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| テレビ東京 水曜スペシャル「風の歌が聴きたい〜音のない世界に生きる聴覚障害夫婦の16年」 音のない世界に生きる聴覚障害者・高島良宏さん、久美子さん。そして聞こえる世界の息子・怜音くん。その家族に16年にわたり密着取材。出産、子育て、息子の思春期・・。「音」という壁を抱えた家族の心の葛藤。家族の絆を考えるドキュメンタリー。 こんなに長い文句はいらない。 映像は嘘だというけれど、 この16年間密着番組は本物だ。 「聞こえる世界と、聞こえない世界を隔てる壁なんて、実際にはなかったのだ・・・」 すばらしいメッセージだと思う。 前々から、私が言いたかったことを、 この番組は、すべて言ってくれた。 こういう壁は、ほとんど、 ごく普通の人たちが作り出すもの。 しかも無意識に。 だから余計にやっかいなんだけど。 英語の世界と、日本語の世界の壁と、そう変わらない。 我々の世界に、英語を話す人が来たら、 しょうがないから、その人の為に、英語を勉強する。 音の聞こえない人が来たら、 しょうがないから、その人の為に、手話を勉強する。 どっか嘘くさいと思いませんか? もうお分かりでしょう。 「その人の為に」というのは、ぜったい嘘! 実際は、「自分の為に」「お互いの為に」なのだ。 こんな簡単なことが なかなかわからないんだなあ。 そのために、見えない壁をつくってしまう。 親子の間でも、それが起こった。 でも、親子3人で宮古島の海に潜ってみた。 海のなかは、音ではコミュニケーションがとれない世界。 音のない世界でも、 立派にコミュニケーションがとれた。 音の前に、親子が対等であることがわかる。 「対等であること」 それがコミュニケーションの基本だ。 途中からもう、涙で画面がよく見えなくなった。 それでも、表情で手話はよくわかった。 本物の番組には、本物のメッセージがある。
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