2008/8/31 14:12
11'9''01/セプテンバー11 映画

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ。この事件を風化させないために世界の映画監督11人が集結し、ひとり【11分9秒1フレーム】という時間枠の中で“9.11”をテーマにしたオムニバスとのこと。借りたときは911事件を各国の代表的な社会派映画監督が描いたのかしら?(←今考えるとこの単純さが恥ずかしい・・)なんて思っていたけれど、いやーもっと大きな概念で平和を考える、アメリカという国を考える?映画だったように思いました。11編の話の中では、ケン・ローチ編が印象的だったかなー、正攻法でアメリカを批判してて。チリからロンドンに亡命した作曲家の回想という形で、チリの歴史にアメリカがどのように暴力的に介入したのかを物語っています。チリは70年に社会主義政権が誕生するも73年の軍部のクーデターによってあえなく崩壊、それは偶然にも、9月11日だった。そのクーデターを影で操っていたのがアメリカだったことを、この映画は暴いてゆきます。
911事件はとても悲惨な事件だとは思うけれど、それ以前もそれ以後も、戦争や紛争は起こり続けているわけで、そういう事実を忘れていけないなって思います。
