2008/7/30  6:51

不明  分類なし

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 小麦や燃料価格高騰の影響を受け、庶民的な価格で親しまれる富士吉田市の名物「吉田のうどん」も値上げを余儀なくされている。ふじよしだ観光振興サービスの調査では、「吉田のうどんマップ」(市発行)に昨年から掲載されている58店舗の8割に当たる46店が昨秋から今年6月にかけ、1杯250〜300円程度だったかけうどんの値段を平均50円程度引き上げた。原材料価格の高騰は今後も続くと予想され、店にとっては相場と客の顔色の両にらみの日々が続きそうだ。

 「小麦粉をはじめ様々な食材が値上がりして、もう限界」

 今月からメニューの価格を50〜100円値上げした市内のうどん店を経営する男性(57)は、苦しい胸の内を明かした。

 国内で消費される小麦の約9割は海外産が占めるが、政府が輸入小麦を製粉会社へ売り渡す価格は昨年4月に24年ぶりに1・3%引き上がり、同10月に10%、今年4月に30%と立て続けに上昇した。

 ふじよしだ観光振興サービスによると、昨年11月に11店がかけうどんで50円前後の値上げに踏み切り、このとき値段を据え置いた店も、35店は今年4〜6月に30〜100円値上げした。

 製粉会社が小麦粉を値上げしたことが要因とみられる。ただ、今春の値上げについて、同サービスは「小麦だけならコスト高に耐えられたが、同じ時期に電気、ガス代が上がり、うどんに使うしょうゆ、みそなど大豆関連製品も値上がりしたことが追い打ちをかけた」と分析している。

 小麦の国際相場は高騰しており、10月には再び輸入小麦価格が引き上げられる見通し。うどん店の経営者は「お客さんには申し訳ないが値上げの環境を理解してほしい」と話している。 吉田のうどんは歯ごたえのあるめんが特徴で、昨年末には農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた。最近は観光客の人気も集めている。

(2008年7月30日 読売新聞)



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