2007/6/26  18:34

『地下鉄』  読書

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ジミー (著), 宝迫 典子 (翻訳)

台湾で大ベストセラーとなったジミーの絵本。
視力を失った失意の少女が地下鉄をさすらう旅で、見つけたものとは…。

「この世とは別れてもいいと思っていた
世界の美しさに気づかぬうちは
今はただ祈るだけ
一幕の魔術を
一瞬の奇跡を」

「生きていくことはいくつもの驚き
生きていくことはいくつもの喜び」(本文より引用)

色とりどりの鮮やかな絵にちりばめられた
短くも心に染み入る宝石のような言葉。
地下鉄をさまよい、少女は幸せとは
何か、生きる喜びとは何かを見出していく…。

何度読んでも、決して飽きることのない
パンドラの箱のような絵本です。
とにかくものすごく色彩が鮮やかで、一歩間違えると
散漫とした印象になりかねないのに
これが、どうしてなのか、眺めるだけで心がホッと癒される
するような、懐かしい心地良さすら覚える不思議な作品です。




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