2008/5/12 21:23
アメリカの医療 医療
私は文系人間で医学分野は全く分からないのだが、1990年から92年までアメリカで
生活していた時に大学病院には何度か御世話になった。授業料の中に大学病院での
医療費も含まれており、診察は授業料を払っていればタダで受けられる。しかし歯
までは受けられず、歯の矯正をボストン大学の歯学部病院でやったのだった。
日本人の大学院生がいて、主にその人に診てもらっていたが、さすがに学生なので
最後に教授が見て回るのだ。アメリカの歯科は本当に細分化されており、前歯の
治療をする人と奥歯の治療をする人は全く違うのだ。もちろん矯正は全く違う科だ。
日本の歯科は全てをしなければならないので(矯正まで)、なかなか深くはでき
ないそうだ。奥歯の神経治療もしてもらったが、3時間ほどかけて完璧に治療する
のでその後、神経の部分が炎症を起こすこともなく過ごせている。
但し治療費は高い。奥歯1本で800ドルかかる。保健制度も違うので日本人が
海外で治療すると大変高いものになる。
しかしアメリカではほとんどの人が歯の矯正をするので、矯正医の数も多く
矯正の実費は日本よりかなり安かった。
日本からの留学生に聞くと、当時、日本の医療はアメリカに比べて20年遅れている
ということだった。理由は、アメリカでは競争原理が働いていて、いい仕事をする
医者は高い治療費を取れるという。日本だと結果のいかんを問わず、保健の点数
で決まってしまう。悪平等でレベルの高い治療をする人が報われないわけだ。
これではいい仕事をしようというインセンティブがなくなる。日本では医者の
ランキングもないので、どこに名医がいるかもわからない。規制で守られているのだ。
しかし、規制で守られている業界は国際競争力がないのは他の分野と同じだ。
日本の医療の問題はどこからメスを入れればいいのか分からないが、恐ろしいのは
既得権を持った医者(規制があるからやっていける医者)の抵抗だ。これも
郵政や道路分野での「抵抗勢力」の話と同じ構図だ。
私は日本の金融界の改革を考えているが、改めて日本て、改革する分野が多すぎて
何から手をつけるのがいいのか、分からない国だ。小泉元首相もおそらく郵政だけ
一応形の上ではできたので満足したに違いない。
生活していた時に大学病院には何度か御世話になった。授業料の中に大学病院での
医療費も含まれており、診察は授業料を払っていればタダで受けられる。しかし歯
までは受けられず、歯の矯正をボストン大学の歯学部病院でやったのだった。
日本人の大学院生がいて、主にその人に診てもらっていたが、さすがに学生なので
最後に教授が見て回るのだ。アメリカの歯科は本当に細分化されており、前歯の
治療をする人と奥歯の治療をする人は全く違うのだ。もちろん矯正は全く違う科だ。
日本の歯科は全てをしなければならないので(矯正まで)、なかなか深くはでき
ないそうだ。奥歯の神経治療もしてもらったが、3時間ほどかけて完璧に治療する
のでその後、神経の部分が炎症を起こすこともなく過ごせている。
但し治療費は高い。奥歯1本で800ドルかかる。保健制度も違うので日本人が
海外で治療すると大変高いものになる。
しかしアメリカではほとんどの人が歯の矯正をするので、矯正医の数も多く
矯正の実費は日本よりかなり安かった。
日本からの留学生に聞くと、当時、日本の医療はアメリカに比べて20年遅れている
ということだった。理由は、アメリカでは競争原理が働いていて、いい仕事をする
医者は高い治療費を取れるという。日本だと結果のいかんを問わず、保健の点数
で決まってしまう。悪平等でレベルの高い治療をする人が報われないわけだ。
これではいい仕事をしようというインセンティブがなくなる。日本では医者の
ランキングもないので、どこに名医がいるかもわからない。規制で守られているのだ。
しかし、規制で守られている業界は国際競争力がないのは他の分野と同じだ。
日本の医療の問題はどこからメスを入れればいいのか分からないが、恐ろしいのは
既得権を持った医者(規制があるからやっていける医者)の抵抗だ。これも
郵政や道路分野での「抵抗勢力」の話と同じ構図だ。
私は日本の金融界の改革を考えているが、改めて日本て、改革する分野が多すぎて
何から手をつけるのがいいのか、分からない国だ。小泉元首相もおそらく郵政だけ
一応形の上ではできたので満足したに違いない。


