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2008/7/11 9:17
モリーと過ごしたハイスクール時代
映画
ニューヨークで過ごした80年代のハイスクール生活は凄く楽しい思い出が多いが、80年代は音楽、映画、カルチャーなど今振り返っても輝いていた時代でもあり、僕に取って大きな影響を与えた特別な時代でもあった。
映画に関しては、当時人気のあったジャンルとして青春ラブコメ映画の台頭があったが、その中でも特に人気のあった映画監督にジョン・ヒューズがいた。彼が手掛けた代表的なラブコメ作品は、1984年の「すてきな片思い(Sixteen Candles)」、1985年の「ブレックファスト・クラブ(Breakfast Club)」、そして1986年の「プリティー・イン・ピンク(Pretty in Pink)」。この3本のヒット映画に共通しているのは、これまた当時大人気だったアイドル女優のモリー・リングウォルドが主演していたことだ。モリーのファッションなどを真似する”リングレッツ”と呼ばれた人たちも登場するなど、ちょっとしたブームを当時巻き起こし、あの有名雑誌「Time」の表紙も飾ったほどである。
モリーは赤毛で顔立ちは決して美人系では無く、スタイル自体は悪くないのだが、どちらかというと典型的なアメリカ人の白人とは違い、やや個性的なキャラの持ち主として映画に登場する。しかし、何故か彼女には不思議な魅力があったし、僕も当時すっかりファンになっていたものだ。
「すてきな片思い」では、自分の誕生日を家族や友人に忘れられてしまった、冴えない高校生活を送っている女子高生が、誰もが憧れ、既に美人な彼女がいるイケメンの先輩に恋をしてしまうが、何と彼もモリーのことが気になりだし、結局ハッピーエンドとなる言わばシンデレラストーリー。この分かりやすいプロットと、モリーの人気や、脇役を固める個性的なキャラ、アメリカの典型的なハイスクールライフスタイルなどが堪能出来る意味でも大いに楽しめる作品として大ヒットした。
この映画を同じパターンでスケールアップした”2匹目のどじょう”を狙ったのが「プリティー・イン・ピンク」。この映画でのモリーは、更に個性的なファッションに身を包んだちょっと変わったもてないタイプの女の子アンディーとして登場するが、これまた学校中が憧れる金持ちの先輩ブレーンに恋心を抱いてしまう。違う世界に住む2人を取り巻く人間模様が実に面白い。同じ世界の友人は、それぞれアンディーとブレーンが係わり合いを持つことに猛反対。それでも惹かれ合う2人の恋は盛り上がりを見せていく。内容は「すてきな片思い」に近いのだが、こちらの映画の方がモリー人気の絶頂にあったこともあり、より大きなヒットとなった。
「すてきな片思い」と「プリティー・イン・ピンク」の間に製作されたモリー主演の2作目、「ブレックファスト・クラブ」はちょっと変わった、個性的なジョン・ヒューズ作品であった。これもアメリカの高校生をテーマにした映画だが、ある土曜日、様々な理由から図書館に集められた全くタイプの違う高校生5人が、お互いに本音をぶつけ合うという青春映画。この中でもモリーはまたもや一風変わった女の子を演じており、色々と告白しているうちにこの5人と心を通い合わせるが、高校生たちの内面をうまく描いた傑作で、単なる軽い青春ラブコメに終わらなかった物語設定も当時も評価が高い理由であった。
当時自分もアメリカのハイスクールに通っていたので、このようにアメリカのハイスクールを舞台にした映画は身近な感じがあって凄く共感出来た世界だった。そして、当時同じ学校に通っていた友人にモリーにもちょっと似た女の子がいて、クラスで凄く仲良かったことも、モリーのファンになって行った要因だと思う。モリーはこのジョン・ヒューズの青春ラブコメ3部作に主演した後、1987年の映画「ピックアップアーティスト」以降はすっかり第一線から消えてしまったのは残念だったが、今でも当時のDVDを見ると、モリーの全盛時代と自分の高校時代が重なり、大変に懐かしい。
