2008/10/25 17:47
AKI 分類なし

パリの街にも秋がやってきた。
音も立てずに、静かにそっと。でもヨーロッパ
の秋はとて短い。転げ落ちていくように、直ぐ
に冬の空気に包まれる。
街角の電燈が、秋に包まれていた。
赤くなった葉が、まるで温かい毛布のように
感じる。
そんな暖かい毛布に包まった電燈は、ほっと
して寒い冬が来る前のひと時を楽しんでいる。
2008年秋。
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2008/10/18 16:54
MITSUKETA 分類なし

日本の橋と、パリのセーヌに架かる橋。
大きな違いは何か。
それは、日本の橋はその本来あるべき
目的のために造られているのに対し、
パリの、それもセーヌに架かる橋には、
美しい芸術の味が付け加えられている
ことだ。
橋を渡っているときは、何とも普通の橋
なのに、ふと欄干にもたれて川風に吹か
れて下を見れば、あっ、居た!と思わず
声が出てしまう。
そこで何をしてるの?何を表現しようとし
ていたの?なんてじっと見てしまう。
芸術の味付けは奥が深い。そして貴族
の遊び心には感服する。どうして日本に
は、こういった余裕が無かったのだろう。
さすが右脳重視の国、おふらんす!
それにしても気になるなー。橋の向こう
側の彫刻クン。這い上がろうとしてるの
か、それとも落ちそうになってるのか、ま
さか覗き見?
うーん、気になるな。私の右脳では、と
ても想像が付かない。
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2008/10/12 17:40
YAMI NO NAKA 分類なし

夜中のそぞろ歩き。
人が消えて、音が静まり、私の足音だけが
木霊する。
少し飲んだ赤ワインが程よく身体を巡り、心
地よい酔いが身体を温めている。
いろんなことが激しくうごめいて、見えてい
たものが見えなくなってきた。見えなかった
ものが見えるようになってきた。
大きな時代の波にもまれ、自分は無力だと
感じる。でも、流されないとする踏ん張る自
分もいる。
そんな先が見えないときは、赤ワインを身
体に流し込み、がむしゃらに前を見て歩く。
きっと風の流れる方向が、私の行き先なの
だろうか。あては無い。そちらに向かって歩
いてみよう。
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2008/10/5 20:27
NOKOSITA MONO 分類なし

写真って何だろう。
昔は、カメラが無かったから絵を描くことが普通だった
のだろうけど、今やカメラがその仕事をやってのける。
誰にでも、いわゆる絵画を、シャッターの一押しで描く
ことが出来る。
でも、そのレンズを何に向けて、何を描こうとするのか。
これは、個人のセンスや視点の違いを明確にするし、
何かを描こうとする者の永遠の課題だ。
何を訴えたいのか。何を残したいのか。でも一番重要
なのは、その時、その場所で、カメラを持って居るとい
うことだ。そうでないと何も始まらない。例え早朝でも
夜中でも、都会の中でも大自然の中でも、その時に
カメラを持っていないと、何も残せない。
明るい太陽の下、重く苦しい暗い写真に出会った。そ
して私は目に入ってきたこのシーンにレンズを向けた。
この時、私は何を残したくてシャッターを切ったのだろ
うか。何を考え、何を思ったのか。描いてから考えてみ
るのも悪くない。そこに私の何かの心境があったのだ
から。そして、その瞬間、私はそこを生きた証のような
気がする。
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