気分。宮崎駿監督お得意の、上に下にと目線を移動させる映像+次々と出てくる謎。考える間もなく次の謎が出てきます。そしてストーリーの上での目的もコロコロと変わっていきます。まったく隙を与えません。時計を見ることなく映画を観終えたのは久しぶりです。

そして、チカラ技で持っていくハッピーエンド。チカラ技でも、前作「千と千尋の神隠し」よりもスマートです。謎を出しても答えを説明しない事で、逆に興味を持たせるテクニカルプレイ。いちいち説明なんかしません。そういう舞台を宮崎駿監督は選んだのでしょう。基本的にはおとぎ話です。そしておとぎ話を連想させる要素をいっぱい盛り込んでいます。ノンストップで観てこそ、この作品のスピード感は分かるもの。映画館かビデオでノンストップで観ることをオススメします。

2005/2/12  11:16

ザ・エージェント  映画

大手スポーツマネージメント会社のやり手社員ジェリー・マクガイアは、ある日突然、決心をする。金のためではなくクライアントのために仕事をしよう。そう思ったジェリーは即座に提案書を作り、社内で配布するが、その結果は解雇。大手を離れて個人でマネージメントを始めるジェリーだが、婚約者には愛想を尽かされ、クライアントは激減。残ったクライアントは、いまいち成績の出ないフットボール選手のロッドと、会社を辞めるときに賛同してくれたシングルマザーの経理事務員のドロシーだけ。

ジェリーを演じるのはトム・クルーズ。一緒について来た経理事務員のドロシーはレニー・ゼルヴィガー。

業界の内幕ものかと思っていたのですが、そうではありません。何かが足りない人たちが何かを手に入れる物語。それぞれに足りなかったものが、実は大事だったもの。

愛情・友情・誠実・成功・家族、いろいろな要素の詰まった作品。結婚とは信頼だと言うジェリーに、お前の考えはその程度かと言うロッド。何を考えているのか分からないけど、ジェリーにマネージメントを任せているロッドが非常に印象的。オススメします。

2005/2/9  19:38

ブリジット・ジョーンズの日記  映画

32歳のブリジットは、日記を書き始める。必ずやせてみせる。酒とタバコはやめる。そして恋人をゲットする。アパートでひとり淋しく死ぬなんて・・・まっぴらゴメン。

上司のダニエルと、弁護士のマーク。二人の男性の間で揺れるブリジット。お酒もやめれず、タバコもやめれず、体重も減らない。ムチムチだけど、しくじってばかりだけど、素直でキュートでもあります。

主役のブリジットを演じるレニー・ゼルウィガーは、この役のために体重を10キロ近く増やして望んだそう。そしてハリウッドの女優が、愛すべきイギリス人女性を演じられるわけがないというマスコミ等の下馬評を覆して、見事に演じています。

無器用で、スマートでなく、まっすぐで、思わず笑ってしまうブリジット・ジョーンズ。見て損のないコメディです。オススメします。

2005/2/7  19:41

呪怨 劇場版第1作  映画

※この記事にはネタバレがあります。「呪怨 劇場版第1作」を見る予定のある方は読まないことをオススメします。

「呪怨 劇場版第1作」を見ました。

理佳
介護ボランティアの理佳が派遣された家。ゴミだらけの家に居たのは、寝たきりの老婆。物音がするので二階へ上がると、目張りされた押入れが。その中には黒い猫がいた。そして男の子がいた。老婆の娘らしい女からの電話がかかる。老婆に取り付く女を見て失神する理佳。

勝也
老婆と暮らす若夫婦。老婆の息子である勝也を見送る妻。勝也が帰ってくると、家はゴミだらけになり、妻は二階で倒れていた。

こんな感じで、誰かの物語が続いていきます。ちなみに説明はありません。次々と家に関わった者達が、取り付かれて死んでいく。分かるのは、取り付いていく女の名は伽椰子。男の子の名前は俊雄。

