2007/11/8  1:57

イタズラ  学校U

前々から言っていたと思いますが、私のクラスでは、「数学の時間」=「おしゃべりタイム」。先生と生徒同士でそれはもう、いろんなことを話しています。先生が若いため、親しみをもたれていると言うか・・・悪く言えば、なめられているのでしょう(苦笑

皆(と言っても、理数クラスは私を含めて4人だけなんですけど)先生の反応が面白いのか、いろいろ話しているんですけど、私はどちらかと言うと、「もうちょっと静かにして、しっかり勉強したいなあ・・・。皆『受験生』という意識が無いのかしら?」と、半分呆れながら、半分怒りながらその様子を眺めていました。

しかし今日は、そんな私もつい笑ってしまうような、いたずらがありました。

教室の一番奥には大きな戸棚があり、壁と戸棚の間は人が一人入れるだけの隙間があります。この戸棚はドアと反対側においてあるため、誰かがこの隙間に入ってしまえば、その人の姿は見えなくなるのです。

スペイン出身のG君は、今日の午後からの数学の時間の前に、ちょっと先生をからかおうと、「俺は図書室でタバコを吸っていることにしてくれ」といってここに隠れました。
部屋に入ってきた先生は、「あれ? G君はどこ行った? 学校には着てないのか?」と聞きましたが、シナリオどおりにクラスの男子が「Gは図書室でタバコを吸ってるよ」と言います。
もちろん先生は「何ぃ!?」と言って、部屋を飛び出していきました。

ここで止めとけばよかったのですが、ひょっこり顔を出したG君は、「俺は頭痛で帰ったことにしてくれ」とCちゃんに告げ、また隙間に隠れます。

図書室から帰ってきた先生は、「いなかったじゃないか!」と不服そうな顔。そこへCちゃんが「先生。Gは頭痛で家に帰ったと、今メールがきました」と報告。先生は「何だってぇ? 頭痛で早退?」とかなりお冠。「本当かどうか、教頭先生に確かめてくる・・・」と先生は部屋を飛び出し、お向かいの教頭先生の部屋へ向かいました。

さすがに教頭先生にまでこのいたずらを続けるのはヤバイ、と判断したG君は、急いで隙間から飛び出し、何事も無かったように椅子に座ります。
教頭先生の部屋から戻ってきた先生はびっくりするやら、呆れるやら、「こんないたずら、面白くとも何とも無い!」と、更にお冠になってしまったのでした。

「教頭先生には報告したんでしょ? 何て言ってました?」と訊ねるG君に、先生は「そんなこと知らなくてよろしい!」とキツイ一言。きっと、教頭先生の前でかかなくてもいい恥をかいて、穴があったら入りたい気分だったのでしょう。そんな先生を想像すると、ついつい笑いがこみ上げてしまうのでした。



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