2008/8/7  6:54

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 北杜市明野町にある3軒のサクランボの観光農園で、他地域産のサクランボを原産地の表示をせずに販売していたことが分かった。JAS法は、果物などの生鮮食品は産地でそのまま販売する場合は原産地を表示する必要はないが、原産地外の商品を販売する際には表示を義務付けている。

 JA梨北によると、3軒の農園は今年6月10日から7月5日の間に南アルプス市や山形県産のものを産地の表示なしで1パック1000円(200グラム)で販売していた。7月中旬、外部から指摘を受けたJA梨北で調査した結果、判明した。県も詳しい販売個数などが判明し次第、指導する方針。

 JA梨北の堀川千秋代表理事組合長は「不作でサクランボが不足していたたために原産地外のものを入れていたようで、法の規定を認識していなかったらしい」としている。
(2008年8月7日 読売新聞)

2008/8/6  6:52

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 県内で4日夜に発生した約56万戸の停電は、大月市内の送電線に落雷し、近くの東山梨変電所の変電機器にトラブルが生じ、別の変電所の安全装置が次々と作動して送電がストップしたことが原因であることが5日、東京電力山梨支店の調査でわかった。一方、大停電の影響でひき逃げ事件が起き、エレベーターに閉じこめられた女子中学生1人が脱水症状に陥った。

 同支店によると、東山梨変電所は福島県の発電所から送られてくる電圧50万ボルトの電気を県内全域に配分する中核施設。電気は同変電所と別の小規模変電所を通じて電圧を段階的に引き下げられた後、各世帯・事業所に届く。このため、東山梨変電所のトラブルは大規模停電を誘発しやすく、1997年に約44万戸が停電した際も、落雷による同変電所のトラブルが要因だったという。

 一方、消防によると、4日の大停電でエレベーターの中に人が取り残される事故が4件あった。北杜市のテニスクラブでは9人が閉じこめられ、女子中学生1人が脱水症状となり手当を受けた。

(2008年8月6日 読売新聞)

2008/8/5  6:53

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  暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で県内は4日夕、全域で大雨に見舞われ、午後6時半ごろには落雷で約56万戸が停電し、民家や神社の境内が燃える火災も発生した。また、信号機が停止したり、JR中央線などが一時運転を見合わせたりするなど、帰宅を急ぐ県民に大きな支障をもたらした。東京電力山梨支店は停電の原因を調べているが、これだけの停電は、最近10年では最大規模だという。

  ■各地に注意報

 甲府地方気象台は、同日午前10時13分に県内全域に雷注意報を発表。午後4時13分に雷を観測した。東京電力山梨支店によると、同6時3分から雷による停電が相次ぎ、同6時29分には、県内全58万9000戸の96%にあたる56万4800戸が停電した。東部にある送電線に落雷したことが停電の原因とみられる。同7時55分には復旧した。

  ■火事・冠水

 県警などによると、午後5時半ごろ、山梨市正徳寺の民家に落雷があり、屋根の一部が燃えた。笛吹市石和町砂原の石尊神社境内の立ち木にも雷が落ち、境内約24平方メートルを焼いた。

 県消防防災課によると、富士吉田市の市道が冠水し、車1台が水没。冠水は甲府市大里町の市道でも確認された。NTTの電話が甲府市内で20戸ほど使用できなくなり、同市と北杜市内では計2人がエレベーター内に閉じこめられた。

 富士吉田市の富士急ハイランドのジェットコースターは、雨が降り始めた夕方に営業を停止した。

   ■鉄道相次ぎ運休

 運転を見合わせる鉄道も相次いだ。JR中央線は甲府―小淵沢間で、午後6時45分から約10分間、甲府―高尾間では午後7時ごろから約3時間、運転を見合わせた。身延線は停電で信号系統が止まり、身延―甲府間で午後6時半から約1時間運転を見合わせた。富士急行線も停電で午後6時15分ごろから約2時間50分運転を見合わせた。

