2006/1/26 6:09
暑くなってきた! 分類なし
平成18年1月25日(木曜日)
朝9時、拘置所に行こうと思って支度していたら、飛び込みのお客が来て、訴えごとがはじまった。基本的にご相談は予約を取ってもらうことにしているので、要点のみ聞いて、今日のところは帰っていただく。あわてて拘置所に出かける。
被告人と接見。帰り際、「明日は来てくれないの?」とタメ口で聞かれ、「確約はできませんが、時間ができたら来ます。」と丁寧に辞去。事務所に戻って証人尋問の練習、法律相談。裁判所に行って国選刑事事件と続き、さらに外出して、法務局、警察と歩き回って、事務所にたどり着いたら、事務所の玄関前にバイクが止まっている。案の定、飛び込みのお客第2号が私を待ち構えていたのであった。
第1号同様要点のみアドバイスして、デスクに戻ると、事務員が「先生、お願いします。」と電話ノートを持ってくる(俺のことを「先生」と呼ぶな、と何度も何度も教育したこともあったなぁ。そう言えば。)。ノートは「お電話ください。」のオン・パレードだ。サラ金から新聞社まで片っ端から電話をかけているうちに来客の時間。…しかし、来ない。このまま来なきゃいいな〜なんて不謹慎に思いながら電話やファックスを続けていたら、案の定20分遅れてそのお客がやって来た。そのお客とはある国選事件の被告人なのだが、裁判の打ち合わせのために前々から呼び出しをかけていたら、裁判の1週間前の今日になってやっとやって来たというたいした度胸の人だ。しかし、聞いて驚いた、否認事件ではないか。(…だったらなおさらもっと早く来てくれぃ!!)。
かたわら、どうしても近日中に相談に乗ってくれ、という電話も情け容赦なく何本かかかってくる。
「今、空いてるのが一番早くて2月16日なんですが…。」…とくに最近相談予約が混んでいる。
「何とか早く相談に乗ってくださいよ。」
「そうですか。しかし、私だって早くみんなの相談に乗ってあげたいんですが、からだがひとつしかなくてとっても困ってて、私こそだれかに相談に乗ってもらいたいと思ってるぐらいなんですよ。だれかいい弁護士を紹介してくれませんか!?。」
「冗談はよしてください!1日でも早くしてほしいんですよ!私は遅い時間でも休みの日でもかまいませんから!。」
しかし、聞いてみると、長いことずっと悩まされているトラブルだとか。ずっと長いこと悩まされていた人がどうして2,3週間待てないのか。しかし、これこそ弁護士への相談を決意した人の微妙な心理というものなのだ。
折り返し点の午後6時になると事務員には帰っていただくから、その後は、怒涛のように事務作業などもこなす。
何通かの起案をして、提出書面の完成をする(その中には書証のコピー作業も含まれる。)。つくづく仕事が雑になっていることを実感する。
それでもまだまだ今日中にしようと思っていた予定は終わらない。
しかしながら、もう今日ではなくなってしまったのだからどうしようもない。
ところで日弁連の会長選挙戦が今行われている。弁護士会の会長は、会員の選挙で選びます。
私も個人的にご尊敬申し上げているある候補者の先生のため、『同期の弁護士仲間に支援要請の電話をかけてください。』と東京のさる先生からご依頼を受け、私も時間をやりくりして頑張っているつもりなのだが、なかなかノルマを達成できない。本当に申し訳ありません。東京のK弁護士も大変な目にあっているらしい。
それにしても今日は暑かった!
