2008/5/2  16:50

ジェネレーション・ギャップー会社を休むことへの感覚  仕事

日本電産の永守社長が「会社を休む人間は会社をやめろ」という趣旨の発言をして
物議をかもしているようだ。労働組合は当然、猛反発だ。しかし、この問題は
根が深い。

私も一度、永守社長の話をまじかに聞く機会があったが、とにかく仕事に対する
厳しさに驚いたものだ。たたき上げで現場主義の経営は多くの企業が参考にしている
そうだ。経営の神様とも。当然、業績はいいし株価も高い。

ところで、私もサラリーマン時代を振り返ると、有給はほとんど取っていなかった。
職場では担当が決まっており、自分が休んだ時に重要な連絡があると困るので休め
ないのだ。
盆の時期のように企業も休みの時には1週間休んだこともあるが、それ以外は
よほどのことがない限り休めない。また、あまり休むと査定にも響く。年20日の有給
完全消化をしている人もいたが、なかなか日本の会社ではそれでは評価されないのだ。

だから永守さんの発言は経営者の本音だろう。またそれ以上に、戦後の混乱期から
高度経済成長を経た団塊の世代以上の人は、会社を休むということは罪悪だと
考えているフシがある。だから自分も休まないし、部下が休むと機嫌が悪いのだ。
私のような40代だと部下が休んでも気にしないが、現在の50代の人の感覚は
ちょっと違うのだ。ましてや60代、70代の方々は会社を休むのは親が死んだとき
くらいという感覚だ。当協会の理事もお願いしている経団連・元事務総長の
三好は「経団連生活45年で休んだ日は一日もない」と豪語していた。土日も暇な
時には出勤して雑務をしていたとも。
こんな上司がいたら絶対に休めない。。。

成熟社会となった日本での、企業のあり方、働き方を考えさせる騒動だった。



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