2007/2/8 23:10
私の収穫 2006 favorite
2月だってェのに何言ってんだ、て感じの記事ですが。
2006年という年は、仕事・私生活とも実に色んなコトがありまして、まあ良くも悪くも我が生涯の記憶に残る1年、なんつうと大袈裟かね。兎に角、特に昨年末から年始の3ヶ月程はまさに忙殺の毎日で、音楽で1年を振り返るなんていう余裕が全く無かった次第。ここにきてようやく落ち着き、溜め込んでいた2006年作のCDもひととおり耳にできたところで、“私の収穫2006”の大公開といきましょう。(誰か待ってたのかって)
*Dupain”Les Vivants”
数年来のラテン熱もさすがに落ち着き、2006年はより幅広く“ワールドミュージックリスナー”として色んなものを聴き漁った年ではありました。年の初め頃に嵌ったのが一連の“オクシタニア”もの。なかでもこのデュパンのアルバムは、“オクシタニアンXTC”と言った趣のカッコ良さで一時はかなりのへヴィローテーションアルバムでした。
*Fatai Rolling Dollar”Won Kere Si Number”
*Musiliu Haruna Ishola”Soyoyo”
今年は閉店騒ぎなどあったせいもあり我等がエルスールレコードを覗く機会が多く、その度に他では入手し難い音源の数々を耳にすることが多かった中、特に印象に残ったのがナイジェリア関係。ファタイ・ローリング・ダラーのアルバムは一聴すると地味だが聴き込むとぐっとくるアフロマニア向けの一枚。また、ハルナイショラ(息子)のアルバムに引き込まれ、怪しげなナイジェリアンサイトでフジやアパラのアルバムを大量に買い込むハメに。
*Rcid Taha”Diwan2”
*「アルジェリア音楽集大成」
オクシタニア〜ナイジェリアときて、以前にも触れた画期的なイベント“ラマダンの夜”をちょっぴり体験した辺りからイスラム〜アラブ系のサウンドに傾倒、その決定打になったのがこのラシッド・タハ。パンキッシュなボーカルとアルジェリアのルーツミュージックの邂逅が、何とも言えぬ“やさぐれた”ムードを醸し出す傑作アルバム。
そしてそのルーツをじっくり掘り下げられるのが「アルジェリア...」。とうようさんが「勉強になるアルバム」と評していたけど、なによりも音楽自体がこの上なく美しい。
*Jean-Bosco Mwenda & Friends”Katanga Acoustic Guitar-1950's”
いよいよ忙しくなり始めた秋口、アフリカンギターのビンテージ録音でずいぶん癒されました。これもエルスール経由。
*Sudha Ragnathan “Shakti”
そして今年の大きな出会いのひとつがこのアルバム。スダ・ラグナタンの唄声は高度に技巧的でありながら実に繊細かつ優しく、インド音楽に殆ど無知なアタシさえも簡単に虜にしてしまいました。こちらもその後怪しげなインドの通販サイトから大量に買い込むハメに。
*Genet Masresha
これもエルスールで入手のエチオピア産アルバム。全編ハチロクで、アーシーさと新しさのバランスが絶妙なサウンドに、豪快な女性ボーカルと怪しげな親父の喘ぎ声(?)が絡む。年末ギリギリの購入だったけど、あまりの衝撃にここに取り上げた次第。
*近田春夫とハルヲフォン“LIVE!1975〜77”
昨年のライダーズ復刻ライブに続き、今年は浦和ロックンロールセンターの復刻シリーズからハルヲフォンを。
当時のハルヲフォンの活きのいいライブが楽しめるのはもちろんのこと、なんと言っても白眉は“日本のロックメドレー” 同時代のバンドへの愛情と高度なテクニックに裏打ちされながら、日本におけるロックの在り方をアイロニカルに再構築してみせる手管は見事!
*ムーンライダーズ“マニアの受難”(サントラと映画を。)
何と言っても30周年と言う事で、様々な機会でライダーズと向き合うことが多かっのだけれど、結局、デビュー以来今日までの歩みをクールに見つめ直したドキュメンタリー映画(とそのサントラ)が最も印象に残った訳で。
“明日の何かを目指して今日頑張ろう”という考え方を放棄した生きかた、こそが、何よりも最大の影響であったなというようなことを思いつつ、フツーならしみじみした曲で終わりたくなる映画のラストを飾るアバンギャルドなタイトル曲が(ニューアルバム以上に)一番のお気に入り新曲でありました。
という以上が新録系(含むビンテージ録音復刻)のベスト。
アナログ探しについては、正直滞り気味で、ラテンはもう高い物を吟味して買うしかなく、その他もなかなか掘り出し物なんぞは無い状態。
そんな中で、
*MOONDOG "AND HIS FRIENDS"(10")/"ON THE STREETS OF NEW YORK"(7")
こりゃびっくりしました。なかなか手に入らないモノでしょう。内容はもちろん、ジャケのお姿がいいねえ。
*ARSENIO RODRIGUEZ"PRIMITIVO"
エルスール”閉店セール”では色々買わせて頂きましたが、これが一番の収穫でしょうか。(他にも、何故かGANGWAYのファースト、MSスブラクシュミなど多数購入、でした。)
*IAN WHITCOMB"DON'T SAY GOOBYE MISS RAGTIME"/"ON THE STREET OF DREAMS"
単独来日は昨年の大トピックでした。そろそろコンプリートか、と思ったらまだまだ奥が深いようで...。今年こそディスコグラフィ作りにかかるかなあ。
とまあ、こんなとこでしょうか。
今年の初詣は観音様で、見事”凶”を引き当てたアタクシですが、暫くは何とか、好きな音楽を聴き楽しく暮らしたいものだ、というのがささやかな願いでございます(?)。
2008/1/26 17:49
アダルトな一日を過ごせるアダルトサイトhttp://www.all-about-lifeyou.com/