続編があるので、それを見たら、もう少し理由が分かるのかも。

2004/11/21  0:05

世界の中心で、愛をさけぶ  映画

※「世界の中心で、愛をさけぶ」を読書する・映画を見る予定のある方。思いっきりネタバレがあります。読まれた方、見た方、予定のない方以外は見ない事をお勧めします。

「世界の中心で、愛をさけぶ」をシンガポール航空のフライト中で見ました。ちなみに私は原作を読んでいません。テレビドラマも見ていません。そのため、裏が取れていない部分で、かなり間違いはあると思います。あくまで映画を見た感想としてお読み下さい。

ストーリーは、台風29号が近づいている東京。朔太郎(大沢タカオ)と律子(柴崎コウ)は婚約していて、もうすぐ結婚する予定。しかし律子は「心配しないで」と書き置きを残して、突然、姿を消す。姿を消した律子を朔太郎はテレビに映っていた律子を偶然見つける。律子は四国に居た。そして朔太郎は四国へ行く。四国は朔太郎の故郷。朔太郎は高校生の頃、付き合っていた恋人、亜紀(長澤まさみ)のことを思い出してしまう。亜紀は高校生の時に白血病で亡くなっていた。亜紀との想い出に浸る朔太郎。講堂の舞台の上で涙を流している朔太郎を見て、律子は気付いてしまう。亜紀が愛していた人は朔太郎だったことに。亜紀が白血病の末期に入院していた頃、律子は病院に出入りしていた。そして亜紀に頼まれて、何度も高校の靴箱にカセットテープを届けていた。それは朔太郎と亜紀の交換しているテープだった。亜紀が最後に贈ろうとしていたテープを持って行く途中、律子は交通事故に遭って、最後のテープを届けられないでいた。そして亜紀が愛した人が、自分の婚約者であることに気が付いた。

この映画の登場人物は、とにかく少ないです。亜紀、朔太郎、律子、重ジイ、リュウぐらい。原作には律子が出てこないらしいので、もっとシンプルなのでしょう。ストレートな作品です。大半は朔太郎の回想ですが、長澤まさみの存在感がいいです。彼女の映画といってもいいぐらい。おそらく彼女の代表作になるでしょう。あまり興味がなかったのですが、「長澤まさみがメチャメチャ可愛い」との評判を聞いていたので見てみましたが、期待以上。たぶん原作の亜紀のイメージとは違うものになっているでしょう。でも映画だけ見るなら、期待は裏切らない作品です。私は原作を読まない事にしました。

監督の行定勲は1968年8月3日生まれの36歳。映画で使われている佐野元春の「SOMEDAY」は1982年の作品なので、この映画の時代設定は、監督が高校生の頃だと思われます。同世代の私には、佐野元春は懐かしく、「SOMEDAY」は大切な曲のひとつだから、いい形で使ってもらっていることがうれしく思えました。

2004/10/30  21:59

ローマの休日  映画

「ローマの休日」をテレビでやっていたので録画してじっくりと見ました。オードリー・ヘップバーンの初主演作にしてアカデミー主演女優賞に輝いた往年の名作。有名なストーリーなので、話の中身や見どころは知っていましたが、今まで見ていない作品です。ヨーロッパのある国の王女が滞在先のローマで宿泊先から抜け出してきて、路上で寝ているところを新聞記者に拾われる。王女の正体を知った新聞記者はスクープをものにしようと王女と行動を共にする。ローマにいられるのはその一日だけ。王女は髪をカットして、アイスクリームを食べて、カフェでランチして、スクーターに乗って、警察で怒られて、真実の口に手を入れて、船上パーティでケンカして・・・・・。そうして過ごしているうちに王女と新聞記者は互いに惹かれあっていく。シンプルなので見なくてもストーリーは判ります。しかしシンプルなのに退屈しないのは、セリフのオシャレさとオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの名演だからなのでしょう。物語に大切なのは、真っ直ぐな感情。煩わしい設定などなくても、いい作品は作れます。それを忘れずに細部を丁寧に作り上げる。お手本のような作品です。