新設の八重山ひまわり基金法律事務所でもクーラーを入れていたらしい。
朝9時、拘置所に行こうと思って支度していたら、飛び込みのお客が来て、訴えごとがはじまった。基本的にご相談は予約を取ってもらうことにしているので、要点のみ聞いて、今日のところは帰っていただく。あわてて拘置所に出かける。
被告人と接見。帰り際、「明日は来てくれないの?」とタメ口で聞かれ、「確約はできませんが、時間ができたら来ます。」と丁寧に辞去。事務所に戻って証人尋問の練習、法律相談。裁判所に行って国選刑事事件と続き、さらに外出して、法務局、警察と歩き回って、事務所にたどり着いたら、事務所の玄関前にバイクが止まっている。案の定、飛び込みのお客第2号が私を待ち構えていたのであった。
第1号同様要点のみアドバイスして、デスクに戻ると、事務員が「先生、お願いします。」と電話ノートを持ってくる(俺のことを「先生」と呼ぶな、と何度も何度も教育したこともあったなぁ。そう言えば。)。ノートは「お電話ください。」のオン・パレードだ。サラ金から新聞社まで片っ端から電話をかけているうちに来客の時間。…しかし、来ない。このまま来なきゃいいな〜なんて不謹慎に思いながら電話やファックスを続けていたら、案の定20分遅れてそのお客がやって来た。そのお客とはある国選事件の被告人なのだが、裁判の打ち合わせのために前々から呼び出しをかけていたら、裁判の1週間前の今日になってやっとやって来たというたいした度胸の人だ。しかし、聞いて驚いた、否認事件ではないか。(…だったらなおさらもっと早く来てくれぃ!!)。
かたわら、どうしても近日中に相談に乗ってくれ、という電話も情け容赦なく何本かかかってくる。
「今、空いてるのが一番早くて2月16日なんですが…。」…とくに最近相談予約が混んでいる。
「何とか早く相談に乗ってくださいよ。」
「そうですか。しかし、私だって早くみんなの相談に乗ってあげたいんですが、からだがひとつしかなくてとっても困ってて、私こそだれかに相談に乗ってもらいたいと思ってるぐらいなんですよ。だれかいい弁護士を紹介してくれませんか!?。」
「冗談はよしてください!1日でも早くしてほしいんですよ!私は遅い時間でも休みの日でもかまいませんから!。」
しかし、聞いてみると、長いことずっと悩まされているトラブルだとか。ずっと長いこと悩まされていた人がどうして2,3週間待てないのか。しかし、これこそ弁護士への相談を決意した人の微妙な心理というものなのだ。
折り返し点の午後6時になると事務員には帰っていただくから、その後は、怒涛のように事務作業などもこなす。
何通かの起案をして、提出書面の完成をする(その中には書証のコピー作業も含まれる。)。つくづく仕事が雑になっていることを実感する。
それでもまだまだ今日中にしようと思っていた予定は終わらない。
しかしながら、もう今日ではなくなってしまったのだからどうしようもない。
ところで日弁連の会長選挙戦が今行われている。弁護士会の会長は、会員の選挙で選びます。
私も個人的にご尊敬申し上げているある候補者の先生のため、『同期の弁護士仲間に支援要請の電話をかけてください。』と東京のさる先生からご依頼を受け、私も時間をやりくりして頑張っているつもりなのだが、なかなかノルマを達成できない。本当に申し訳ありません。東京のK弁護士も大変な目にあっているらしい。
それにしても今日は暑かった!
新設の八重山ひまわり基金法律事務所でもクーラーを入れていたらしい。
2006/1/24 3:30
数字は正直だ! 分類なし
平成18年1月23日(月曜日)
当平良ひまわり基金法律事務所のような「公設事務所」は、定期的に日本弁護士連合会に、どういう相談や裁判をどれくらいやっているか等々、種々の統計資料を提出しなければならない。
今、その書類を作っていたら、この時間になってしまった。
この点、結構悩まされるのが、統計の日弁連指定書式がしょっちゅう変わることだ。このため、事務所開設時にわざわざ当時の書式に合わせて自作したエクセルのファイルはとっくに使えなくなっている。今回は面倒だから手作業で集計をしてみた。どうだ!!(←何を言いたいのかアンタは。)
さて、いずれにせよ、去年1年間の実績を集計してみたら、法律相談は合計175回しかしていないのがわかった。これでは1日平均0.5回にもならない。継続相談やすでに裁判などになってる案件の相談は重複してカウントしていないのだが、それにしても、実際には、その3,4倍相談を受けている実感がある…。どっかおかしいのかな?
また、当番弁護士の出動が23回しかなかったという。1月2回ないわけで、これまた実感からかけ離れている。しかし事実は事実のはずだ。
ちなみに、これは日弁連の報告事項からは外れているのだが、被疑者・被告人(犯人)と接見(面会)した回数も調べてみたら、289回だった。これまた1日あたり1回接見に行っていないということになり、ちょっと実感から離れている。…しかし、これは接見の都度必ずつけている「接見業務日誌」をもとに勘定したので、まず間違いないデータだ。
…以上を総合すると、私は、日頃「忙しい」「忙しい」「大変だ」「大変だ」を連発しているワリには、実態は意外と暇だというわけだ。数字はなんて正直なんだ!!
