| 学問(文系) |
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| 持ち前の才色兼備でカエサルに取り入り、女王としての権力を得たクレオパトラですが、カエサルが暗殺されるや、ローマの指導者アントニウスを次なる獲物に定めます。 アントニウスはクレオパトラと熱烈な恋愛に陥り、人生を狂わしてしまいます。 甘美な恋に全く骨抜きとなった彼は、東方の騎馬帝国パルティアへの遠征に失敗し、ローマの属州の一部を勝手にクレオパトラに与えてしまい、ローマ国民の怒りを買ってしまい、さらには、彼がエジプトに定住してクレオパトラと結婚し、クレオパトラより美しかった貞淑な妻オクタウィア(オクタウィアヌスの姉)を離婚して、「死んだらクレオパトラと共にエジプトのアレクサンドリアに埋めて欲しい」との遺言状をしたためたことが知れた時、ついにローマには「裏切者アントニウス討つべし」の世論が高まるのです。 こうして、全イタリアはオクタウィアヌスに忠誠を誓い、クレオパトラに対して宣戦を布告。 最大の決戦はアクティウム(ギリシア沖なので正確には「アクティオン」)沖で行われたのですが、アントニウスが、得意の陸戦で決するという意見を引っ込め、海戦を主張するクレオパトラに従った時に、勝敗は既に決していました。 海戦に於いても、勢力は伯仲していたのに、クレオパトラはその艦隊を率いていち早く逃亡し、アントニウスも彼女の後を追いました。 恋する二人の末路は哀れでした。 アレクサンドリアが陥落した時、クレオパトラは地下墓室にこもり、アントニウスに、自分は死んだが嘆くな、と告げさせます。 彼をローマに帰らせようと思ったのでしょうが、これを真に受けたアントニウスは悲嘆の余り自刃して果てます。 それを知ったクレオパトラも、玉の肌を毒蛇の牙にゆだねて命を絶ったのです。 ここにプトレマイオス朝は滅び、最終的な勝者はオクタウィアヌスとなりました。彼はローマ世界を再統一し、100年に亘る内乱に終止符を打っただけでなく、「アウグストゥス」という称号を得て、ローマ帝国の初代皇帝の地位に就くのでありました。 とまあ、このへんはニシタツさんの独壇場ですね(笑) →「す」
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