昨日見てきましたが、東京ではシネセゾン渋谷でのみ上映、観客は10人位で若い層中心、余り主人公に焦点、というより、海辺の街のサーフィン好き少年達の群像劇、という感じで、
序盤は特にドラマ性はなく、エネルギーを持て余す少年達のラフな日常が続き、余り乗れませんでしたが、家族や仲間と過ごしながら、ちょっとした苛立ちや、割とストレート、赤裸々に若さの性的衝動、欲望、性癖、ガールフレンド達との接触も描かれ、それに連なるように、海、波に向けても情熱が注がれる様子。
サーフシーン自体はそう多くなかったですが、やはり久し振りにスクリーンでの、サーフものにこなれた撮影スタッフが手掛けた、ダイナミックな波の躍動に迫った映像、海中のブルーの美しさ、清涼感、少年達が波に飲まれてしまう時の、水のうねりのリアルな視覚等、体感的に、見応えが。
舞台のオーストラリアの、少年達がワゴンで出かける海の、車輪の跡が辺りに残る砂丘のような広がり、西海岸やハワイ等とはまた違った、大らかな自然のサーフポイントの景色も印象的。
謳い文句にあった少年達のイケメン度、はまあまあで、やはり主演のラクラン・ブキャナンが時々哀愁ある表情も見せて、一番インパクトでしたが、これが映画デビューのプロサーファーのカーク・ジェイキンス、テーマ曲も歌っているミュージシャンでもあるイスラエル・カナン等、未知数の若いエネルギーが詰まった作品、でもあって、
そう細かい青春の苦悩、というより、後半海での悲しいアクシデント、家族や仲間の悲しみ、それを海で乗り越えようとする主人公の姿、というのがヤマ、ストーリーは定番的で、ラストにしても、やや荒削りな感触ではありましたけれど、
輝くしぶきや、光の炸裂が、青春の生々しいエネルギーのスパーク!のようで目に残って、海のブルーが、蒸し蒸しするこの頃、一服の心身リフレッシュになって、まあ見に行った甲斐はあったサーフィンものでした。(訂正再投稿)
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