2006/6/20  19:25

旅の愉しみ  voyage
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遺跡を見たり、旧市街を訪ねたり、美味しい土地のモノを食べたり。
旅の愉しみといえばいろいろあるが、
私にとって旅で一番幸せなひととき、それは朝食である。

フランスのホテルの朝食は、大型ホテルなどに泊まればコンチネンタル式で
あったりするのだろうが、大抵がバゲットかクロワッサン、カフェか紅茶、
それにオレンジジュース、というくらいの簡単なもののことがほとんどである。


先日学会で訪れたボルドーでは、ホテルが素敵なテラスを備えているわけでもなく
イマイチ魅力に欠けたので、近くにちょうどle pain quotidien があることだし、と
そこでいただくことにした。

パリにもチェーン展開しているのに旅先でまで!と思われるかもしれない。
しかし、平日の朝はあわただしく、週末は朝寝坊、と
なかなか朝食を外で食べる機会なんてないのが普段の生活だ。
(大抵の人がそうだろう。)
外で朝ごはんを食べる、というそのこと自体が非日常的で幸せを感じる。

日中はうだるような暑さだったボルドーも、
朝は頭がシャキっとする爽やかさ。
そんな中、瓶ごとサービスされる大好きなここのプラリネクリームを前に、
普段とは違うゼイタクを感じて幸せに浸る。至福の時!


思い出してみると、私の場合、朝食を中心に旅の記憶が展開しているような
気もする。各国の朝食文化ってかなり違うから面白くて印象に残るのだろう。


随分前、アルルでの飲みきれないほどたっぷりのカフェオレの入ったポットは
なんてことないものなのに、フランスをまだあまり旅したことなかった私には
感動のかわいさだった。
素敵なテラスでいただく朝食に、これぞフランス、と思ったものだ。

食べきれないほど朝食を出してくれた、ドイツにノイシュバインシュタイン城を
見にいったときに泊まった下の街フュッセンの宿の老夫婦はまだご健在かしら。

朝から塩辛い魚のマリネがあってチェコのホテルでは驚いたっけ。

研修で行った韓国では、一泊ホームステイまであって、
朝からタコのお味噌汁に辛い炒め物に・・・と夕ご飯のようなものが出てきて
胃が悲鳴をあげていたっけ。しかもステイ先のお母さん、
「チヒロのにはタコが少ない」って自分のお箸で私のお椀にどんどん入れてくれて、
優しさに感謝すると共にそのカルチャーにも驚いたものだ。
(そういえば中国の友達を泊めたときにも思ったことだけれど、
日本に比べてこのお隣二国では朝食が欧米化されていない様子。)

10年前、モロッコの砂漠まで行こうとしていたとき。
メルズーカという街で夜行バスを降りたところで砂漠行きの
長距離バンの値段交渉のために入ったお宅(事務所?)の美味しいパンと素朴なスープ
は、夜行バスで冷え切った体に温かく、とても印象的だけれど、
その後ここでは同行の友人がアクセサリーを押し売りされそうに
なったというオマケがついてきてしまったこと。

去年行ったマラケシュではヨーロッパのとは違いモチモチとした美味しいクレープを
女の子が熱い鉄板と格闘しながら一生懸命焼いてくれたっけ。

笑いといえばやっぱり、フィガロ・ジャポンで特集されていた、ブルゴーニュ地方の
素敵なオーベルジュに泊まったときかしら。
宿の裏に広がる農場を目前に、なんともすがすがしい気分での素晴らしい朝食。
そこで出されたジャムを見て、当然手作りなんだわ!と
思い込んだ私(いや、その雰囲気たるや、誰でもそう思わされることでしょう)、
「これ、自家製ですか?」と聞いたところ、一言マダム、

「ノン!」


そんなことを考えていたら、たまにはパリでも非日常を味わいに朝食を外に食べに出かける余裕を持ちたいものだなぁ、なんて。










2007/7/19  9:20

投稿者:chihiro
>ジューンさん

随分とブログを放っておいてしまってお返事が遅くなってごめんなさい。ご旅行に間に合うかしら。
”超のつく初級”の方とのことですが、知り合いで20代になってからパリでバレエをはじめた人がいるのでdebutantとレベル表示してあるクラスに出れば、大丈夫なのではないでしょうか。
楽しいパリ滞在になるといいですね!

2007/5/8  10:53

投稿者:ジューン
遅ればせ過ぎ乍らバレエを初めて、7年ぶりにパリに行こうと思ったときにちひろさんのリンクに出会いました。超の付く初級者でもレッスンを受けられますか?お忙しいとはおもいますがアドバイスを頂ければ嬉しいです、宜しくお願い致します。行く時期は7月22日頃から一週間の予定です。

2006/6/25  20:24

投稿者:chihiro
うん、やっぱり朝食は今のところ、モロッコかドイツに
軍配があがるってとこかなぁ。豪華さではドイツだね。
pain quotidienのプラリネ、今度帰国するとき
持って帰るんだもん♪
あんなに美味しいプラリネクリームってばまだ他でであったことないわ。
高いのならあるのかもしれないけど、あそこのお値段も魅力の一つなんだよね。
ユリプラリネ嫌いだもんねぇ。残念だよ、ほんとに。

2006/6/24  1:05

投稿者:ユリリン
ドイツの朝食といえば・・・
つい最近、間違って5☆ホテルに泊まれてしまったときの
朝食は超・豪華で美味しかったぁ〜。
特にサーモンが美味しかったの、サーモンがぁ!
ドイツパンといえば、黒パンよね。
すっぱくて堅そうだけど、意外にソフトでこおばしいぃ〜。
ケシの実やゴマなどのツブツブ付きもイケル。

でもね、パンコティ(略すな?)のプラリネは私は苦手なのだぁ〜。ざむねん。

2006/6/23  10:24

投稿者:chihiro
るうさんこんにちは♪
ブログ、拝見させていただきました!
すごく写真がたくさんあって、旅の思い出を綴るっていいですね。
やっぱり朝食はドイツですよね〜〜〜!!!
若いころは食べきれない分はサンドイッチまで作らせていただいて持って帰ったものです(笑)
le pain quotidienのプラリネクリームは必須です!
次回、是非っ。


2006/6/22  5:45

ちひろさん、お久しぶりです。
以前にお茶の水の話題でコメントさせていただいたるうです。

le pain quotidien って、前にパリに旅行に行ったときに、行きたかったのに結局行きそびれてしまったお店です!プラリネクリームめちゃおいしそうですね。やっぱり無理してでも行けばよかったなあって、今更後悔しちゃいました・・・

そのときは、メトロのSt.Paulの近くのホテルに泊まっていて、朝食がついていなかったので、いつもSt.Paulの駅をでてすぐのところにあるカフェでプチデジュネというのを食べていました。どうみてもスーパーで袋入りで売ってる物と思われるクロワッサンとオレンジを搾って水で割ったジュースとおいしいエスプレッソで、500円もしなかったような覚えがあります。
最後の日に一回だけマレ地区のおしゃれなカフェで朝食を食べたけど、思い出すのは駅のそばの名前も分からないカフェのほうです。

堀井和子さんの本で、「朝ごはんの空気を見つけにいく」というのがあるのですが、朝ごはん好きなら楽しいと思います。パリだったら日本の本も手に入りますよね?見かけたらぜひ手にとってみてください。

先日、ドイツとオランダに旅行に行ったのですが、やっぱりドイツの朝ごはんっていいなあ、って思いました。私、ドイツのパンが大好きなのです。
今、ブログで旅行記を書いているので、見ていただけたら嬉しいです。

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