2008/3/26  13:39

同世代に共感を呼んだ、映画「恋空」  映画

これから2週間のアメリカ出張に出るところだが、またまたJALの機内で映画を見た。どうも日本映画を多く見る傾向が強いが、今回もまた日本映画だ。昨年末から話題になっていた「恋空」を見た。これは元々携帯小説サイト「魔法のiらんど」に掲載されたもので、後に書籍化されたが、本も上下巻あわせて140万部を突破して大ベストセラーになった。また映画も昨年11月から公開され、10-20代の女子高生を中心に動員し、興行収入40億円の大ヒットを記録したのも記憶に新しい。映画館では見ることが出来なかったので、今回機内で見るのを楽しみにしていた。
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「恋空」の原作者、美嘉は作家では無く素人であり、恋空も実話をベースにしているとのことだが、同世代の若者を中心に共感を呼び、ケイタイサイトから小説、映画へとメディア連鎖を起こしながら大ヒットしたことは注目すべき現象である。僕も小説を読んだが、軽い調子の会話や、急激な物語展開が如何にも女子高生的で、あまり感情移入出来ない印象が強かったので、映画の方も入り込めるか不安だったが、不思議と映画の方は純粋に感動してしまった。通常、映画では小説の細かい設定などを省略していて、どうも小説ほど深みが出ない映画作品が多いが、「恋空」の映画の方はいい意味で省略されている関係でテンポも適度に良く、映像の美しさも手伝ってより感動が素直に伝わってきた。
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小説や映画を見ていない人もいるだろうからネタバレはしないが、シンプルなストーリーながら、なかなか感動する素晴らしい話に仕上がっている。高校に入学した美嘉は、ヒロと出会い、そして恋に落ちる。しかし、幸せな時間も束の間、その後彼女の身に次々と悲劇的なことが起こる。これを2人で乗り越えてより愛を深めていくが、やがて彼から突然に一方的な別れを告げられるが、やがて感動のクライマックスへと進んでいく。。。。
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以前ブログにも書いたが、長澤まさみと並んでお気に入りの女優である「ガッキー」こと新垣結衣の初主演映画がこの「恋空」だが、女子高校生の主人公美嘉役を好演している。割とナチュラルで等身大な女子学生としての演技には共感が持てた。そして、やっぱり何と言ってもガッキーは根本的に可愛い! ドラマでは既に「ギャルサー」、「マイ★ボス・マイ★ヒーロー」、「パパとムスメの7日間」などで既に活躍し、グリコポッキーのCMでもすっかりお馴染みだが、これからは映画での活躍も楽しみである。彼氏のヒロ役には、今人気急上昇で注目の若手男優、三浦春馬が演じているが、彼もまたナチュラルな演技が好印象。三浦春馬を最初に見たのは、2006年10月-12月に日テレで放映された高視聴率ドラマ(最終回の関東での視聴率は22.4%)、「14才の母」に出演していた時だ。主人公を演じる志田未来の彼氏役で、中学生で父親になってしまったことに戸惑いながらも親としての自覚が芽生えて成長していく姿を演じていた。その時も”なかなか爽やかでカッコいいやつだなあ”とは思ったが、恋空に出演したことで更に人気に拍車が掛かったことだろう。
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映画「恋空」は映像も実に美しかった。タイトルの通り、青い空や夕焼けの空、飛行機雲などの空の描写も登場するが、他にも思い出の河原のシーンや雪の中のクリスマスイブと小さな雪だるまなど、実に美しい風景映像の数々が印象的で、物語をより感動的なまでに演出しているのだ(舞台は大分らしい)。美しい映像にダメ押しするのがミスチルによる主題歌、「旅立ちの唄」だ。そしてガッキーはこの前「歌手デビュー」したばかりだが、映画では彼女のシングル「Heavenly Days」」も挿入歌となっている。

小説「恋空」には、ヒロの視点から描かれたサイドストーリー、「君空」が発売されている。こちらの方はまだ読んでいないので、今度読んでみたいと思う。
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