2008/5/14  3:19

ダーウィン展  ネイチャー

2009年に迎えるチャールズ・ダーウィン生誕200年にさきがけ、2005年のアメリカ自然史博物館を皮切りに全世界を巡回中の「ダーウィン展」が日本にやってきました!2009年には故国のイギリスでの開催になるそうです。楽しみにしていたので、私も休みの日を使っていそいそと上野の国立科学博物館へ行って参りました。

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チャールズ・ダーウィン(1809年〜1882年)は、裕福な医者の息子としてシュルーズベリーで産まれる。(カドフェルの舞台じゃなかったっけ?)祖父は二人とも超有名人。母方の祖父は陶磁器で有名なウェッジウッドの創始者ジョサイア・ウェッジウッド。父方の祖父は、医師、発明家、哲学科、政治思想家、自然史科として国を代表する人物だったエラスマス・ダーウィン。

実はエラスマスは、チャールズにさきだって独自の「進化論」を提唱していた。なので、ダーウィンが進化論を発表するきっかけになったのは、この祖父の思想に感化された事が大きい様です。

今回の展示は、やはりかなりの部分、説明ボードを読み込まないといけない内容だったので、何だかんだでまわりきるのに2時間以上かかってしまいました。一番楽しかったゾーンは、「ビーグル号航海」に関する展示場所。ここは、やはり彼が進化論を確信するに至った道程を感じる事が出来る内容で、本物の大ガメやイグアナもいたりして楽しかった。(上野動物園から出張らしいです。笑)

「ビーグル号航海記」オリジナル The Voyage Of The Beagle (Penguin Classic)
読もうかなと思ったら、岩波文庫で版切れ中!何てこった!

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英国軍艦ビーグル号は、政府の命により、南北アメリカの海岸線を調査し、詳細な海図を作成するために、2年の世界周航の旅に出るが、結局は5年の月日を費やす事になる。ダーウィンは科学調査のための同行を許され、南米、オーストラリア、そして絶海の孤島であるガラパゴス島で様々な奇妙な動物達を目にし、種の多様性はどこからくるのかと疑問を抱く様になる。

アルゼンチンのアルマジロ。その奇妙な形に好奇心をそそられ、大好きな動物になるが、ひどい事に彼はアルマジロを丸焼きにして食べてしまう。すごく美味しいそうです。(汗)

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ガラパゴスでは、本来陸上生物であるイグアナは海に潜る。何故なのか?ウミイグアナ。

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帰国後ダーウィンは結婚をし、ロンドン郊外のダウンという村に邸宅をかまえ、研究と執筆作業に没頭する。その間、様々な研究にとりくみ、とりわけ人為的に改良される動物、犬、ハト等を対象にした研究で「進化論」発表のための準備を進めて行く。満を持して1858年に「種の起源」を発表。彼としては、教会を中心にした世間の反撥が相当怖かった様です。

今回知った事で嬉しかった事の一つはダーウィンが少年時代から無類の昆虫好きだった事。実は私も昆虫が大好き!当然「ファーブル昆虫記」は寝食も忘れる位に、夢中でよみふけったものです、惜しむらくはダーウィンの進化論をバカらしいと一蹴している事。ファーブルは観察者としては超一流ではあるけれど、科学の進歩のために必要なインスピーレーションが欠けている。

「ダーウィン展」は6月22日まで上野の国立科学博物館にて開催中!その後、7月19日〜9月21日まで大阪市立自然史博物館へ巡回します。ご興味のある方は是非!





2008/6/3  23:18

投稿者:ごみつ

はなこ さん

今晩は。
こちらこそ、リンクまでしていただいて有り難うございます! 実は私もリンクさせていただこうかと思っていたところでした。これからもよろしくお願いいたします。

「ダーウィン展」行かれたんですね。ゾウガメ君はまだ出張中でしたか。(笑)私もしばらく眺めてたのですが、その時はピクリともしませんでした。それにつけても物凄い長寿ですよね〜。

甥ごさんも昆虫好きですか。私も昔から虫は大好きなんですが、多分今は手に持ったりは出来ないかも・・。
昔はバッタやカマキリをつかまえてきては、飼育してたんですけど・・。(当時は東京にもいたんですよね。)でも今でも、写真を見たり、生態に関する番組を見るのは大好きです。