俺って、毎晩遅くまでいったい何をしているんだろ?
最後に、裁判や調停などの「事件」をどれくらい引き受けたかだが、一般民事事件28件、自己破産などの債務整理26件、家事事件10件、刑事事件55件(被疑者弁護、被告人弁護はそれぞれ1件と数えるのが日弁連ルールである。)。
すなわち合計119件というデータが出た。
そして、以上のうち、いわゆる扶助・国選事件が77件である!。
…にしても生活苦しいな〜〜〜(-。-)?
当平良ひまわり基金法律事務所のような「公設事務所」は、定期的に日本弁護士連合会に、どういう相談や裁判をどれくらいやっているか等々、種々の統計資料を提出しなければならない。
今、その書類を作っていたら、この時間になってしまった。
この点、結構悩まされるのが、統計の日弁連指定書式がしょっちゅう変わることだ。このため、事務所開設時にわざわざ当時の書式に合わせて自作したエクセルのファイルはとっくに使えなくなっている。今回は面倒だから手作業で集計をしてみた。どうだ!!(←何を言いたいのかアンタは。)
さて、いずれにせよ、去年1年間の実績を集計してみたら、法律相談は合計175回しかしていないのがわかった。これでは1日平均0.5回にもならない。継続相談やすでに裁判などになってる案件の相談は重複してカウントしていないのだが、それにしても、実際には、その3,4倍相談を受けている実感がある…。どっかおかしいのかな?
また、当番弁護士の出動が23回しかなかったという。1月2回ないわけで、これまた実感からかけ離れている。しかし事実は事実のはずだ。
ちなみに、これは日弁連の報告事項からは外れているのだが、被疑者・被告人(犯人)と接見(面会)した回数も調べてみたら、289回だった。これまた1日あたり1回接見に行っていないということになり、ちょっと実感から離れている。…しかし、これは接見の都度必ずつけている「接見業務日誌」をもとに勘定したので、まず間違いないデータだ。
…以上を総合すると、私は、日頃「忙しい」「忙しい」「大変だ」「大変だ」を連発しているワリには、実態は意外と暇だというわけだ。数字はなんて正直なんだ!!
俺って、毎晩遅くまでいったい何をしているんだろ?
最後に、裁判や調停などの「事件」をどれくらい引き受けたかだが、一般民事事件28件、自己破産などの債務整理26件、家事事件10件、刑事事件55件(被疑者弁護、被告人弁護はそれぞれ1件と数えるのが日弁連ルールである。)。
すなわち合計119件というデータが出た。
そして、以上のうち、いわゆる扶助・国選事件が77件である!。
…にしても生活苦しいな〜〜〜(-。-)?
2006/1/17 22:26
八重山ひまわり基金法律事務所開設を祝う 分類なし
全国55番目の公設事務所として、おとなり石垣島に「八重山ひまわり基金法律事務所」がオープンした。
担当の折井真人(まこと)弁護士の門出を祝おうと、地元自治体のお歴々や法曹関係者、とくに折井弁護士の出身母体である熊本県弁護士会からは大挙して多数の弁護士が、ひと夜、石垣島に終結した。私もその末席をけがそうと、当地宮古島に赴任して初めて、こうして石垣島を訪問した次第だ。
石垣は、宮古に比べてとても開けた地方都市といったイメージだった。市内を歩いていると、季節が冬ということもあろうが、どこか、埼玉県や群馬県の地方都市を歩いているような錯覚に陥った。道行く人々も晴れ晴れとしており、観光客はもとより、地元のお年寄りなどもどこか垢抜けている(注:反対解釈しないでください!)。
宮古では、立派な建物を見かけると、それはたいがい役所や官公庁関係の公共施設なのだが、石垣では、逆だ。赤瓦の民家もまだまだ数多く見られたが、結構おしゃれなお店やお家も珍しくない。かと思うと、長年南国の陽光にさらされてきたのだろう、市立博物館のむしろ古色蒼然としたたたずまいにはかえって胸を打たれた。
あいにくの悪天候ではあったが、レンタカーを借りて島内を一周してみた。
山があり、谷があり、サトウキビ畑が途切れると畑や水田が現れる光景は、宮古島よりもどことなく日本的だ。
最北端の平久保崎や西端に近い御神崎から望む海と断崖の男性的な景観、宮良川や吹通川の入り江にマングローブが織り成す奇観、誰もいないサンセット・ビーチに打ち寄せるさざなみ、雨にけぶる米原のヤエヤマヤシの群落。そのすべてが圧巻で、魂を揺さぶる。かと思うと、離島航路のひっきりなしの出船入船。…冬の平日だというのに、石垣港は人々でにぎわい、ほどよい活況を呈していた。
