映画
「アイム・ノット・ゼア」 RSS
 スレッドマスター:- BLOG
アクセス数:418
投稿日時 2008/4/29 22:00:07
更新日時 2008/5/6 22:42:14
「アイム・ノット・ゼア」(←関連サイトです)は、年頭ゴールデングローブ賞発表の時((「エディット・・・」スレッド2)に知って興味持った、ボブ・ディランの伝記作品で、先週末公開になり、いずれ見てきたいと。

ボブ・ディランは、好きな曲は浪々とリフレインで印象的な「天国への扉」、その他馴染みとして曲名が浮かぶのは、カバー共にの「風に吹かれて」位、また自分の愛読作家片岡義男の本の中、一番好みがエッセイ「コーヒーもう一杯」、片岡氏はディランの著作を翻訳したことがあるようで、前に、そのタイトルもディランの曲関連も?と、同名項目を読み直すと、キャル・スミスというシンガーの別曲モチーフだったようですが、引っかかった曲。

伝説・現役のシンガー、でも年代・嗜好的にもそう身近ではないですが、今回、詩人、アウトロー、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター、という6つの面を6人の俳優が演じる、という構成もユニークそう、と。

演じる6人は、クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィンショー、マーカス・カール・フランクリン、この中ではやはり各賞助演女優賞に顔を出したケイト・ブランシェット、先日訃報あったヒース・レジャー、リチャード・ギアに注目が。

ご覧になった方の、率直な感想、批評、コメントある方等、自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)
トラックバック(1)
投稿者
タイトル
本文
フォント:
ガイドラインおよびご利用上の注意に同意する
新しいものから表示古いものから表示
1 ボブ・ディラン、伝説の6現象
投稿者:Autumn 投稿日時 2008/4/30 22:00:40
更新日時 2008/4/30 22:00:40
今日都合も合ってシネカノン有楽町2丁目で見てきましたが、観客層は若〜高年層様々、6話のオムニバス的な、という予想は外れて、ボブ・ディランのある時期、側面を、実在、架空の人物になぞらえてのストーリーが交錯しながら進む、入り組んだ構成で。

余り、曲名でもあるタイトルの通り、正面から実像を追う、という感ではなかったですが、こういう取上げ方をされる多面性、があり、それぞれの面が強烈な伝説化、という人物題材ならでは、で、やはりこの人に馴染みの上で見れば、全体に、また科白の一言一言につき、より味わい深いものがあるかと。

60年代の時代の波に揺れるアメリカの背景、その中、自身葛藤しながら変動していった1個人+アーティストぶりが、映像的にもモノクロとカラー、ドキュメンタリー的+寓話的な部分が織り交ぜられながら、の異色作、という後味。

ロックスター部分を演じた注目のケイト・ブランシェットは、ややくだけた男装の麗人風、彼女のパートはモノクロでしたが、それがシャープさに合っていた感触、表情や話し振り等この人の芸域の広さ、も改めて。このパート中の、”この世界では夢だけが真実”と、身体が風船のように宙に浮いたシーンが印象的。

また、マーカス・カール・フランクリンという黒人の子役の、若くして放浪の哀愁漂わし、ギター+歌含め芸達者ぶり、その成長後、のような、DVDでの「綴り字のシーズン」以来だったリチャード・ギアの達観したようなアウトローぶり、も頭に。

全編にディランの曲が流れ、私の知っていたのはギアのパートでの「コーヒーもう一杯」、エンドロールでの「天国への扉」でしたが、久方に「天国・・」を聞いて、ややしみじみ余韻、でも私にとっては、元々最近のエディット・ピアフやマリア・カラスのように、シンガー伝記での興味、という一筋縄ではいかない作品、でした。
 
他の人のスレッドを見る
URLをケータイに送信 QRコード