2008/8/9 1:29
Go Goan? カナダ、でもインド
「カナダのオリンピック・フィールドホッケーチームにゴア出身者が4名もいます!皆で応援しましょう!」
在バンクーバーインド・ゴア出身者協会より上記メールが配信されてきました。我がダーリンはインド・ゴア出身。インドの25番目の州ゴアは1961年までポルトガル領であったため、今でもスパニッシュ文化が各地に残る、インド他州とは違った雰囲気を持っています。出身の人々は決して「インド出身」とは言わず「ゴア出身」と誇らしげに言うのです。
さてさて、カナダ・オリンピックに話題を戻しましょう。世界各国からの移民の集まるカナダでは選手の出身も様々。多くはカナダで生まれ育った「カナディアン」であるにも関わらず、いつまでも(おそらく一生)「XX出身のカナディアン」と形容されるのでしょう。
例えばフィールド・ホッケーチームではインド系選手が数名いて、パンジャブ州(シーク教)、ゴア州(カトリック)と分かれています。彼等をとりまく環境は全く異なり、相互は決して相容れません。そのため「インド出身選手が10名います!」とは決して言わず
「ゴア出身選手が4名」とゴア出身者協会は称え
「Indo-Canadian選手が6名」とIndo-Canadian協会は称えるわけです。
何とも不思議です。そして更に不思議なのは「同じカナディアンじゃない!」という発想はないのか?ということ。
カナダ移民者の中で、地域の人々に溶け込まず、母国出身者のみのコミュニティで暮らす割り合いが多いのは中国、インド出身の人々という統計数字があります。カナダという国で暮らしているのだから、もっと柔軟になればいいのに。
ちなみに各コミュニティに積極的に参加しているのは日本人が多い、という数字もありましたっけ。
