2008/4/18  23:00

une illusion  Music

雨降りの日々でしたね
あまりに良く降るので、春雨とは言えどもちょっと恨めしくなってしまう私

でもイヤなことも何もかもさっぱり流れてしまった様な気分になって、
また頑張るぞ、と思っている今日この頃

先週はずっと休み無しで毎日バレエのお仕事があったのでお疲れ。
本当に自分でもよくこの仕事頑張って続けて来たなーと実感した。
一日に4クラスの日もあったけど大丈夫。

オペラ座の大先生との大仕事を終えた後も、東京から来られる素晴らしい先生や
ロシア人の先生のキャラクターのクラスも続けて入っていたので、
気を抜かずに一つずつ丁寧にこなしてゆくのも私の仕事。

そう言えば、この前印度の虎狩りの曲を弾け、と言う夢の話を書いたが、
(この日記についてメールを下さった方々、ありがとうございました。
 皆様、虎刈りではなく虎狩りです、悪しからず。)
キャラクターレッスンはクラシックとは違い、虎狩りっぽい曲でも許されそう。。。。
何て言ったら失礼なのだが、先生がどういう曲を求めてるのか、
勿論ハンガリーとかロシア、スペインなど国の民族舞踊のイメージがあるのだけれど、
私は特別指定が無い限りやっぱり勝手な即興演奏をしている。

ハンガリーのアダージオはもしファイルにリストがあったらこの曲でお願いします、
と先生が口ずさんだ名曲は勿論知っている。
ファイルとは楽譜のファイルのことだろうけど、そんな物持って無いけど
ちゃんとその曲は知ってるよーと思って弾き始めたら、
ちょっと待て、それじゃないだろうと思いつつ、
曲は半分芥川也寸志大先生作曲の赤穂浪士のテーマに近くなってしまい焦ったが、
何とそれがぴったり踊りと相まって一人で大受けしてしまった。
(さて、賢いあなたにはロシア人の先生が口ずさんだハンガリーのアダージオの原曲が
 何の曲かお分かりだろう。。。。。)

うーん。
赤穂浪士とハンガリーのキャラクターダンスが接点を持つとは
異文化の中で3次元空間に迷い込んでしまった気分である。
ロシア人の先生にも叱られずに何とか切り抜けたのは良かったのだが、
もうその日は一日、赤穂浪士のテーマ曲が頭から消えなくて困った。
しかし、エキゾチックなメロディーだと思って聞けばエキゾチックだ。
トルコっぽいと思えば、そのようにも聞こえる。

私はこういう音楽的な感覚が非常に好きで興味がある。
家に大河ドラマ主題曲集のCDを持っていたので改めて
芥川也寸志大先生の赤穂浪士の主題曲を聴いてみたけど、
やっぱり実際に聴いてみると赤穂浪士だと思ってるイメージが強くて、
討ち入りだとか浅野内匠頭の切腹だとかそういうシーンが浮かんでくる。

中学生くらい迄は、日曜日の晩は必ず母親が大河ドラマを見ていた影響もあってか、
私は持っているCDに入っている殆どの曲を覚えている。
赤穂浪士は昭和39年の放送なので、私が産まれる前なのでリアルタイムでは観ていないし、
しかしあまりにも有名なテーマ音楽でことあるごとに使われていただろうから、
私も知っていたのだけれど、坂田晃一氏作曲の『おんな太閤記』の主題曲は大好きだった。
なんて綺麗な曲なんだろう、と思っていたのでよく覚えている。
大河物はどうしても勇ましく奮い立つ様なオープニングが多いし印象深い物が多い。

最近全く、大河ドラマの類の物を観ないので何か妙に懐かしい。

その日、一人で黙々と音楽を聴き続ける私に、主人が早く寝なさいと声をかけるので、
是非、外国人にも『赤穂浪士の主題曲』の印象を聞いてみようと思い、
聞かせてみてどう思う?と聞くと、
『鞭打たれて、昔の日本の武士が痛い拷問に耐える感じ。。。。。』と返って来た。
確かに鞭の音は痛そうだ、成る程。。。。。と妙に納得してしまう私だった。
でも主人には何のヒントも与えてないのに日本の武士という言葉が出て来た。
やはり日本的なメロディーなのだろうか。

それにしても、面白い
いやいや、私の感覚が変なだけですが



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