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「ざ・鬼太鼓座」 RSS
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投稿日時 2008/4/16 22:00:33
更新日時 2008/6/30 12:42:59
「ざ・鬼太鼓座」(←関連サイトです)は、佐渡を中心に演奏活動する和太鼓集団、「鬼太鼓座」(おんでこざ)を追ったドキュメンタリーで、故加藤泰監督の遺作、’81年製作されたものの、余り上映機会がなかった幻の作品、今回、鬼太鼓座特別公演に合わせた特別企画として、渋谷UPLINKXで先週末から5月2日(金)まで上映、

4年前、「鬼太鼓座」の中心メンバーだった和太鼓奏者、林英哲を追ったドキュメンタリー「朋あり。」('04)を見、精根こめて叩く太鼓パフォーマンス、その姿、音響迫力、の余韻の想い出があって、この作品のことは今まで知りませんでしたが、ビデオ・DVD化もされていないようで、この機会に、と、見てきました。

若い頃の林英哲ら、佐渡に集まってきたメンバー達のトレーニング、日常風景、「八百屋お七」「津軽じょんがら節」等の演目、各地での四季の自然をバックにしてのパフォーマンス等、骨太なタッチの感触、感想は後(日)にと。

(「朋あり。」でも)地域限定ですが、ご覧になった方の、率直な感想、批評、コメントある方等、自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)
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1 異色映像詩的ドキュメンタリー
投稿者:- 投稿日時 2008/4/17 22:00:09
更新日時 2008/4/17 22:19:00
このUPLINKXは初めて、文化村通りを東急百貨店を左に見てしばらく、2Fにある小さな劇場。低めのマットの椅子が並べてあるこじんまりした客席、各椅子に茶色のクッションが置いてあるのが、どこかくつろぎ感。年齢層は様々、男女半々で10人位の観客でした。

ドキュメンタリー、ではありますが、ほとんどメンバー個人、でなく、演目、パフォーマンスを追った内容、荒々しい海、瑞々しい緑、雪景色、桜等自然も折りいれて芸術的映像詩、という後味でも。

(後半テロップで出た誕生年だと)20〜30代、の男女がジャージ姿や半身裸で、雪道や波打ち際を走る様子等は、見方によればカルト集団的印象も、ですが、ほとんど科白がない構成の中、最初の方の短いミーティング風景や、女性達が、元メンバーの女性とラフに結婚や出産観等語っている様子は、20代後半位、世間では結婚へのプレッシャーが、という当時の風潮も見えたり、等身大若者が、何らかのきっかけで、太鼓に打ち込むようになった、というバランスが感じられたりも。

基本的に固定したローアングルが多かった感ですが、メンバーやモチーフ的女性の表情のクローズアップ、また大太鼓をふんどし姿の2人で打つシーン、多分対象は林英哲だったと思いますが、足の裏側!含め、ほぼ真下から見上げるアングル、とか肉体の生身のダイナミックさ、を際立たせるようで、印象的。

太鼓だけでなく、津軽三味線、琴の伝統楽器の響き、またそれにのせての演目で、赤と黒の効いた舞台衣装と面をつけての剣舞での、力強さ、「八百屋お七」の浄瑠璃形式でお七が、櫓へ登っていく様子、琴での「さくら、さくら」等でモチーフ的に登場する着物姿の女性達の、艶かしさ、等、日本的肉体美に迫る、感も。

メインの太鼓は、荒々しい強さ、だけでなく、叩き方によって、ピアニッシモ的な部分もあって、強弱アクセントでの味、というのも。また折に入る風の音のような電子効果音も独特なスパイスで。

和太鼓奏者ドキュメンタリー、としたら「朋あり。」の方が、対象を追うということでは一貫性が、とも思いましたが、ある種骨太、かつ美的な異色作、こういう形のドキュメンタリーもあったのだった、という発見ではありました。
 
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