洋書販売歴はもう20うん年になります。(笑)でもまだまだ知らない事だらけ。毎日が勉強って感じです。
これからも色々と教えて下さいね。


2008/6/3  13:03

投稿者:はなこ

こんにちは♪昨日は私のブログにコメントをありがとうございました。ごみつさんは洋書販売を手掛けておられるとは、道理で本の知識が豊富。

「ダーウィン展」、先週、ギャラリートークの帰りに行って来ましたよ!ワクワクする知的冒険の小旅行を楽しんだ気分です。

平日なのに、年配層から主婦、小中学生の団体見学などもあって、なかなかの入り。皆さん、熱心に見入っていました。その人気のほどが窺えます。

上野動物園から出張中のゾウガメの太郎がすごく印象に残っています。最初展示ブースの右奥に横を向いたまま微動だにしなかったのですが、辛抱強く待っていると私達見学者のところにゆっくりと向かってきて、優雅に一周すると元の場所に戻りました。彼の方が私達見学者をじっと見据える場面もあり、楽しかったですね。考えてみれば、彼の推定年齢は78歳。その平均寿命は150歳〜200歳。見学者の誰ひとりとして、彼の最期を看取る(知る)者がいない可能性もある。今、この瞬間に出逢えたことも奇跡なんだと思いました。

ダーウィンは貴族ではないものの、富裕な家系の出身だったんですね。だからこそ、研究に打ち込めたとも言える。それ以上に幼い頃から夢中になるものがあり、その探求心を生涯貫いたことが凄い。甥っ子に昆虫博士がいるのですが(笑)、その探求心を大人になるまで失わずにいて欲しい。帰省の度に、彼の淀みない講釈には舌を巻いています。

世の中にはまだ知られていないだけで、第二第三のダーウィンが存在するのかもしれません。時代の先を行く人は常にバッシングされる。それでも理解者がいれば、そのバックアップがあれば、その人の斬新な発想、発見、理論がいつか日の目を見ることはある。果たして私が生きている間に、どれだけの「ダーウィン」に出逢えるのか…楽しみであります。

2008/5/18  1:53

投稿者:ごみつ

今晩は〜。

またまたコメント有り難うございます。

私、恐竜とかも大好きなんで、実は科博はわりと良く行くんですよ。(笑)
美術館で、ギャラリートークやワークショップをやってらっしゃるんですね〜。凄いな〜。
私も、全然詳しくなないんですけど、デザインやアートも大好きなので、またはなこさんのサイトで、色々教えて下さいね。

そうそう、展覧会でも、進化論が載ってるので教科書指定が却下になったテキストが陳列されてましたよ。
1980年代位のだったかな?一体、今は何時代なんだうよ!?って思っちゃいます。アメリカってホントに混沌の国ですよね。

2008/5/17  8:37

投稿者:はなこ

米国では州によっていまだ進化論を教えないところがあるそうですね。

また、ある州でゴア氏の『不都合な真実』のDVDを、学校の理科の授業で見せようとしたら、
その内容は一方的な見解であるとして、父兄から抗議があって中止になったとか。

科学の先端を行く国である一方で、科学を否定する一面もある。
つくづく不思議な国だなあと思います。
まあ外から観察する分には面白いんですけれど…

2008/5/17  8:25

投稿者:はなこ

こちらにもお邪魔しますm(_ _)m。

そうですか。見応えありましたか。
実は私、隣接する某美術館でボランティアで教育普及の仕事をしておりまして、
不定期(学校等から依頼があった時等)にギャラリートークや
(夏季・春季の土曜日に)ファミリー向けにワークショップを実施しております。
科博は近いのになかなか行かないんですよねえ。仕事で疲れちゃうからかな?

体調が回復したら、是非足を運んでみようと思います。
レポートをありがとうございましたm(_ _)m。



2008/5/15  10:37

投稿者:ごみつ

ヌマンタ さん

平日の夕方近くに行ってきたので、わりあいにゆったりと見れました。それでも説明ボードの前には人がたまってしまうので、休日に行くとちょっと大変かも。
絵画とかと違って読まないと何の展示なのかわかんないんですよね。

進化論はアメリカでは、未だに教える教えないってもめてますよね。宗教って恐ろしい。
ちなみに自然の猿のいる国では「進化論」が、「あ、そうかもね」って感じで(笑)すんなり受け入れられやすいみたいな話も聞いた事がありますよ。ホントかな?(笑)





2008/5/14  17:15

投稿者:ヌマンタ

うわ!もう行かれたのですね。私も月末の仕事を終えたら行くつもりです。

アメリカでは未だに進化論でもめてますね。CS放送で、ときおり進化論をめぐる議論をやっています。聖書にとらわれ過ぎだと思いますが、一方やはりアメリカはキリスト教原理主義の国なのかと納得もしています。

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