2006/6/4  16:04

Jeunes Danseurs  Ballet(観るほう)♪
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↑プログラムの写真にもエスプリを効かせたさすがのジョゼ(振付)・アニエス(衣装)プロデュース・「Delibes-Suite」。

5月下旬、ガルニエでは数年に一回、若手ダンサーにチャンスを、という企画、「Jeunes Danseurs」があった。
外国人のキム・ヨンゴルが遅く入団したためか32歳と最年長であるが、それ以外はほとんどが20歳前半、最年少は17歳(Aubane Pholbert/Eleonore Guerineau)。
オペラ座は世界一平均年齢が若いバレエ団だと聞いたことがあるが、そのオペラ座を支える若手層のみずみずしさに溢れた舞台が繰り広げられた。

私が見た日(23日)の演目は以下の通り。

☆Paquitaより3幕グランパ(パ・ド・トロワを挿入):Sabrina Mallem, Yong Goel Kim(グランパ)、Laurene Levy, Ludmila Pagliero,Gregory Gaillard 他コールド
☆眠りの森の美女より青い鳥のPDD:Aubane Philbert,Mathias Heymann
☆コッペリア(パトリス・バール版)よりエピローグ:Christelle Granier,Jean-Philippe Dury, Samuel Murez
☆Abel etait...(SujetのダンサーMallory Gaudion振付):Cyril Chokroun,Gregory Dominiak
☆Bergamasques(エトワールJean-Guillaume Bart振付):Eleonore Guerineau,Marc Moreau
☆Delibes-Suites(エトワールJose Martinez振付、Agnes Letestu衣装):Mathilde Froustey,Josuia Hoffalt)
☆白鳥の湖より黒鳥のグランパ(ヌレエフ版):Alice Renavand,Vincent Chaillet,Sebastien Bertaud
☆JoyeuxよりDiamantsのアダージオ(バランシン):Laura Hecquet, Audric Bezard

全体の印象からいうと、このレベルの高さがオペラ座のコールドの底力なのか、と納得したというところか。どの人も、エトワールになれなくとも、主役をやる機会さえ与えれば、他のバレエ団のソリスト級のことくらいはこなしてしまうのがオペラ座のようである。

特別印象的だったのは最後を飾ったDiamantsのLaura Hequet。Sujetクラスだから今回の出演者の中では出来て当然という方もいるかもしれないが、私には驚きのレベルだった。
「チャンスをいただいたので頑張りました!」というのが他の演目のレベルだったとすれば、この人は「ワタクシ、これ、本公演でも代役をやらせていただけるレベルなんですけれど。」と言いたげなほどの落ち着きぶり、完成度、なんという音楽性。

他には、先日の郊外ガラでも見た「青い鳥」の二人。なんという若々しさ、みずみずしさ、溢れるエネルギー!特にMathias Heymannは、郊外の狭い舞台からはみ出さんばかりに踊っていたダイナミックさを広いガルニエ宮でも見せてくれ、そのまま空に飛んでいってしまいそうな素晴らしいブルーバードを踊った。きっと、飛び物といえば、というEmmanuel Thibault に次ぐダンサーになるに違いない。

それから、ジョゼ振付による「Delibes-Suite」。バルナで金・銀をとったカップルMathilde とJosua は一緒に踊ることが多いせいかとても互いに慣れた様子で、息のあったすばらしいPDDを見せてくれた。Mathildeの細く長い足から紡ぎだされるジョゼのエスプリの効いたパの楽しかったこと!

ちなみにこの作品、私は初演を数年前にロワッシーの小さな小さな劇場で見たのだが、その時はIsabelle Ciaravoraが女性パートを踊った。(男性は失念。)
彼女にとても似た体型のマティルドが今回選ばれたあたり、何かジョゼとアニエスのプロダクションのイメージする女性像を見た感じがする。細く、針金のように強い身体を持ちながら、コケティッシュなダンサー。
(この作品、3年前の東京の世界バレエフェスティバルではアニエスが熱を出していたのでアダージオしか観客は見られなかった。今年、やっとジョゼとアニエスという製作した本人たちで踊られるそうだから、楽しみである。)

足先といえば、バールの作品を踊ったEleonore Guerineau。
昔コンセルバトワールにバールが教えにきたとき、彼は皆の足先に耐え切れず、おそろしくしつこく注意をし続けた、とダンサーキョウコちゃんが話してくれたことがある。彼のこだわりは振付(床をたくさん使う足先!)にも出ているし、Eleonoreというきっとオペラ座ではナタリー・オーバンに次ぐ強そうな甲を持ったダンサーを選んだあたりにも出ている気が。

これだけ高いレベルのダンサーたちの中で昇進していくのはいかに大変なことか、とまたその競争の激しさを想像しため息をついた一晩であった。









2006/6/6  11:31

投稿者:chihiro
みーすけさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
パリはお勉強とバレエを両立させるのに最高です(!?)
ぜひまたブログに遊びにきてください♪

2006/6/6  9:13

投稿者:みーすけ
はじめまして。みーすけといいます。パリ、バレエ で検索していてちひろさんのブログにたどり着きました。私は今会社員ですが、将来的に、パリにお勉強しに行きたいと思っています。また、バレエもやっているので、ちゃんとバレエの情報も収集しておかなきゃ♪と思って検索していました。
ちひろさんのブログは、なんだか文章が文学的で素敵ですね。またちょこちょこおじゃましますので、宜しくお願いします。

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