2008/7/21 17:22
博物館での相談会&お泊り NANAとお出かけ
昨日から今日にかけて、大阪の自然史博物館へ行ってきました。各自寝袋を持参し、
博物館の床で夜を過ごすのです。当初は、寝袋を2つ持っていくつもりでしたが、
「夜間は冷房が切れます」という事前情報や、華奢な(!)母と息子が電車で
片道2時間弱かけて寝袋2つ+αを運べるのか、という深刻な問題もあって、
急遽、寝袋1個とバスタオル2枚に切り替えました。それでも、かなり大荷物
でしたけどね。
お泊り自体は、夜7時スタートです。夕方に家を出て・・・ということも考えた
のですが、当日は、「自由研究相談会」なるものがあり、NANAが「どうしても
相談したい」と申し込んだので、相談時間も考慮し、3時ごろには博物館に着く、
つまり、1時という最も暑い時期に家を出発しなければならなくなりました。
3時すぎ、博物館の裏にある通用口から入り(友の会会員の入り口です)、
「自由研究相談会」へ・・・事前に申し込んであったので、受け付けをすると、
すぐに担当の人が出てきてくださいました。今回も、NANAの大好きなW先生
です。ナイトミュージアムの世話役でもあります。
前日、K大博物館でかなり厳しいアドバイスを受けたので、最初のうち、少し
口ごもっていたNANAですが、「とりあえず、最初からやりたいことを話して
みたら」と私に促され、人間の手足のバランスについて語り始めました。
W先生の反応も、やはり「わぁ・・・それはプロの研究者が一生かかってやる
テーマやなぁ」。で、「今回は、まず、動物の骨を手に入れて、組み立てて
みる、とかどう?組み立てただけでも、十分、自由研究として提出できるし」。
と、NANAは「それはちょっと・・・」と拒否。実は、前日、おじいちゃん先生にも
「骨が一式あるはずだから、やる気があるなら、組み立てるか?」と言われて
いたのでした。プロは、発想が似ていますね。
「もう少し、『考える』ものがしたい」とNANA。去年までに、どういう研究を
したかも話しました。
「そうか」とW先生、「それは難しいねぇ。『なんで、こうなってるのかな』
という疑問については、いろいろな人がいろんなことを言ってるけど、君が
そういうことを自由研究のテーマにしようとすると、本を読んで、人の意見を
まとめて、それで、自分はこう考えるということになるけれど・・・それでは、
弱いよね。何でもいいから、自分で何か見たり、やったりして得られたものは、
自分のものだけど。だから、ヒヨドリの観察はいいよね、貴重なデータだね。
荒川のイルカについては、結局、自分で死因を調べてみないと分からないよね」
なるほどねぇ・・・
人文科学や社会科学と、自然科学の手法の違いを痛感しました。
1時間近く相談にのってもらって、「『考える』を抜きにして、『難しいこと』
も抜きにして、単純に、今何がやってみたい?」「じゃあ、鳥の観察」。
・・・ということで、今年の夏休みは、鳥の観察をすることになりました。
具体的な手法などはまだ固まっていませんが、例年と違って、「自然科学らしい」
「地に足のついた」自由研究になりそうです。
相談会のあと、一旦、博物館を出て、夕食をとり、再び博物館へ戻りました。
夜の植物園を1時間余り散歩し、ネズミの生け捕りのためのワナ(シャーマン
トラップ)を仕掛けたり、水中ライトトラップの仕掛けを見たり、ハスの花を
観察したり、コウモリの超音波を聞いたり、セミの羽化の様子を見たり、
カラスのねぐらを訪ねたり・・・
少し休憩した後は、懐中電灯を持って、夜の博物館内を探検しました。
ナウマンゾウの牙の真下に寝袋をマット代わりに敷いて寝ました。
横に目をやると、壁にはりついたマチカネワニの骨が・・・
11時に就寝し、2時半に希望者のみ、1時間の散歩に出かけ(なんと、NANAは
参加しました。もちろん、私も付き添いました)、ハスの花の中にいる虫を
