
バロック音楽というとチャンバーオーケストラ、いわゆる室内楽が多い。当時の大体の作曲家はいろいろなソナタを作曲している。その中でもバイオリンの名曲が多い。コレッリはイタリアの作曲家で、なかでもこの作品5が有名である。このCDのバイオリンはバロックバイオリンで、通常のバイオリンより音が太めで、音の立ち上がりにも丸みがある。刺さるようなきんきんする音ではない。この12曲のなかにはおあそらく誰もが耳にしたことがあるメロディもある。コレッリのジーグとかサラバンドとかはこのCDからきていると思う。
この12曲はコンチェルトグロッソの曲もあり大体が5楽章で構成されている。楽器も通奏低音にリュートが加えられたりと聞いていて面白い。最後の12曲目が「ラ・フォリア」である。フォリアとはポルトガル起源のサラバンド風の舞曲を意味し、変奏曲の主題としてよく取り上げられることが多い。この曲は楽章の切れはないが、アダージオ→アレグロ→アダージオ→ヴィヴァーチェ→アレグロ→アンダンテ→アレグロ→アダージオ→アレグロという構成になっており、聞いててかなり迫力もある。エドゥアルトメルクスが演奏するバイオリンは炸裂するほど凄まじい。
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