ビーチのパウダー・サンドの美しさと、宮古上布のつややかな藍色の光沢、さらには飛行場の構えでは宮古も負けていないが、やはり石垣は観光地として一歩も二歩も宮古の先を行っているように思えた。だが、だからといって、宮古が石垣の模倣をする必要は、もちろんないが…。
さて、八重山ひまわり基金法律事務所の開所パーティーが始まった。
会場に着物姿の実にきれいな女性がおられたので、あぁ、ミス八重山が開所式に動員されたのだな(…にしても、俺のときにはミス宮古は来てくれなかったなぁ。)、などと思っていたら、実はその人はミセス折井だった。
折井弁護士はたくさんの来場者が見守る壇上で、八重山地域の人々のために地域に溶け込み、情熱をもって業務に取り組む、と清々しい決意表明をされ、万雷の拍手を浴びた。その横には、奥さんと10歳になるお子さん、それに事務局の山田さん。
会場は終始なごやかな雰囲気であり、みなそれぞれの祝福の思いにわいていた。
折井先生には、本当に頑張ってもらいたいし、公設事務所の先駆者である石垣ひまわり基金法律事務所の藤井光男先生と手を携えながら八重山地域の法的ニーズにさらに的確にこたえていっていただきたいと思う。必ずそれができる折井先生である。
八重山ひまわり基金法律事務所の実にさわやかな船出であった。
…が、そうそう、同じ先島地区で事務所を構える私も頑張らねば。わかっております!!
★ 写真は、左から折井先生の奥様(事務所の事務局も兼ねられる。)、折井先生、私。開設なった八重山ひまわり基金法律事務所の前で。下の写真は、おそらく石垣市の安全を10年も20年も見守ってきたであろう、石垣消防署のがっしりとした火の見やぐら。



担当の折井真人(まこと)弁護士の門出を祝おうと、地元自治体のお歴々や法曹関係者、とくに折井弁護士の出身母体である熊本県弁護士会からは大挙して多数の弁護士が、ひと夜、石垣島に終結した。私もその末席をけがそうと、当地宮古島に赴任して初めて、こうして石垣島を訪問した次第だ。
石垣は、宮古に比べてとても開けた地方都市といったイメージだった。市内を歩いていると、季節が冬ということもあろうが、どこか、埼玉県や群馬県の地方都市を歩いているような錯覚に陥った。道行く人々も晴れ晴れとしており、観光客はもとより、地元のお年寄りなどもどこか垢抜けている(注:反対解釈しないでください!)。
宮古では、立派な建物を見かけると、それはたいがい役所や官公庁関係の公共施設なのだが、石垣では、逆だ。赤瓦の民家もまだまだ数多く見られたが、結構おしゃれなお店やお家も珍しくない。かと思うと、長年南国の陽光にさらされてきたのだろう、市立博物館のむしろ古色蒼然としたたたずまいにはかえって胸を打たれた。
あいにくの悪天候ではあったが、レンタカーを借りて島内を一周してみた。
山があり、谷があり、サトウキビ畑が途切れると畑や水田が現れる光景は、宮古島よりもどことなく日本的だ。
最北端の平久保崎や西端に近い御神崎から望む海と断崖の男性的な景観、宮良川や吹通川の入り江にマングローブが織り成す奇観、誰もいないサンセット・ビーチに打ち寄せるさざなみ、雨にけぶる米原のヤエヤマヤシの群落。そのすべてが圧巻で、魂を揺さぶる。かと思うと、離島航路のひっきりなしの出船入船。…冬の平日だというのに、石垣港は人々でにぎわい、ほどよい活況を呈していた。
ビーチのパウダー・サンドの美しさと、宮古上布のつややかな藍色の光沢、さらには飛行場の構えでは宮古も負けていないが、やはり石垣は観光地として一歩も二歩も宮古の先を行っているように思えた。だが、だからといって、宮古が石垣の模倣をする必要は、もちろんないが…。
さて、八重山ひまわり基金法律事務所の開所パーティーが始まった。
会場に着物姿の実にきれいな女性がおられたので、あぁ、ミス八重山が開所式に動員されたのだな(…にしても、俺のときにはミス宮古は来てくれなかったなぁ。)、などと思っていたら、実はその人はミセス折井だった。
折井弁護士はたくさんの来場者が見守る壇上で、八重山地域の人々のために地域に溶け込み、情熱をもって業務に取り組む、と清々しい決意表明をされ、万雷の拍手を浴びた。その横には、奥さんと10歳になるお子さん、それに事務局の山田さん。
会場は終始なごやかな雰囲気であり、みなそれぞれの祝福の思いにわいていた。
折井先生には、本当に頑張ってもらいたいし、公設事務所の先駆者である石垣ひまわり基金法律事務所の藤井光男先生と手を携えながら八重山地域の法的ニーズにさらに的確にこたえていっていただきたいと思う。必ずそれができる折井先生である。
八重山ひまわり基金法律事務所の実にさわやかな船出であった。
…が、そうそう、同じ先島地区で事務所を構える私も頑張らねば。わかっております!!