2004/7/25  0:22

たそがれ清兵衛  映画

映画「たそがれ清兵衛」を見ました。3月にテレビでやっていたのを録画したままでした。ビデオの録画機能が故障中なので録画しているものを見ていると・・・。いかんなぁ。
最初はとても退屈だったのですが、中盤からは見てられるようになりました。飯沼朋江(宮沢りえ)が出てくるまではツライです。地味すぎて・・・。宮沢りえの別れたダンナ役の甲田豊太郎(大杉漣)はまあまあ。清兵衛の上役の久坂長兵衛(小林稔侍)の前に出ない芝居も良かった。小林稔侍とは気づかないほど。清兵衛の友人で朋江の兄の飯沼倫之丞(吹越満)は好きな役者なので出ているだけでいい感じです。家老の部下の寺内権兵衛(中村梅雀)はなんといっても声がいい。父親の中村梅之助譲りのいい声です。声だけで芝居の出来る役者ですね。個人的にはラスト手前の余吾善右衛門(田中泯)の目の芝居が好きです。
山田洋二監督は「男はつらいよ」で有名な監督。今回の作品もエンターテイメントとして作っているのでしょう。日本の映画は見たい人の方よりも創りたい人の方が優先のような気がしますが、私よりも年齢が上の方はこんな映画が見たいのだろうなと思えるので、その辺のニーズの掴み方はさすが山田洋二。
画面の暗さはなんとなく黒澤明の「影武者」を思い出させますが、そんなところが海外でのウケが良かった理由ではないでしょうか。関係ないけど、私は「影武者」は駄作だと思っています。
小さいところですが清兵衛が朋江に酌をするシーンがあります。清兵衛の生活レベル・言動からして酒を飲む余裕はないのでは?もうひとつ。清兵衛が朋江に髪を整えてもらうシーンがありますが、月代を剃らなかったのは何故?小ぎれいにしたくないのだとは思いますが違和感があります。藤沢周平の原作を読んでいないので、原作どおりなら仕方ないけど、たぶん違うとは思います。
日本の映画としては安心して見れる作品です。ホラー以外の日本の作品は最近ほとんど見る気がしないので、こんな映画が次々出てくればもっと安心してみれるのになと思います。

2004/5/11  22:02

ロード・オブ・ザ・リング  映画

※ネタばらしになる所があります。今後、映画を見る予定のある方は読まないことをお勧めします。

GW中にハマっていたものがあります。津山のホテルで一泊した時、「ロード・オブ・ザ・リング」を見ました。NHK衛星2でやっていたので自宅にいれば決して見ることはなかったでしょう。映らないので・・・。「ロード・オブ・ザ・リング」は、以前から気にはなっていた作品ですが見ていませんでした。ホテルで時間をつぶすにはもってこいです。

一言でいうと「指輪を捨てる物語」なのですが、ストーリーは巧妙です。指輪自体に悪の意思があるというのが見事な設定です。指輪は邪悪な魔王サロモンの元へ帰りたがっています。そのために人の心を惑わせます。そして人が指に嵌めると姿が消えると同時にサロモンに自分の居場所を知らせます。ホビット族のビルボ・ハギンズの養子、フロド・ハギンズはビルボから屋敷と共に指輪を相続します。魔法使いのガンダルフはそれを知り、そしてフロドの資質に気づきます。指輪は持つ者を狂わせます。人間も魔法使いもエルフも。フロドは指輪の意思に立ち向かえる唯一の人間でした。持つものを狂わせる指輪を捨てることが出来るのはフロドしかいない。そして苦難の旅が始まります。

大阪に帰ってから「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」をレンタルビデオで借りて見て、そして連休明けの7日に「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を映画館で見ました。レンタルビデオは8月まで待たなければならないのですが待ちきれませんでした。正直、時間のある時でないと長いのでじっくりと見れません。

個人的にはフロドとともに旅をするサムの一途さに涙しました。偶然、盗み聞きしてしまったためにガンダルフに脅されてフロドと旅にでることになったサム。最初の登場の時はフロドの友人みたいだったのに、存在感は大きくなっていきます。最後までフロドのそばを離れないサムの健気さが非常に心に残りました。疑われても、置き去りにされても、フロドのそばを離れないサム。何が彼にそこまでの忠誠を誓わせているのか? 映画では理由がいまいち分かりませんが、それでもこの三部作を支えているのはサムの一途さだと思いました。

原作を読んでいないので何なのですが、ツッコミどころはいっぱいあります。でもあえてツッコミはやめて見る価値はあります。見るのは時間がかかります。「・・・王の帰還」を見終わって映画館を出るともう22時をオーバーしていました。


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