2008/10/8  3:48

官報を閲覧する  弁護士・法律

 ある破産事件の“事件番号”(注)が知りたくて、裁判所に問い合わせたが、教えることはできません、とのことだった。そこで、弁護士会の図書館に行って、官報(破産宣告は官報に掲載される。)のバックナンバーを調べることにした(ほかに何かいい方法をどなたかご存知でしたらお教え下さい。)。
 官報などというものを読む機会はそうそうあるものではない。
 しかし、数々の記事、とくに破産宣告など裁判所関係の公告を見ているとなかなか興味深かった。
 ある著名な政治家が代表をつとめる団体が破産宣告を受けていたり、自分の家の近所の人がずいぶんたくさん破産宣告を受けていたり・・・。破産管財人に選任されている弁護士の中に、同期生の名前を見つけたり、ある公設事務所でがんばっている弁護士の名前を見つけたり、なんとなく懐かしさがこみ上げてくることも。
 それにしても、図書館に備えられた官報のバックナンバーは刷りたてそのままにページ同士がくっついていたりして、今日までに誰かがひもといた形跡もなかった。いわば、私がこの官報の長年の眠りをさましたようなものである。
 おそらく全国のたくさんの図書館で、同じように官報の膨大なページ、そこに掲載された無数の情報が、だれに見られることもなく静かに冬眠しているに違いない。
 ・・・さて、結局目的の破産事件の事件番号もなんとか探し当てることができた。しかし、そのために2時間くらいかかってしまった。
 なお、インターネットで官報の情報を検索したりできるサービスもあるとのこと(有料)。ただし、その申し込みはオンラインではできない。官報販売所に行って申込書を直接提出しなければならないそうだ。
 2時間かかったが、販売所に行って帰ってきてパソコンで検索するよりは、まぁ早くすんだわけだ。
注) 裁判所の手続にはそのいちいちにナンバリングがされており、それで手続が特定される。たとえば、通常訴訟事件は、平成20年(ワ)第1234567号などと表示される。



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