★ 写真は、左から折井先生の奥様(事務所の事務局も兼ねられる。)、折井先生、私。開設なった八重山ひまわり基金法律事務所の前で。下の写真は、おそらく石垣市の安全を10年も20年も見守ってきたであろう、石垣消防署のがっしりとした火の見やぐら。
2006/1/13 9:37
お久しぶりです! 分類なし
宮古島に来て3年にもなると、2回目の弁護を頼まれる犯人が少なくない。
たった今も、警察の留置係から、「昨日つかまった下地朝彦という窃盗犯が、以前も先生にお世話になったとかで、今回も面会に来てほしいと言ってますが…」という電話があったばかりだ。
この男もせっかく執行猶予がついたのに、また泥棒してくれたというわけだ。
執行猶予がついた後、「おかげさまで執行猶予がつきました。ありがとうございました。」と礼の電話のひとつも寄越してたなら、「ヤレヤレ。しかし、俺しか頼れる人がいないんだろう。しかたないから、もう一度弁護してやるか。」という気持ちにならぬでもないが、まず、そういう手合いはいない。下地朝彦ももちろんそうだ。
そして、自分がつかまったときだけ、こうやってご指名で、弁護を依頼してくる(こういう犯人のことを、私は、東京弁護士会のホープ久保内統先生のひそみにならい「ND1」(なんで電話の1本も寄越さないのか被疑者)と呼んでいます。)。
しかし、そもそもキャバクラじゃああるまいし、国選弁護や当番弁護に指名なんかききません。念のため。
…と、こんな風にいま書いていたら、自分はなんと不遜な大センセイになってしまったことか!…と気恥ずかしい思いがした。
はてさて面会に行ってやるか。それにしても疲れるなぁ。
たった今も、警察の留置係から、「昨日つかまった下地朝彦という窃盗犯が、以前も先生にお世話になったとかで、今回も面会に来てほしいと言ってますが…」という電話があったばかりだ。
この男もせっかく執行猶予がついたのに、また泥棒してくれたというわけだ。
執行猶予がついた後、「おかげさまで執行猶予がつきました。ありがとうございました。」と礼の電話のひとつも寄越してたなら、「ヤレヤレ。しかし、俺しか頼れる人がいないんだろう。しかたないから、もう一度弁護してやるか。」という気持ちにならぬでもないが、まず、そういう手合いはいない。下地朝彦ももちろんそうだ。
そして、自分がつかまったときだけ、こうやってご指名で、弁護を依頼してくる(こういう犯人のことを、私は、東京弁護士会のホープ久保内統先生のひそみにならい「ND1」(なんで電話の1本も寄越さないのか被疑者)と呼んでいます。)。
しかし、そもそもキャバクラじゃああるまいし、国選弁護や当番弁護に指名なんかききません。念のため。
…と、こんな風にいま書いていたら、自分はなんと不遜な大センセイになってしまったことか!…と気恥ずかしい思いがした。
はてさて面会に行ってやるか。それにしても疲れるなぁ。
2006/1/13 3:53
冬の雨 分類なし
ある占有屋からの依頼で、不動産引渡命令の申立(競売になった建物を買った人がその建物に住んでいる人に「出て行け」という裁判)に対する応訴をすることになった。
「審尋書」という書類を受け取ってから1週間以内に裁判所に意見書を出さなければならないとのことなので、アワを食った。というのも、書類を受け取ったのは10日(…だとその占有屋は言っている。)だが、来週、私は、石垣島に行ったりするので、13日中には意見書を出しておかないとピンチだということに気付いたからだ。
ついでに言えば、なぜ石垣島に行くかというと、石垣島に2箇所目の公設事務所(この平良ひまわり基金法律事務所みたいな法律事務所)がこのたびオープンする運びとなり、その開所式に参加するためだ。私にとっては宮古島に赴任してはじめての石垣島訪問だ。
おめでとう! 石垣島のみなさん。そして、担当の折井真人先生!!