見たり(アザミウマという小さな虫でした)、セミの羽化の続きを見たり
しました。
戻って、2時間ほどで起床時間!5時半から再び、植物園へ出かけました。
ハスの花やスイレンの花がきれいに開いていました。セミもすっかり抜け殻
だけになっていて・・・各種トラップは、残念ながら、全部空振りでしたが、
それもまた、いい経験でした。
NANAはずっと博物館のスタッフにまとわりついていて、あれこれ、楽しそうに
話をしていました。どのスタッフも、とても気さくに話して下さいました。
それが何よりよかったのかもしれません。
小さな子どもたちもたくさん参加していました。博物館とこういう形で出会えた
子どもは、幸せだと思います。敷居が高くないものね。
スタッフには大変でしょうが、素晴らしい博物館の取り組みだと思いました。
とはいえ・・・
暑さと睡眠不足で、NANAはもちろん、母もヘロヘロ。ダーウィン展を見て、早々に
帰宅しました。
博物館の床で夜を過ごすのです。当初は、寝袋を2つ持っていくつもりでしたが、
「夜間は冷房が切れます」という事前情報や、華奢な(!)母と息子が電車で
片道2時間弱かけて寝袋2つ+αを運べるのか、という深刻な問題もあって、
急遽、寝袋1個とバスタオル2枚に切り替えました。それでも、かなり大荷物
でしたけどね。
お泊り自体は、夜7時スタートです。夕方に家を出て・・・ということも考えた
のですが、当日は、「自由研究相談会」なるものがあり、NANAが「どうしても
相談したい」と申し込んだので、相談時間も考慮し、3時ごろには博物館に着く、
つまり、1時という最も暑い時期に家を出発しなければならなくなりました。
3時すぎ、博物館の裏にある通用口から入り(友の会会員の入り口です)、
「自由研究相談会」へ・・・事前に申し込んであったので、受け付けをすると、
すぐに担当の人が出てきてくださいました。今回も、NANAの大好きなW先生
です。ナイトミュージアムの世話役でもあります。
前日、K大博物館でかなり厳しいアドバイスを受けたので、最初のうち、少し
口ごもっていたNANAですが、「とりあえず、最初からやりたいことを話して
みたら」と私に促され、人間の手足のバランスについて語り始めました。
W先生の反応も、やはり「わぁ・・・それはプロの研究者が一生かかってやる
テーマやなぁ」。で、「今回は、まず、動物の骨を手に入れて、組み立てて
みる、とかどう?組み立てただけでも、十分、自由研究として提出できるし」。
と、NANAは「それはちょっと・・・」と拒否。実は、前日、おじいちゃん先生にも
「骨が一式あるはずだから、やる気があるなら、組み立てるか?」と言われて
いたのでした。プロは、発想が似ていますね。
「もう少し、『考える』ものがしたい」とNANA。去年までに、どういう研究を
したかも話しました。
「そうか」とW先生、「それは難しいねぇ。『なんで、こうなってるのかな』
という疑問については、いろいろな人がいろんなことを言ってるけど、君が
そういうことを自由研究のテーマにしようとすると、本を読んで、人の意見を
まとめて、それで、自分はこう考えるということになるけれど・・・それでは、
弱いよね。何でもいいから、自分で何か見たり、やったりして得られたものは、
自分のものだけど。だから、ヒヨドリの観察はいいよね、貴重なデータだね。
荒川のイルカについては、結局、自分で死因を調べてみないと分からないよね」
なるほどねぇ・・・
人文科学や社会科学と、自然科学の手法の違いを痛感しました。
1時間近く相談にのってもらって、「『考える』を抜きにして、『難しいこと』
も抜きにして、単純に、今何がやってみたい?」「じゃあ、鳥の観察」。
・・・ということで、今年の夏休みは、鳥の観察をすることになりました。
具体的な手法などはまだ固まっていませんが、例年と違って、「自然科学らしい」
「地に足のついた」自由研究になりそうです。
相談会のあと、一旦、博物館を出て、夕食をとり、再び博物館へ戻りました。
