2006/7/29 9:44
KISS 分類なし
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暑い夏の日のそぞろ歩き。知らず知らずのうちに
涼しい木陰を探して、そこに座る。熱った身体を、
木陰の涼しい風で冷やすと何ともいえない気持
ちよさだ。モンマルトルの丘に登り、そして下って
いくところにある公園で腰掛けて、今日も静かに
街の音に聞き入ってる。
その木陰で佇む像は、いつだって休むことなく愛
し合っていて、思わず見とれてしまう。口付けをす
る形には、色んなものがあるかもしれないが、少
なくともこの二人は、本当に愛し合っていることが
分かる。優しく手を握り、重ねる唇。なんとも微笑
ましくも思えるが、漂う悲しさもある。
STEINLEN。誰だろう。本人とその愛する彼女な
のか。こういう愛の形を像にするのは、それなりに
意味があったのだろう。そして、それを受け入れる
公園も、とても素敵ではないか。
彼らの愛の形を見とれていると、知らぬ間に時間
が過ぎていく。そして、少し私も寂しくなった気がし
た。
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2006/7/22 11:54
ATSUI NATSU NO HI 分類なし
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暑い。本当に暑い。
欧州は、記録的な暑さを更新中で、このパリにも
真夏日が到来している。
寝苦しい。風があまり吹かない夜は、エアコンが
ない部屋で寝るのが本当につらい。
窓を開けて寝ても、深夜の突然の雷雨に慌てて
閉めて、むんむんの状態で寝付けず、睡眠不足
さえ覚えてしまう。これでは、とても疲れが取れ
ない。あんなに待ちわびた夏なのに、もう秋の到
来を待ってる。本当に勝手なものだ。
見上げれば、サンジェルマン・ロクセロワ教会。
この教会は、ルーブル美術館の東側にあって、セ
ーヌの風を受ける場所に立っている。
色んな建築様式があるものだ。なぜこの教会の
塔は天を突き刺すように尖っていないのだろうか。
しかし、明らかに展望台のように、その頂点から
パリを見渡せる。あそこに上って、パリの天井を
吹き抜ける風に吹かれてみたいものだ。
芸術橋でセーヌを渡る風を受けながら、そんな瞑
想をしてる私は、頭がかなりのぼせている。
暑い、暑い。もっと風を!早く秋にな〜れ!
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2006/7/15 8:09
KAZE 分類なし
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暑さが増してきた。
こんな時は、セーヌ川にそそくさと飛んでいく。橋のした
の日陰は絶好の避暑地だ。涼しい風が、汗ばんだ体を
ひんやり冷やしてくれる。
それでも我慢できないときは、セーヌを走る遊覧船に乗
ることにしている。映画タイタニックのように甲板の先頭
に立って、思い切り全身で風に吹かれるのだ。
見上げたら、緑が爆発するように葉を広げてる。
見上げたら、電灯がひとりぼっちで風に吹かれてる。
こんな夏の暑い日は、時間が止まったように全ての動き
が止まるから不思議だ。
ただ、風だけがその隙間を縫って走っていく。このパリの
街でも。
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2006/7/6 6:39
夏の夕さり 分類なし
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忙しい日々が続いてる。
もう数週間も、土日の休みを取れていない。働き詰めだ。
先週末も、3泊4日で日本へ飛んだ。日本で時差と闘い、
そして勢い戻り、ここでも時差に喘ぐ。。。
今週末は、フィンランドへ、来週末はドイツへ飛ぶことが
決まっていて、向こう3週間はノンストップだと既に知っ
ている。はぁ。。。休みたい。でも自分が決めた仕事だか
ら、やたらに士気だけは高い。頑張るのだ!と身体に鞭
を打つのだが、動きは確かに鈍ってる。
こんなときに有り難いのは、日没時間。夜の10時まで
明るい日々は、仕事帰りのビール一杯!ワイン二杯!を
明らかに誘っている。
久しぶりのBAR。どこでも良かった。考えずに目に入った
店先の椅子に崩れるように座り込み、ギャルソンにひと
言、<冷たいビールをくで〜っ>。私の疲れ顔を見て取
ったギャルソンが、優しい顔をして親指を立てた。<OK
!> なんだか、それだけでほっとした。今日が終わった
んだ。出された冷たいビールを、何も考えずに少し胃が
痛くなる勢いで飲み込んだ。<おいちぃ〜っ!>
そして目の前の建物をぼーっと見る。既に、私の頭と身
体は<店じまい>。何も考えず、何も動かない。ただぼ
っーと目の前の、穏やかに夕日を浴びたアパルトマンを
見ている。それぞれの家でも、今日の終わりを穏やかに
過ごしているのだろう。静かな窓からそれが伝わってくる。
<なんだか眠い、そろそろ家に帰らなくっちゃ。。。>最
後のビールを飲み干し、目を閉じた。夏の夕さりの風がす
ごく心地よい。<帰らなくては。。。> 私はもう少し目を
閉じてここで過ごすことにした。<帰らなくては。。。>
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