がんばってチョーダイ!!
まぁ、それはそれとして、さて、手はじめに、以前事務員にコピーさせておいたすごく分厚い競売記録(裁判所に保管されているその競売事件に関する書類の束)を再検討することにしたのだが、よく見てみると、その記録の綴じ方がもうシッチャカメッチャカなのだ!!
それを復元するのに1時間以上かかってしまった。アァ・・・。
うちの事務員は、私の教育不行き届きでやや高度な作業はできないのだが、コピーと、コピーした書類を紐で綴じるのは、ほとんどたまにしか間違えない。もしかしたら、裁判所に保管されている元の記録がこうしてしっちゃかめっちゃかになっていたのだろうか?
いずれにせよ、そんなこんなで、意見書を完成したら、今の時間になってしまいました。
それにしても最近腹が立つのは、通勤時間帯、とくに帰宅時間帯(といっても私の場合、非常な深夜だが。)、きまって雨に降られることだ。
南国宮古島ではあるが、この季節降る雨はけっこう冷たい。
しかも、それが強い海風に乗って真正面から降りつけてくる。傘を機動隊の盾みたいにして歩いて帰るのだが、いつもズボンがグッショグショになってしまう。
今も、外は雨の音だ。
「審尋書」という書類を受け取ってから1週間以内に裁判所に意見書を出さなければならないとのことなので、アワを食った。というのも、書類を受け取ったのは10日(…だとその占有屋は言っている。)だが、来週、私は、石垣島に行ったりするので、13日中には意見書を出しておかないとピンチだということに気付いたからだ。
ついでに言えば、なぜ石垣島に行くかというと、石垣島に2箇所目の公設事務所(この平良ひまわり基金法律事務所みたいな法律事務所)がこのたびオープンする運びとなり、その開所式に参加するためだ。私にとっては宮古島に赴任してはじめての石垣島訪問だ。
おめでとう! 石垣島のみなさん。そして、担当の折井真人先生!!
がんばってチョーダイ!!
まぁ、それはそれとして、さて、手はじめに、以前事務員にコピーさせておいたすごく分厚い競売記録(裁判所に保管されているその競売事件に関する書類の束)を再検討することにしたのだが、よく見てみると、その記録の綴じ方がもうシッチャカメッチャカなのだ!!
それを復元するのに1時間以上かかってしまった。アァ・・・。
うちの事務員は、私の教育不行き届きでやや高度な作業はできないのだが、コピーと、コピーした書類を紐で綴じるのは、ほとんどたまにしか間違えない。もしかしたら、裁判所に保管されている元の記録がこうしてしっちゃかめっちゃかになっていたのだろうか?