夜の植物園を1時間余り散歩し、ネズミの生け捕りのためのワナ(シャーマン
トラップ)を仕掛けたり、水中ライトトラップの仕掛けを見たり、ハスの花を
観察したり、コウモリの超音波を聞いたり、セミの羽化の様子を見たり、
カラスのねぐらを訪ねたり・・・
少し休憩した後は、懐中電灯を持って、夜の博物館内を探検しました。
ナウマンゾウの牙の真下に寝袋をマット代わりに敷いて寝ました。
横に目をやると、壁にはりついたマチカネワニの骨が・・・
11時に就寝し、2時半に希望者のみ、1時間の散歩に出かけ(なんと、NANAは
参加しました。もちろん、私も付き添いました)、ハスの花の中にいる虫を
見たり(アザミウマという小さな虫でした)、セミの羽化の続きを見たり
しました。
戻って、2時間ほどで起床時間!5時半から再び、植物園へ出かけました。
ハスの花やスイレンの花がきれいに開いていました。セミもすっかり抜け殻
だけになっていて・・・各種トラップは、残念ながら、全部空振りでしたが、
それもまた、いい経験でした。
NANAはずっと博物館のスタッフにまとわりついていて、あれこれ、楽しそうに
話をしていました。どのスタッフも、とても気さくに話して下さいました。
それが何よりよかったのかもしれません。
小さな子どもたちもたくさん参加していました。博物館とこういう形で出会えた
子どもは、幸せだと思います。敷居が高くないものね。
スタッフには大変でしょうが、素晴らしい博物館の取り組みだと思いました。
とはいえ・・・
暑さと睡眠不足で、NANAはもちろん、母もヘロヘロ。ダーウィン展を見て、早々に
帰宅しました。
2008/7/23 21:45
投稿者:MOMO
2008/7/21 19:07
投稿者:MOMO
はい、思った以上にハードでした(気づくべきですが!)。
まぁ、夜間・早朝ハイクや寝袋で寝ること自体は、「キャンプだ、ホイ!」な私には何ともないというか、ちょっと楽しかったりもするのですが、それが博物館の中でとか、観察目的でとなると、不思議にグ〜ンとテンションが下がるのは何故でしょう!?!
今日は昼前に帰宅し、昼食もそこそこに私は爆睡してしまいました。夕方に目覚めて、ようやく平常どおりに戻りつつあります。NANAはTOTOとバイオリンのレッスンに行きましたが、レッスンできたんだろうか!?
まぁ、夜間・早朝ハイクや寝袋で寝ること自体は、「キャンプだ、ホイ!」な私には何ともないというか、ちょっと楽しかったりもするのですが、それが博物館の中でとか、観察目的でとなると、不思議にグ〜ンとテンションが下がるのは何故でしょう!?!
今日は昼前に帰宅し、昼食もそこそこに私は爆睡してしまいました。夕方に目覚めて、ようやく平常どおりに戻りつつあります。NANAはTOTOとバイオリンのレッスンに行きましたが、レッスンできたんだろうか!?
2008/7/21 18:57
投稿者:KAZUはは
老人ホームで夜勤経験のある私でも、尻込みしそうなハードスケジュールですな。翌日へろへろになりそうやし・・・もう、疲れはとれましたか?大半の子供が遊ぶことばかりの夏休みなのに、NANA君は、学校があるときよりも、有意義に夏休みがすごせて、なによりですね。

http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/diary15.html(2008年7月23日分)
ここに書かれているとおり、近所の川でアオサギの生態調査をすることになり、早速、昨日から着手しています。アオサギのねぐらを探すべく、夕方、ずっとアオサギが飛び立つのを待っていました。アオサギが2羽、コサギが1羽、ダイサギが1羽いて、そのうち、アオサギ1羽がなかなか飛び立たず、4時すぎから、6時すぎまでずっと待ちました。が、我関せずで羽づくろいを続けているので、6時15分で調査打ち切り、再調査となりました。大変です(涙)。