2008/9/1  22:43

899:空想のリスニングルーム  分類なし

 我が家のオーディオ機器の国籍はどうなっているのであろうか。1階のリスニングルームで使っているスピーカーはドイツ製。プリアンプとパワーアンプはアメリカ製。そして送り出しの機器はアナログもCDプレーヤーもイギリス製。

 機器の数でいえばイギリスが最も多い。一体型のCDプレーや、二つのターンテーブル、二つのフォノイコライザー、さらにターンテーブルの電源装置も二つある。合計7つということになる。数だけいえばイギリスが他を圧倒している。

 一方2階のリスニングルームはどうであろうか。スピーカーは日本製。CDトランスポートとDAコンバーターはカナダ製。そして、プリアンプとパワーアンプはイギリス製である。やはりイギリス製が3分の1を占めている。

 私はどうやらイギリス好きのようである。イギリスの製品はその多くが小さめで控えめである。そのせいか、豪華さという印象を受けるケースは少ない。しかし、味があるのである。何かしら飽きの来ないしみじみした味があるように感じられる。

 QUADは見ていて本当に感心する。我が家にあるのはプリアンプ44とパワーアンプ405-2のペアである。このペアは見た目もその音も心に染み入る何かがある。

 潜在的なイギリス好きが相当顕在化してきたこの頃であるが、いつかイギリス製のスピーカーも使ってみたいものである。イギリス製のスピーカーというとTANNOYが代表格であるが、私の中では、イギリス製のスピーカーというと、HARBETHやSPENDORを思いつく。

 現代風の曲線基調のデザインではなく、エンクロージャーの素材も特殊なものではない。パッと見、素っ気ないくらいにあっさりしている。やや大きめのブックシェルフタイプ。セッティングにはスタンドが必要である。

 そのスタンドも細身の木製か鉄製ですっきりしたもので飾りっ気がない。そんなスピーカーをいつか身近に置いてみたいものである。しかし、今はHRS-120 CARBONもPSD T3もそのポジションを譲る気配は全く見せていない。なので空想のなかにしか存在しないリスニングルームに迎え入れるしかないようである。

 そのリスニングルームではLP-12からLINTOを経てQUAD 44へ、さらにQUAD 405-2により増幅されて、懐かしい感じのする長方形のイギリス製のスピーカーを駆動している。そしてその音はけっしてハイファイではないが、人間臭さのあるしみじみとする音が・・・するような気がする。

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