いずれにせよ、そんなこんなで、意見書を完成したら、今の時間になってしまいました。
それにしても最近腹が立つのは、通勤時間帯、とくに帰宅時間帯(といっても私の場合、非常な深夜だが。)、きまって雨に降られることだ。
南国宮古島ではあるが、この季節降る雨はけっこう冷たい。
しかも、それが強い海風に乗って真正面から降りつけてくる。傘を機動隊の盾みたいにして歩いて帰るのだが、いつもズボンがグッショグショになってしまう。
今も、外は雨の音だ。
2006/1/6 22:11
破産志願はいいけれど・・・ 分類なし
債務整理や破産のときに気をつけなければならないのは、自分がお金を借りている銀行に預金がないかどうかだ。なぜなら、そういった預金があると、銀行に相殺されてしまって、預金の残高をすべて取られてしまう。それを給料の振込口座などにしていると大変な悲劇になる。
だから、債務整理や破産に着手するときには、給料の振込口座を変えるなどの手を打っておかねばならない。
ところが、Kさん(52歳女。パート。ちなみに夫は失業中)は、それがどうしてもできない、というのだ。というのも、Kさんの職場が給料の振込はその銀行にしかしない。それ以外の給料支払い方法は絶対に認めないと言っている・・・とのこと。それが事実なら、重大な労基法違反か不正競争防止法違反のどちらかにちがいない。・・・そう言って職場の人に強く振込先の変更を申し入れたらどうですか、あなたから言いにくければ私が交渉してあげましょうか・・・とアドバイスしたら、Kさん「そんなことしたら職場をクビになってしまいます。」
そんなことでクビにできるわけがない。クビにされたら、裁判でとことん戦えばいいじゃないですか・・・なんていうのは、いわゆる書生論ってもんだろう。・・・実に困った。
こうして思案に暮れていたところ、Kさんから、このままでは前に進まないので、年が明けたら破産の申立をしてください、との連絡が昨年末あった。
それで、今日、Kさんに最終意思確認をしたところ、やはり進めてくれ・・・とのこと。
「銀行の方が心配ですが大丈夫ですか。」
「大丈夫です。」
「どうしてですか。」
「去年の暮れに職場をやめたからです。」
「!?」
銀行は大丈夫かもしれないが、生活は大丈夫なのだろうか!?。夫もあいかわらず家でブラブラしているという。いったいぜんたいこれからどうやって暮らしていくつもりなのか。この島には再就職できるあてなんかないのに・・・。
Kさんら多重債務者は、当事務所の主要な顧客層であるが、聞くと、ほんとうにお金のない人ばかり。1万円以上貯金がある人は表彰したくなるほどだ。だが、それで飢え死にの危機に直面しているという人もひとりもいない。
実際には秘密の糧があるのかもしれぬ。いずれにせよ、なんとなくどうにかなってしまっているというところが不思議なところだ。・・・にしても、これから破産しようかという人が勤め先をやめてしまうことを、果たしてどういう理由があれば正当化できるのだろうか!?。
・・・いずれにせよKさんの破産申立書は全面的に書き改めなければならなくなった。こうしてひとつ、またひとつ、仕事というものは自己増殖していくものなのである。
だから、債務整理や破産に着手するときには、給料の振込口座を変えるなどの手を打っておかねばならない。
ところが、Kさん(52歳女。パート。ちなみに夫は失業中)は、それがどうしてもできない、というのだ。というのも、Kさんの職場が給料の振込はその銀行にしかしない。それ以外の給料支払い方法は絶対に認めないと言っている・・・とのこと。それが事実なら、重大な労基法違反か不正競争防止法違反のどちらかにちがいない。・・・そう言って職場の人に強く振込先の変更を申し入れたらどうですか、あなたから言いにくければ私が交渉してあげましょうか・・・とアドバイスしたら、Kさん「そんなことしたら職場をクビになってしまいます。」
そんなことでクビにできるわけがない。クビにされたら、裁判でとことん戦えばいいじゃないですか・・・なんていうのは、いわゆる書生論ってもんだろう。・・・実に困った。
こうして思案に暮れていたところ、Kさんから、このままでは前に進まないので、年が明けたら破産の申立をしてください、との連絡が昨年末あった。
それで、今日、Kさんに最終意思確認をしたところ、やはり進めてくれ・・・とのこと。
「銀行の方が心配ですが大丈夫ですか。」
「大丈夫です。」
「どうしてですか。」
「去年の暮れに職場をやめたからです。」
「!?」
銀行は大丈夫かもしれないが、生活は大丈夫なのだろうか!?。夫もあいかわらず家でブラブラしているという。いったいぜんたいこれからどうやって暮らしていくつもりなのか。この島には再就職できるあてなんかないのに・・・。
Kさんら多重債務者は、当事務所の主要な顧客層であるが、聞くと、ほんとうにお金のない人ばかり。1万円以上貯金がある人は表彰したくなるほどだ。だが、それで飢え死にの危機に直面しているという人もひとりもいない。
