2008/8/2 17:44
揺るがない・・・ NANAとのつきあい方
先日、BS放送を見ていたNANAが「あ!」と声をあげました。
番組の予告でした。「ヒロシマナガサキ〜白い光 黒い雨 あの夏の記憶〜」という
ドキュメンタリーです。日系3世のスティーブン・オカザキ氏が長い歳月をかけて
昨年完成させた作品です。日米双方の関係者から公平に取材を行い、証言を集めた
話題作です。
「これ、視聴予約しとかなあかんわ」とNANA。早速、テレビのリモコンを操作
しました。今春に修学旅行で広島へ行ったから、関心があるのでしょうか。
当日は、プロ野球オールスター戦・・・野球放送を見ているNANAを見て、内心、
私はほっとしました。たとえ話題作であっても、私はちょっと見たくないなぁ、
と思っていたからです。
TOTOの帰りに合わせ、少し遅めの夕食を準備していると、突然、テレビの音声が
変わりました。視聴予約で画面が自動的に切り替わったのです。思わず、声を
かけました。
「オールスター、見たらいいんちがう?視聴予約したとき、オールスターがある
って知らんかったやろ?そっちを優先したらいいんちがう?」
なんと、不真面目な母親でしょう!
すると、NANAは「いや、これは見ないといけない。ちょっと勉強しなければ
いけないと思うから・・・」
あぁ、不真面目な母親に比べて、息子はなんと真面目なんでしょう!!
冒頭の解説部分のところは、よく分からなかったのか、裏番組の野球をちらちら
見ていましたが、10分ほどすると、ドキュメンタリーを真剣に見始めました。
「オールスターはいいの?」としつこく聞く私に、「うん、もう青木(ヤクルト)
の打席は終わったから」とNANA。
ほどなくして帰宅したTOTOは、NANAがみつめる画面を見て、一言。
「今晩、夕食食べれる?」
確かに、この映像を見ながら、夕食を食べる気にはなれません。しかも、私が
用意していた夕食は、鉄板焼き・・・
「終わってから・・・かなぁ。終わってからでも、ちょっとなぁ・・・」
分かります。でも、お肉を解凍してしまったし、番組が終わるのは9時半だし・・・
戸惑うTOTOと私に、NANAが言いました。
「おれ、別に夕食なくてもいいけど。でも、焼き肉でも食べれるで」
あ、そうですか・・・
結局、テレビを見ながら(私は背を向ける形になっていましたが)、重苦しい
雰囲気で、鉄板焼きを食べました。何だか、食べた気がしませんでした。
今朝は、K大で講演会のある日でした。
「ペンギンもクジラも同じ速さで泳ぐ」という講演でした。10時半からですが、
NANAは、9時半からテレビで「メジャー」という野球マンガを見ていましたので、
「行かないのかな」と思いました。
TOTOが念のため、声をかけました。すると、NANAは何の躊躇もなく、「行くで」。
テレビを見終わって、ささっと準備をし、「ママ、オレは準備完了やで」
驚いたのは、昨日、深夜まで飲みに行っていた私のほうでして、慌てて、身支度を
整え、K大へ付き添ったのでありました。
講演自体はとても面白く、講演をされた佐藤先生の著書を買い、サインもして
もらいました。
・・・と、NANAは突然、リュックから、鯖街道で拾った「動物の骨」を取り出し、
「あの〜、これ、鯖街道で拾ったんですけどぉ〜」。
そうそう、今日の目的は、この「動物の骨」を博物館の人に見てもらうことにも
あったんです。でも、ざっと見たところ、今日の「週末こども博物館」には動物系の
人がいませんでした。それで、佐藤先生に見せようと思ったんですね。
見せられた佐藤先生は、博物館の職員さんに、「今日はO先生いらっしゃらないの?
ぼく、専門じゃないから、ちょっと分からないんだけど・・・」。
職員さんが慌てて、「あのね、玄関のコーナーなら、専門の院生がいるかもしれない
から、案内しますね」
・・・いや、もうすでに、ざっとメンバーを見てきたうえでの行動なんですが!!
後ろにはサインを待つ人が並んでいましたから、私がNANAに「N先生(おじいちゃん
先生)がおられたよ」と声をかけ、「あ、そうやな、N先生に聞いてみよう!」で
何とかその場はおさまりました。やれやれ・・・
さて、「動物の骨」・・・
45キロ歩くだけでも大変なのに、道中で拾い、リュックに入れて持ち帰ってきた
骨を、NANAは「オレが初めて自分で手に入れた骨だ」と大層、大事にしています。
何の骨なのか分かりません。どうやら、足の骨の一部のようです。
「鹿かなと思うんですけど」というNANAに、N先生は「何の骨かは分からないが、
これは相当大きな動物じゃ。鹿の骨は細いからな、鹿ではない。熊か、猪か・・・」
骨の正体を調べるだけでも、十分な自由研究になりそうです。
サギ調査のほうは、どうまとめたものか、今ひとつ、イメージがわきませんからね。
ところが、NANAは、毎日夕方になると、双眼鏡とメモ帳を持って、「サギ調査に行って
きます」と出かけます。
「骨も調べるけど、サギも調べる」
はぁ、そうですか・・・
今日も、先ほど、サギ調査に出かけました。毎日、ご苦労なことです。
この、何事にも「揺るがない」、初心を貫く姿勢、見習わなければなりません。
番組の予告でした。「ヒロシマナガサキ〜白い光 黒い雨 あの夏の記憶〜」という
ドキュメンタリーです。日系3世のスティーブン・オカザキ氏が長い歳月をかけて
昨年完成させた作品です。日米双方の関係者から公平に取材を行い、証言を集めた
話題作です。
「これ、視聴予約しとかなあかんわ」とNANA。早速、テレビのリモコンを操作
しました。今春に修学旅行で広島へ行ったから、関心があるのでしょうか。
当日は、プロ野球オールスター戦・・・野球放送を見ているNANAを見て、内心、
私はほっとしました。たとえ話題作であっても、私はちょっと見たくないなぁ、
と思っていたからです。
TOTOの帰りに合わせ、少し遅めの夕食を準備していると、突然、テレビの音声が
変わりました。視聴予約で画面が自動的に切り替わったのです。思わず、声を
かけました。
「オールスター、見たらいいんちがう?視聴予約したとき、オールスターがある
って知らんかったやろ?そっちを優先したらいいんちがう?」
なんと、不真面目な母親でしょう!
