小林先生の「魔法の教授法」 音楽
小林先生の「魔法の教授法」 世界で最高の音を歌う天才ソプラノ歌手アイリカさんを作り上げた小林教授。先生に出会った時は、声楽を学ぶ一学生に過ぎなかったアイリカさんが、短期間でこんなに成長した秘密は何だったのでしょうか!
●急成長する生徒達
既にプロの声楽家になっている人達でも、実際には「正しい発声法」を完全にマスターしている人は意外と少ないのだそうで、プロでも間違った発声法で声帯を酷使して声を痛め、先生の所に助けを求めに来るのだそうです。
先生にレッスンを受けて、「ベルカント」という正しい発声法を習得すると、どんな人でもまたたく間に上達し、それまでの自分の限界を超越して、急速に成長するのだという事でした。
今でこそ最高音を歌えるまでに成長したアイリカさんですら、出会った時は天才とはまったく程遠いレベルだったのだという事です。
こうした小林教授の「偉大なる先生」としての側面に興味を持った私は実際に体験してみたくなり、「レッスンを体験させて下さい」とお願いしました。
●歌の才能があった私
先生から正しい発声法「ベルカント」の説明を受け、実際に声を出してみました。
「おお、いいですねえ。貴女には歌の才能がありますね。」と先生。
「ええっ、私に才能?きゃあ嬉しい!」いくら取材のためとは言え、プロか上級の学生にしか教えない偉い先生に、歌のレッスンを受けさせて、なんて、ちょっとずうずうしかったかしら、、などと言う心配は吹っ飛んですっかり上機嫌になった私。「豚もおだてりゃ木に登る」とは、よく言ったものです。
本当なら、「素人の貴女に僕がレッスン?僕を誰だと思っているんだ!馬鹿にするな!」と怒られても当然な程、高い肩書きを持つ小林先生ですが、普段の先生は至って気さく。そんな奢った態度は一切ありません。
先生の説明通りに正しく発声する事は実際には大変難しく、言う通りに中々できないので、練習中は変な奇声を発する事もしばしば。「恥ずかしい」なんて言っている場合ではありません。
「先生が私をいいと思ってくれている」という安心感が私をリラックスさせ、先生を信頼し、先生にありのままの自分をさらけ出す事ができた私は、自分でも驚く程、良い声がどんどん出てきたのです。これはまさに先生の人間的な暖かさがなせる業だと思います。
●魔法の教授法
「あなたには才能がある。」たったその一言が、人間にとってどれだけ大きなモーティベーションとなる事でしょう。「お世辞だろうな」とはわかっていても、人間、「誉められる」というのはやはり気分が良いものです。
45年間「才能」という言葉とは無縁に生きて来た私です。今更「才能がある」と言われても、「この年になって過酷な修行を積むのはしんどいし、それに歌手になってどうすんの?」というのが本音ですが、一方では「もし自分に才能があるのなら、その才能を磨いて自分の限界を確かめてみたい」という気持ちが芽生えたのも事実です。
歌えば歌う程、声が良くなっていくのだという「ベルカントの発声法」。私もたった3回レッスンを受けただけで、自分でも驚くほど上達しました。
こうして自分でも上達するのを実感すると、別に歌手になりたいと思っていたわけでもない私ですら「もっともっと歌いたい、先生、教えて下さい」という意欲がフツフツと沸いてしまいました。
恐らく小林先生の「魔法の教授法」の秘密は「生徒の可能性を最大限に引き出す力」なのでしょう。自分が伸びて行く事を実感した時、人は自分自身が「上達したい」という意欲に燃えて、どんどん上達するものです。
きっとアイリカさんや他の生徒さん達も、こうした先生の魔法にかかり、自分の可能性を追求し、どこまでも走ってしまったのだろうと思います。
Trackback14
