| 料理・レシピ |
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| あの女の人をみたのはいつか・・思い出した。 5年くらいまえの秋だ。 当時、旅館に花を届けてまた目の前の海をみていた。 島に行く渡船がいて、お客さんが乗り込んでいた。 木の客船なのだ。 オレはたいへん気に入った。 くすくすひとりで笑いながらみていた。 船が出て行った後、桟橋を駆けてきた女がこけた。 あ・・とおもったら、かなり痛そうな感じだ。 すぐに駆け寄ろうとしたが・・生来の気の弱さのため躊躇した。 その間にまわりの人がかけより、助けあげていた。 みると、膝頭から出血したいた。 かわいそうに・・ほんと、どじな人だと思った。 しかし、ひとのことは言えなくてオレはもっとこける。 卒業式にこけたのは、お前だけだと恩師に言われた。 ごっぱに。 そのひとがきのうの神社の人だ。 膝は良くなっていた。 よし、よし。 みなとの向い側は遊郭だった跡だとひとにきいた。 するとその雰囲気が垣間見れる気がした。 霧の日なんか・・遠いむかしのおんなのひとの嬌声が聞えてきそうだ。
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