2006/10/21 10:04
OMOIDE 分類なし
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時々、子供のころに戻りたいと思っていた。
今をやり直したいと思う気持ちがあったからだろうか。それとも、
別の自分になりたい気持ちがあったからだろうか。
夢に溢れ、自分の前には無限の可能性があると信じていたあ
の頃が、確かに懐かしい。
でも、ふと気付いた。戻るなんて絶対に出来ないんだ、と。
ここまで来たんだから、もう戻る必要はないんだ。そう思うと上
手く年を重ねた顔をした人たちが気になった、素敵に見えてき
た。自分も何十年後には、こんな素敵な顔をしているだろか。
それは、顔の良し悪しでなくて、生きてきた自信と満足感にあ
ふれた、豊かな顔だ。きっとそれは他人に左右されない、自分
自身を築くことなんだろう。
それに気付いたとき、私は本当の大人になれた気がする。
嫌なことや腹立たしいこと、許せない人たち、そして自分の心
の中の方程式で解けないことばかりのこの毎日。でも何だか
距離をおいて、離れて見ることが出来るようになってきた気が
する。よし、もう少しだ。
そして、街角の子供たちの顔を、穏やかに見ている自分が
いる。君のこれからはどんな日々なんだろうね。頑張れよー
ってね。
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2006/10/15 11:50
OMEDETOU 分類なし
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街角で抱き合う二人がいた。結婚するの
だね。おめでとう。
どんなに空が曇っていても、その白いウ
エディングドレスのように、君達は輝いて
います。パリの街が祝福しています。
横でどんなにリムジンの運転手が催促
しても君達はじっと抱き合って離れない。
そろそろ時間だよ。
偶然の街角で、素敵なシーンを見せて
頂いた。
おめでとう。
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2006/10/7 11:01
FUYU NO KAORI 分類なし
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静かな夕暮れの公園。気が付けば、もう葉が落ち
始め、冬の訪れが近いことを感じる。
ひとも居なくなってきた。みんな暖かな家で、きっと
団欒を楽しんでいるに違いない。
時間が過ぎてるなー。そんなことを思う。いつだった
かな、このパリに来たのは。もう何年もの歳月が流
れてしまった。
ひとりで良く踏ん張ったな、そんな感傷的なことを
ふと思ってしまう。
でも、決して弱気でない。ただ、こんな静かな公園
で深呼吸をしているだけだ。
何もしなくても明日がやってきて、歳月の駒が一つ
また進む。
それなら、今は此処で思い切りじっとしていよう。そ
うすれば、何かがまた動き出す。
冬の香りがする公園にて。
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