すると、NANAは「いや、これは見ないといけない。ちょっと勉強しなければ
いけないと思うから・・・」
あぁ、不真面目な母親に比べて、息子はなんと真面目なんでしょう!!
冒頭の解説部分のところは、よく分からなかったのか、裏番組の野球をちらちら
見ていましたが、10分ほどすると、ドキュメンタリーを真剣に見始めました。
「オールスターはいいの?」としつこく聞く私に、「うん、もう青木(ヤクルト)
の打席は終わったから」とNANA。
ほどなくして帰宅したTOTOは、NANAがみつめる画面を見て、一言。
「今晩、夕食食べれる?」
確かに、この映像を見ながら、夕食を食べる気にはなれません。しかも、私が
用意していた夕食は、鉄板焼き・・・
「終わってから・・・かなぁ。終わってからでも、ちょっとなぁ・・・」
分かります。でも、お肉を解凍してしまったし、番組が終わるのは9時半だし・・・
戸惑うTOTOと私に、NANAが言いました。
「おれ、別に夕食なくてもいいけど。でも、焼き肉でも食べれるで」
あ、そうですか・・・
結局、テレビを見ながら(私は背を向ける形になっていましたが)、重苦しい
雰囲気で、鉄板焼きを食べました。何だか、食べた気がしませんでした。
今朝は、K大で講演会のある日でした。
「ペンギンもクジラも同じ速さで泳ぐ」という講演でした。10時半からですが、
NANAは、9時半からテレビで「メジャー」という野球マンガを見ていましたので、
「行かないのかな」と思いました。
TOTOが念のため、声をかけました。すると、NANAは何の躊躇もなく、「行くで」。
テレビを見終わって、ささっと準備をし、「ママ、オレは準備完了やで」
驚いたのは、昨日、深夜まで飲みに行っていた私のほうでして、慌てて、身支度を
整え、K大へ付き添ったのでありました。
講演自体はとても面白く、講演をされた佐藤先生の著書を買い、サインもして
もらいました。
・・・と、NANAは突然、リュックから、鯖街道で拾った「動物の骨」を取り出し、
「あの〜、これ、鯖街道で拾ったんですけどぉ〜」。
そうそう、今日の目的は、この「動物の骨」を博物館の人に見てもらうことにも
あったんです。でも、ざっと見たところ、今日の「週末こども博物館」には動物系の
人がいませんでした。それで、佐藤先生に見せようと思ったんですね。
見せられた佐藤先生は、博物館の職員さんに、「今日はO先生いらっしゃらないの?
ぼく、専門じゃないから、ちょっと分からないんだけど・・・」。
職員さんが慌てて、「あのね、玄関のコーナーなら、専門の院生がいるかもしれない
から、案内しますね」
・・・いや、もうすでに、ざっとメンバーを見てきたうえでの行動なんですが!!
後ろにはサインを待つ人が並んでいましたから、私がNANAに「N先生(おじいちゃん
先生)がおられたよ」と声をかけ、「あ、そうやな、N先生に聞いてみよう!」で
何とかその場はおさまりました。やれやれ・・・
さて、「動物の骨」・・・
45キロ歩くだけでも大変なのに、道中で拾い、リュックに入れて持ち帰ってきた
骨を、NANAは「オレが初めて自分で手に入れた骨だ」と大層、大事にしています。
何の骨なのか分かりません。どうやら、足の骨の一部のようです。
「鹿かなと思うんですけど」というNANAに、N先生は「何の骨かは分からないが、
これは相当大きな動物じゃ。鹿の骨は細いからな、鹿ではない。熊か、猪か・・・」
骨の正体を調べるだけでも、十分な自由研究になりそうです。
サギ調査のほうは、どうまとめたものか、今ひとつ、イメージがわきませんからね。
ところが、NANAは、毎日夕方になると、双眼鏡とメモ帳を持って、「サギ調査に行って
きます」と出かけます。
「骨も調べるけど、サギも調べる」
はぁ、そうですか・・・
今日も、先ほど、サギ調査に出かけました。毎日、ご苦労なことです。
この、何事にも「揺るがない」、初心を貫く姿勢、見習わなければなりません。