 中央道は小淵沢―相模湖ICと大月―河口湖ICで、東富士五湖道路は富士吉田―須走ICでそれぞれ50キロ規制が敷かれたが、小淵沢―勝沼間は午後8時半ごろに解除された。

 県警交通規制課によると、午後6時半、自家発電機を備えた一部の信号機を除く全交差点約1500か所で信号機が止まった。20分後には多くの地域で復旧したが、JR竜王駅付近や韮崎市の一部などでは止まったままで、全面的な復旧は午後7時半ごろとなった。

 県警本部の地域課では午後6時半〜7時ごろにかけ110番で電話が鳴りやまない状態になった。
 
(2008年8月5日 読売新聞)

2008/8/4  6:52

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 県警ヘリコプター「はやて」が今年4月、南甲府署員の職務質問を振り切り、車で逃走した男の逮捕に貢献していたことがわかった。主に山での遭難者救助で活躍するはやてだが、事件が起きたときは犯人を上空から探すなど、捜査活動にも参加する。南甲府署は「地上部隊と連携して迅速に逃走車を追いつめた」として、はやてのクルー4人に署長賞を贈った。

 「南甲府駅近くで車が逃走中」。4月6日午前9時54分、蒸気機関車がイベント走行するJR中央線甲府―塩山間のパトロールを終え、市川三郷町の県警ヘリポートに戻る途中だったはやてに無線が入った。南甲府署によると、同9時半ごろ同署に「甲府市朝気の駐車場に不審な車がある」との通報があり、現場に向かった署員が運転手に声をかけると、車は急発進したという。

 はやては現場上空へ急行。望月勝人・航空隊副隊長(56)が、住宅街の塀にぶつかりながら猛スピードで走る逃走車を発見した。車の行動ははやてから逐一地上のパトカー3台に伝えられ、逃走車は徐々に追いつめられた。ついに男は車を路上に乗り捨て走って逃げ始めたが、はやてを見上げると観念したように立ち止まった。男は信号無視の道交法違反容疑でその場で現行犯逮捕され、その後の調べで覚せい剤の使用も判明した。

 同署は「市民を巻き込む事故を起こす可能性もあった。はやてのおかげで思った以上に早く検挙できた」と感謝する。望月副隊長は「はやてで一度発見したら、どこに逃げてもわかる。はやてが捜査で活躍する機会は少ないので、署長賞は励みになる」と話していた。
(2008年8月4日 読売新聞)

2008/8/3  7:17

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山梨県内で交通事故の映像を記録するドライブレコーダーを導入するタクシー会社が出始めている。県タクシー協会によると、会員の一般タクシー会社90社のうち5社が導入。事故が起きた際、当事者双方の言い分が違うケースで映像が有効になるが、導入した会社は運転者の安全意識向上、記録データの安全運転指導への活用を大きなメリットに挙げる。中には事故が3分の1に激減した会社もある。燃料費が高騰する中、新たな設備投資は難しいのが現状だが、同協会は「導入を推奨していきたい」としている。
 国母観光自動車(甲府市国母五丁目)はドライブレコーダーを3年前に導入し、ジャンボタクシーを除く全21台に搭載。ルームミラー裏に記録メモリーカード内蔵のカメラを装着している。
 映像は乗務員の安全教育や個人指導に活用し、事故は導入前に比べ、3分の1に減少した。50代の乗務員男性は「映像を見れば、どちらの運転に問題があるのか分かるので、以前にも増して安全運転を心掛けている」と打ち明ける。
 韮崎タクシー(韮崎市本町2丁目)は一昨年の1月、全10台に導入。カメラをルームミラー裏に装着し、ダッシュボード内に記録用メモリーカードを搭載。事故前6秒間と事故後12秒間の情報を記録し、映像、速度、事故までの距離などが分かる。
 毎月1回の安全教育の際には、映像を“生きた教材”として乗務員に見せ、事故防止に役立てている。
山梨日日新聞

