2008/7/2  14:03

野菜の夏バテ!!  新鮮で気弱な言葉達

「テーマの境界線」

詩 伊東光介

無音なものはないのだということを知った。

全てに音がある。

僕の汗一つ一つに音があり、電車の広告にも音がある。

世界はなんという不協和音で構成されているのだろうか。

ただ、僕は聴くことしか出来ない。
聴くことが出来ても何も出来ないんだ。

それは聴こえていないのと同じこと。

ただ僕の体は、全てを吸収してしまうみたいだ。
これを僕は夏バテと呼んでいるんだけど…
夏は気温が高いというよりも、音量が、音響的なものの圧力が高い。

僕がスポンジならば、それを楽譜にしぼりだすことが出来るのだけど、僕は吸収することしか出来ない。

僕は本を閉じる。

言葉を綴じる。

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