2008/5/16 6:50
不明 分類なし
山梨中央銀行は15日、2008年3月期連結決算を発表した。大口融資先の長田組土木(甲府市)が2月に民事再生法適用を申請し多額の不良債権が発生したことなどを受け、経常利益は前期比50・9%減の83億6300万円、税引き後利益が44・9%減の42億5200万円。しかし「通常の業績は好調」として、09年3月期の中間配当から、1972年の上場以来、初めて普通配当を増配すると発表した。
不良債権額は単体ベースで841億8100万円。不良債権比率は5・39%と前期比0・23ポイント上昇した。不良債権処理のための貸し倒れ引当金は105億6000万円増の135億5800万円。本業のもうけを示すコア業務純益は、前期比2・0%減の173億5400万円。米サブプライムローン問題の影響で株の購入意欲が低下し、投資信託などの手数料収入が減ったことなどが響いた。
一方、経営の健全性を示す自己資本比率は13・11%と、98年の国内基準適用以来最高を記録。貸出金残高(08年3月末)は前期比1・5%増の1兆5425億円だった。同行は「引当金積み増しは一過性のもの」として業績の順調な回復を見込む。09年3月期連結決算の見通しは、経常収益623億円、経常利益132億円、税引き後利益が73億円。
(2008年5月16日 読売新聞)