2008/8/2  7:23

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 北杜市高根町箕輪で先月下旬、国道141号を横断していた小学1年生男児が車にはねられて死亡した事故を受けて、住民が現場近くの歩行者専用地下道に絵を描くプロジェクトを始める。「汚い、不気味」などの理由で避けられがちな地下道を親しみやすくして、国道を横断する人を減らすのが狙い。描き手には、地元の小中学生らの起用を検討している。道路管理者の県道路管理課も「事故防止のために検討する価値はある」と前向きだ。

 事故現場付近の141号は、交通量が多い片側1車線の直線道路。近くの地下道は、12年前の国道開通に併せて設置された。付近の住民や公民館の利用者、近くの市立高根東小学校へ通う児童らの安全を守るのが主な目的で、同小の通学路にも指定されている。ところが、住民によると、地下道を使わずに国道を横断する人が絶えないという。近くに住む70歳代の無職女性は「掃除が行き届いておらず薄気味悪い。つい国道を渡ってしまう」。落書きをされることも多く、苦情のたびに、県に消してもらっているという。

 絵を描く計画は、以前にも悪いイメージを一新したいと考える一部住民から出ていたが実現していなかった。そして、7月23日、事故が起きた。

 「もっと早く取り組んでいれば」。住民の落胆は大きかったが、事故をきっかけに、計画への賛同者が増えた。近く開かれる住民らの会合で具体化に向けて話し合う。地元小中学校や行政機関にも協力を求めていくという。

 ある男性住民は「二度と悲惨な事故が起きないよう、地下道を明るく、華やかにしたい」と話している。

 防犯対策などとして地下道に絵を描く試みは全国各地で行われている。大阪府枚方市では2005年、地元の中高生らに呼びかけて「汚い、暗い」と悪評が立っていた地下道に壁画を描いた。同市によると、落書きも減り、明るく利用しやすくなったとの声が寄せられているという。

(2008年8月2日 読売新聞)

2008/8/1  6:50

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 ごみの減量や資源の節約を目的に県内のスーパーや百貨店でレジ袋を有料化してから1か月になるが、買い物客に定着しつつある「マイバッグ」を悪用した万引きが相次いでいる。マイバッグに商品を入れた後にレジに向かう客もいるなど、万引きと買い物の区別がつきにくいという思わぬ“副作用”もあり、小売店側は対応に苦慮している。

 県内では地元スーパーなど18社107店が無料で買い物客に配布していたレジ袋を6月30日から1枚当たり1〜5円で販売するか廃止し、店によっては当初は1〜2割程度だった買い物客のマイバッグの持参率が8〜9程度にまで上昇した。

 しかし、甲斐市のあるスーパーでは7月に入り、「マイバッグに商品を入れたままレジを通さずに店を出た人がいる」などと買い物客から寄せられる万引きの目撃情報が増えた。担当者は「以前の1・5倍くらいになった」と話す。

 実際、県内のスーパーに警備員を派遣している警備会社は、この1か月にマイバッグを使って万引きした窃盗犯5〜6人を取り押さえたという。未払いの商品をマイバッグに入れたまま店外に出たり、精算を終えた商品をマイバッグに入れていったん店外に出た後、売り場に戻って別の商品を入れたりする手口だった。

 以前はレジ袋が精算済みの目印となっていたが、現在は店内でマイバッグを提げたまま買い物する光景が当たり前となったため、別のスーパーの担当者は「売り場で商品の入ったマイバッグを持っている買い物客がいても、精算されたかどうかわかりにくい」とため息をつく。スーパー側は「万引きをしていない客に誤って疑いをかけることが一番怖い」ため、疑わしいケースを見逃すことも少なくないという。