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2008/7/11 9:17
映画に関しては、当時人気のあったジャンルとして青春ラブコメ映画の台頭があったが、その中でも特に人気のあった映画監督にジョン・ヒューズがいた。彼が手掛けた代表的なラブコメ作品は、1984年の「すてきな片思い(Sixteen Candles)」、1985年の「ブレックファスト・クラブ(Breakfast Club)」、そして1986年の「プリティー・イン・ピンク(Pretty in Pink)」。この3本のヒット映画に共通しているのは、これまた当時大人気だったアイドル女優のモリー・リングウォルドが主演していたことだ。モリーのファッションなどを真似する”リングレッツ”と呼ばれた人たちも登場するなど、ちょっとしたブームを当時巻き起こし、あの有名雑誌「Time」の表紙も飾ったほどである。
モリーは赤毛で顔立ちは決して美人系では無く、スタイル自体は悪くないのだが、どちらかというと典型的なアメリカ人の白人とは違い、やや個性的なキャラの持ち主として映画に登場する。しかし、何故か彼女には不思議な魅力があったし、僕も当時すっかりファンになっていたものだ。
「すてきな片思い」では、自分の誕生日を家族や友人に忘れられてしまった、冴えない高校生活を送っている女子高生が、誰もが憧れ、既に美人な彼女がいるイケメンの先輩に恋をしてしまうが、何と彼もモリーのことが気になりだし、結局ハッピーエンドとなる言わばシンデレラストーリー。この分かりやすいプロットと、モリーの人気や、脇役を固める個性的なキャラ、アメリカの典型的なハイスクールライフスタイルなどが堪能出来る意味でも大いに楽しめる作品として大ヒットした。
この映画を同じパターンでスケールアップした”2匹目のどじょう”を狙ったのが「プリティー・イン・ピンク」。この映画でのモリーは、更に個性的なファッションに身を包んだちょっと変わったもてないタイプの女の子アンディーとして登場するが、これまた学校中が憧れる金持ちの先輩ブレーンに恋心を抱いてしまう。違う世界に住む2人を取り巻く人間模様が実に面白い。同じ世界の友人は、それぞれアンディーとブレーンが係わり合いを持つことに猛反対。それでも惹かれ合う2人の恋は盛り上がりを見せていく。内容は「すてきな片思い」に近いのだが、こちらの映画の方がモリー人気の絶頂にあったこともあり、より大きなヒットとなった。
「すてきな片思い」と「プリティー・イン・ピンク」の間に製作されたモリー主演の2作目、「ブレックファスト・クラブ」はちょっと変わった、個性的なジョン・ヒューズ作品であった。これもアメリカの高校生をテーマにした映画だが、ある土曜日、様々な理由から図書館に集められた全くタイプの違う高校生5人が、お互いに本音をぶつけ合うという青春映画。この中でもモリーはまたもや一風変わった女の子を演じており、色々と告白しているうちにこの5人と心を通い合わせるが、高校生たちの内面をうまく描いた傑作で、単なる軽い青春ラブコメに終わらなかった物語設定も当時も評価が高い理由であった。
当時自分もアメリカのハイスクールに通っていたので、このようにアメリカのハイスクールを舞台にした映画は身近な感じがあって凄く共感出来た世界だった。そして、当時同じ学校に通っていた友人にモリーにもちょっと似た女の子がいて、クラスで凄く仲良かったことも、モリーのファンになって行った要因だと思う。モリーはこのジョン・ヒューズの青春ラブコメ3部作に主演した後、1987年の映画「ピックアップアーティスト」以降はすっかり第一線から消えてしまったのは残念だったが、今でも当時のDVDを見ると、モリーの全盛時代と自分の高校時代が重なり、大変に懐かしい。