2008/3/31  22:30

いつか来る旅立ちの日に  息子へ

随時先の話になりますが我が家の王子様が成人する時に贈ろうと思う本のお話しです。

何冊か贈ろうと思う本がありますがその中に池波正太郎さんの「男の作法」があります。

「男の作法」は今から遡ること15年前、新入社員の僕に上司が「読め!」ってくれたものでした。
当時の僕らはすっかりバブルに染まっていて、生意気で我慢がなく、正に鼻持ちならない(笑)新入社員でした‥‥

そんなある日、ハンガーにかけておいたスーツの上着のほつれをパートのおばちゃんが見つけてくれて知らない間に直してくれたことがありました。

夕方、僕の上司がやってきてパートさんがスーツのほつれを直してくれたことを聞かされましたが、そのパートさんは既に帰った後で、上司からすぐお礼を言いなさいと言われたけれど、僕は「明日来たら言いますよ」って答えたのです。
すると上司に「今日という日に心残りを作るな!」って怒られました。

「なんだよ!」と思いながらも僕はすぐパートさんの自宅に電話してお礼を言うことができました。
そのパートさんはそれ以降僕のことを息子のように気に掛けてくれ、僕の栄転が決まった時は人目もはばからず泣いて喜んでくれました。

そんなことがあった翌日上司が僕に贈ってくれた本が「男の作法」でした。
クリックすると元のサイズで表示します
この本には、池波流の男としての作法が一杯書いてあり、例えば天ぷら屋にいったら揚げたそばから親の敵にでも会ったようにかぶりついて食べるのが職人への礼儀だし一番旨い、揚げたてを前にして酒をまったり飲むなんてこんな失礼なことはない、他にも若いうちにホテルのバーや寿司屋に行ったりして、ちゃんとしたものに触れておかないと歳をとってから突然行っても恥をかくだけになる。
だから若いうちから安物に細かくお金を使うよりも何回か節約して本物のサービスを受けたり、良いものを食べたりしないと駄目なんだなんて書いてあります。

僕は書いてあることは殆ど実践してみました(笑)

そして、読み進んでいくと段々深いテーマへ…
若いうちから自分の死を意識することが大切である。
そうするとすべてのひとの命にも同じように限りがあるということに気付く。
死に向かって誰もが生きていることを心に置いておくだけで、いたわりや優しさなど生きることの深遠が理解出来るのかもしれないと書かれてありました。

そこまで読んでやっと「今日という日に心残りを作るな!」という言葉の意味が分かった気がしたのでした。

誰にとっても当たり前に明日は来ないかもしれない。
だからこそ今という時間を大切にする必要があるのかもしれません。
明日出来るなんて言うのは馬鹿野郎なのかもしれません。

更に、仰々しく死を思う必要はないと作者は書いています。
ただそこにある。その程度でいい。
でもそう思うと思わないかの差は大きくて深い…

「今日という日に心残りを作るな!」
                     感謝!



2008/6/29  0:51

投稿者:PAPA

Rita☆さん
こんばんは!

時間ってあっと思っている間に過ぎてしまって何だか色々な思いが言葉に変換出来なくて
・・・
ごめんなさい。

GWにはどこにも行けませんでしたが、7月に入ったら静岡の山奥に蛍の大群を見に行きます。

Ritaさんは今年、蛍を見ましたか?



2008/5/9  1:32

投稿者:Rita☆

パパさん、お邪魔します♪黄金連休はご家族でエンジョイされたことと思います^^
また更新楽しみにしていますね☆

2008/4/5  11:42

投稿者:PAPA

minaさん
こんにちは!

今日は良い天気♪
素敵な一日を!

2008/4/4  8:38

投稿者:mina

私は目の前に食べ物があると、すぐ全部食べちゃいます、とっておけないんです、もとから。
前に目の前で天ぷらあげてくれるところで食べたら、おまけでいろいろ出して頂けたので、親のかたきのように食べてたのかもしれませんね。笑

私の彼は24なんですよ。PAPAさんが読んだ時期と同じくらいですね。
ちなみに私は33なので、読むのはちょっと遅かったみたい。笑

2008/4/3  7:32

投稿者:PAPA

minaさん
こんばんは!

わぁ!
読まれたんですか!

贈られたらきって!!って思いますよ(笑)
僕がこの本に出会ったのは23歳でした。

本との出会いって、ひととの出会いと同じで出会うべくして出会っているんですよね♪

この「男の作法」は「男の品格」に通じるものなのかもって思います。
だから僕は若い時に出会えて良かったなぁって思います。

読まれたなら…きっと…
天ぷら屋に行って親の敵に会ったみたいに揚げるそばからかぶりつきたくなりましたか?(笑)

2008/4/2  22:38

投稿者:mina

お返事の前に、再コメントすみません。笑
読んじゃいました〜!
私も勉強になりました、とっても。
このかた、とてもかっこいい方なんですね。
初めて読みました、池波さんの本。
そして、私もこういう男性を理解して、一緒にすごせるような年の取り方をしたいなあ、と思いました。

すごくね、かぶる話があったんですよ。
モンブランのペン!私の彼が4万円のモンブランのボールペンを買ったんですね、去年。
私はそれがどうしても理解できなくて、グチグチ言ってたんですよ、ずっと。笑
だから、これ読んだら、彼はとっても喜ぶと思います。
だけど、私が彼にこうなってほしい、というものも、書いてあるんです。
「通ぶらない、謙虚な、かっこよさ。」
うん、これは、いい本です!
彼にあげようと思います。

2008/4/1  0:11

投稿者:mina

わあ、この本、とっても読んでみたくなりました。私は女だけど。読んで納得したら、彼にあげようかなあ。

私は最近すごく仲のいい友人の母親が亡くなって、私も大好きな方だった、というのと、その子と今日会って、話して、死について、いろいろ考えてたんですよ。だから、papaさんのお話が、とてもタイムリーに響いてきました。

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