 県内のスーパーでつくる山梨流通研究会は「一部の万引きで環境を守る取り組みが台無しになるのは避けたい」と話しており、独自で警備員を雇うことも検討している。あるスーパーは「買い物の際にはマイバッグを畳んでもらうといったルール作りが必要かもしれない」としている。

(2008年8月1日 読売新聞)

2008/7/31  6:50

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2008/7/30  6:51

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 小麦や燃料価格高騰の影響を受け、庶民的な価格で親しまれる富士吉田市の名物「吉田のうどん」も値上げを余儀なくされている。ふじよしだ観光振興サービスの調査では、「吉田のうどんマップ」(市発行)に昨年から掲載されている58店舗の8割に当たる46店が昨秋から今年6月にかけ、1杯250〜300円程度だったかけうどんの値段を平均50円程度引き上げた。原材料価格の高騰は今後も続くと予想され、店にとっては相場と客の顔色の両にらみの日々が続きそうだ。

 「小麦粉をはじめ様々な食材が値上がりして、もう限界」

 今月からメニューの価格を50〜100円値上げした市内のうどん店を経営する男性(57)は、苦しい胸の内を明かした。

 国内で消費される小麦の約9割は海外産が占めるが、政府が輸入小麦を製粉会社へ売り渡す価格は昨年4月に24年ぶりに1・3%引き上がり、同10月に10%、今年4月に30%と立て続けに上昇した。

 ふじよしだ観光振興サービスによると、昨年11月に11店がかけうどんで50円前後の値上げに踏み切り、このとき値段を据え置いた店も、35店は今年4〜6月に30〜100円値上げした。

 製粉会社が小麦粉を値上げしたことが要因とみられる。ただ、今春の値上げについて、同サービスは「小麦だけならコスト高に耐えられたが、同じ時期に電気、ガス代が上がり、うどんに使うしょうゆ、みそなど大豆関連製品も値上がりしたことが追い打ちをかけた」と分析している。

 小麦の国際相場は高騰しており、10月には再び輸入小麦価格が引き上げられる見通し。うどん店の経営者は「お客さんには申し訳ないが値上げの環境を理解してほしい」と話している。 吉田のうどんは歯ごたえのあるめんが特徴で、昨年末には農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた。最近は観光客の人気も集めている。

(2008年7月30日 読売新聞)

2008/7/29  6:47

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 27日午後の激しい雷雨と強風の影響で、峡東、峡中地域で収穫前のスモモが落下したり、降ひょうでブドウが裂果するなどの被害が相次いだことが28日、分かった。県などは傷ついた果実や葉から病害虫が発生し、拡大する恐れがあるとして、防除対策の指導に乗り出した。一方、上野原市で桂川の増水により川岸に取り残された釣り客は、同日未明に救助された。甲府地方気象台は、今週中は大気の状態が不安定な状況が続き、局地的な雷雨となるケースも想定されるとして注意を呼び掛けている。
 JAフルーツ山梨などが28日、管内の各農家を訪れて調査したところ、甲州市塩山地区では、突風により収穫を控えたスモモが落下。被害は概算で地区内全収穫量の1割程度とみられている。桃の枝も一部で折れる被害があった。
 同市勝沼地区では27日午後3時ごろから約10分間、降ひょうが確認され、巨峰やピオーネ、甲州ブドウなど約7ヘクタールの畑で裂果などの被害が見つかった。
 また、JAこま野や峡中南部農業共済組合などによると、南アルプス市内でも源地区を中心に出荷間近のスモモが落下した。峡中南部農業共済組合には、農家四軒からそれぞれ約100キロの被害が出たと連絡があり、被害額は計約26万円に上るとみられる。
 県農業技術課によると、降ひょうの報告は甲州市勝沼地区のほか都留市でもあった。県はブドウやナスなどの葉に穴が開くと病害虫が広がる原因となるため、防除対策をとるよう、各農家に指導した。
 JAも落下した果実の早期処分や、畑への農薬散布を呼び掛けている。
山梨日日新聞

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