2008/7/13  17:48

竹の箸 memior - ものもち  竹の箸Memoir

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ただいまのテンプレートは"photo"という題だ。アナログ的カメラがいいなと思って替えた。しばらく前に友人、辛口自動車ジャーナリスト、写真大家の三本和彦さんに、毎度のことながら「壊れちゃった」とお預けしたカメラが戻って来た。「壊しちゃったんだろ」とのコメントつき。たしかに、三本さんに相談し、薦めてくれたカメラ、レンズ、片っ端から壊している。「なんで(望遠)レンズがこんなにひん曲がるのか判らない」とおっしゃる。レンズの伸びるメカが何段か食い違い、見ただけでも曲がっているのだが、伸び縮み、ちゃんと写っていたのだ。光も曲がりそうだが、そのへんの理屈は私の理解を超えていた。

「おい、直ったぞ」と渡してくれたのがNikon 35Tiというコンパクト・フィルムカメラだ。これがテンプレートのカメラとそっくり。そこで上の写真となった。もっともデジカメで撮り、取り入れた写真だ。
35Tiは、1993年12月から97年まで販売されたのだそうだ。三本さんが持っていたのを、「オッ、かっこういいじゃない」と買ったものだ。カッコのいいのが頂部のクラシックカーのような3針式アナログメーターだ。スイッチを入れ、半シャッターで針がムカシのスポーツカーのメーターのようにピピツと動く。それをダイアルで調整する。

カメラに添えてあるのが、もっと古い万年筆、イタリアのオーロラ製Hastilだ。1970年代に発表され、現在でも同じ形で生産販売されている。ニューヨークのMoMAモダーンアート美術館に展示されている名デザイン。73年頃、トリノのフィアット本社を取材に訪れた際に入手したものだ。久しぶりに引っぱりだしたが、カートリッジのインクがうまく出ない。インターネット経由で代理店の丸善で修理してもらった。新品そのものの書き心地が戻っていた。

タイトルの『ものもち』は、広辞苑によると財産持ちとものを大切に持ち使うの意があるが、私は後者の方で、しかも『大切に』レスなのだ。

そこで身の回りの何品かを引っぱりだしてみた。腕時計の右側は、1964年東京オリンピックの年に発売された国産初のクロノグラフ、セイコー・クラウン・クロノグラフだ。1個のプッシュボタンでスタート、ストップ、リセットする、シンプルな操作だ。機械式手巻きで21石のキャリパー。
左側はクロノグラフのかっこのよさと、ヨーロッパ試乗の際の速度計修正、0-100km加速などの計測にもうちょっといいのが欲しなと、1967年、ジュネーヴ空港で買ったHeuer Carreraクロノグラフ。同ブランドでは、比較的手頃な値段であったと思う。これも手巻き機械式。両方とも、一度もクリーンアップ、オイル差しに出していないが、ネジを巻けばちゃんと動く。

SONY ICF-5500は、1973年4月1日発売の短波放送受信ラジオだ。当時、すごいデザインだなと感銘を受けたものだった。いまもときたまFMをダイアル回して探し、聴くことがある。さすがに音質は落ちている。

いちばん下は、70年代後半のCanon Palmtronic 8 mini小型8桁計算器。たしかアメリカのテキサス・インストウルメント社と共同開発したものだ。71年のLE-10は、価格58,000円なる高価なものだったが、8 miniはぐっと安くなっていたと思う(でなければ買えない)。乾電池2個で動く。いまでも健在で、発光表示が後期に近づいた者としてありがたい。





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セイコーとHeuer

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Sony Skysensor

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Canon Palmtronic



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