2008/10/12  11:30

近代日本の巨匠たち  アート&クラフト

出光美術館は、出光興産の創業者の出光佐三氏が収集した日本と中国の書画や陶磁器を中心としたコレクションを展示する1966年に創設された美術館。

今回の企画展は「出光コレクションによる近代日本の巨匠たちー上村松園・東山魁夷・佐伯祐三・板谷波山・富本憲吉・平櫛田中ー」

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上村松園の美人画「灯」と板谷波山の花瓶

企画展のほか、ルオーの『受難』シリーズやムンクの作品、出光コレクションのきっかけになった仙ガイの禅画も展示されています。また、アジア各国や中近東の陶片を資料として集めた陶片室は、個人が設立した美術館にして素晴らしい学術的な意義のある充実した内容です。

中でも私のお気に入りは板谷波山の陶磁器と仙ガイの禅画。

波山の作品はアール・ヌーヴォーの影響を受け、草花を中心としたデザイン、彫り模様の上にマット調の優しい肌合いが特徴です。エミール・ガレやドーム兄弟のガラス作品とも共通するものがある感じです。
仙ガイの画賛はユーモアあふれ自由奔放な画風に悟りの境地を開いた禅僧の姿が見られるような気がして見るたびに心が和みます。

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