映画
1 愛の神、エロス(オムニバス)
投稿者:- 投稿日時 2008/4/1 22:00:26
更新日時 2008/4/2 9:00:40
「2046」の翌年位公開だった、ウォン・カーウァイ参加の作品、未見だったので、予習・復習という所でDVDで見たので。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の呼びかけで、スティーヴン・ソダーバーグ監督と共に「エロス」をテーマにした3作品のオムニバス。

最初のカーウァイ作品「手」は、やはり撮影クリストファー・ドイル、室内の赤やセピアの色調等、カーウァイ作品らしい空気、と。高級ホステス役コン・リーが、チャン・チェン相手に、冒頭セクハラ気味、でも身を落として悲哀混じっても貫禄の凛とした妖艶さ、少し古めかしい感じはしましたが、他の2作に比べても、アジアらしいというか秘めた官能の趣。特典映像で、同監督が、自分にとってエロスとは、という質問に、単にセックスや刺激でなく、日本料理の刺身のような、喉をくすぐるような感覚、等の答え。

次のソダーバーグ作品は、夢の中の夢、のような構成、冒頭の女性が部屋にいる夢のブルーと、精神科医との面談のモノクロ、それを俯瞰していたような後の光景の構成等、シャープな印象、でも余りこのテーマに真摯、という感がしなかったですが、

最後のアントニオーニ作品は、心に溝がある夫婦の旅、海辺や緑の美しい映像、筋書きのない展開で、先日「マリア・カラス最後の恋」でカラス役のルイーザ・ラ二エリも出ていて大胆演技。昨年ベルイマン監督と同時期に同監督の訃報がありましたが、この作品当時で92才とは、やや驚きの若々しさ、とは。全体のメロウなテーマ曲、3作品の合間の画像の、貼り絵のような部分がユニークでした。

この作品でも、ご覧になった方の率直な感想、批評、コメント等あれば自由にどうぞ!(投稿でもメールでも結構です)

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