実際には秘密の糧があるのかもしれぬ。いずれにせよ、なんとなくどうにかなってしまっているというところが不思議なところだ。・・・にしても、これから破産しようかという人が勤め先をやめてしまうことを、果たしてどういう理由があれば正当化できるのだろうか!?。
・・・いずれにせよKさんの破産申立書は全面的に書き改めなければならなくなった。こうしてひとつ、またひとつ、仕事というものは自己増殖していくものなのである。
2006/1/6 2:57
ひそやかな思い 分類なし
早くも重たい相談事がいろいろ舞い込んで、正月気分とは簡単におさらばできた。
ところで、このブログはほとんど自分しか見ないので、昨年大晦日には「日本自己満足ブログ大賞」を受賞しそうになったのだが、実は日本各地でいろいろな方がたまにこのブログを覗いてくださっていることがわかった。しかも、ごくまれにではあろうが、このブログがある美しいお嬢さんの目にも止まっていることを今日知った。ついては、これからは、文章表現にもっと気を使い、本年は気品ある洗練されたブログへと、この完成度を高めていきたいと思っている。
宮古島は、昨日、今日と、実にあったかい毎日が続いている。紋別とか、倶知安とか、十和田とか、いてつく北国の公設事務所で頑張っている先生は本当にえらいな〜。
ところで、このブログはほとんど自分しか見ないので、昨年大晦日には「日本自己満足ブログ大賞」を受賞しそうになったのだが、実は日本各地でいろいろな方がたまにこのブログを覗いてくださっていることがわかった。しかも、ごくまれにではあろうが、このブログがある美しいお嬢さんの目にも止まっていることを今日知った。ついては、これからは、文章表現にもっと気を使い、本年は気品ある洗練されたブログへと、この完成度を高めていきたいと思っている。
宮古島は、昨日、今日と、実にあったかい毎日が続いている。紋別とか、倶知安とか、十和田とか、いてつく北国の公設事務所で頑張っている先生は本当にえらいな〜。
2006/1/4 20:22
仕事初め 分類なし
三が日は完全に休養し、睡眠を十分にとった。
しかし、寝ていると仕事の夢ばかり見て、あまり寝ている気分がしなかった。
また、今朝はやっぱり起きるのがつらかった。
早起きの人は本当に尊敬してしまう!
私は、こうして朝起きるのがつらくなくなったら、いよいよ本格的に自分も年をとったな〜と自覚することだろう。日頃、もう年だ、もう年だ・・・と口癖のように言っているけれど。
かれこれ45年生きた。私は、90歳まで生きる予定なので、その意味では人生の折り返し点に差し掛かったというわけだ。まだまだ先は長いなぁ!!
しかし、寝ていると仕事の夢ばかり見て、あまり寝ている気分がしなかった。
また、今朝はやっぱり起きるのがつらかった。
早起きの人は本当に尊敬してしまう!
私は、こうして朝起きるのがつらくなくなったら、いよいよ本格的に自分も年をとったな〜と自覚することだろう。日頃、もう年だ、もう年だ・・・と口癖のように言っているけれど。
かれこれ45年生きた。私は、90歳まで生きる予定なので、その意味では人生の折り返し点に差し掛かったというわけだ。まだまだ先は長いなぁ!!
2006/1/1 3:22
謹賀新年 分類なし
クリスマスの歌は古今東西いろいろあるのに、お正月の歌は「もういくつ寝るとお正月・・・」と「年のはじめのためしとて・・・」くらいしか思いつかない。
前者の、「おしょうがつにはたこあげて〜」のメロディーはなかなか斬新だ。
お正月の新しい歌をつくったら売れるのではないか。
年末のクリスマスの華やいだ雰囲気もいいけど、お正月の粛とした雰囲気、そしてすべてリセットされる感覚もいい。
・・・とか何とか、さっきまで長々書いていたら、パソコンがいかれてすべてリセットされてしまいました。ハハハ。
あけましておめでとうございます。
私は本年は「平良ひまわり基金法律事務所」の任期切れになる年です。
4月、任期が切れたら、どこかのパソコンの専門学校に入学して、パソコンの本質をしっかり勉強してきたいと、さっき決心したところです。
みなさま、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
前者の、「おしょうがつにはたこあげて〜」のメロディーはなかなか斬新だ。
お正月の新しい歌をつくったら売れるのではないか。
年末のクリスマスの華やいだ雰囲気もいいけど、お正月の粛とした雰囲気、そしてすべてリセットされる感覚もいい。
・・・とか何とか、さっきまで長々書いていたら、パソコンがいかれてすべてリセットされてしまいました。ハハハ。
あけましておめでとうございます。
私は本年は「平良ひまわり基金法律事務所」の任期切れになる年です。
4月、任期が切れたら、どこかのパソコンの専門学校に入学して、パソコンの本質をしっかり勉強してきたいと、さっき決心したところです。
みなさま、本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
