2007/9/19  12:31

『クローズド・ノート』試写会  映画
娘に言わせると「沢尻エリカはめっちゃカワイイ」らしい。
夫に言わせると「ペプシのCMに出てる女の子誰や?へえ。あれがエリカ様か。
ええ女やなあ。俺、今度から沢尻エリカにするわ。」いったい何をどうすんねん。

教育大の学生・堀井香恵(沢尻)は引っ越し先のアパートで
前の住人が残したノートを見つける。
それは小学校教師・真野伊吹(竹内結子)の日記だった。
悪いと知りながら読み進むうちのめり込み、心の支えとなっていく。
そして香恵の部屋を見上げていた青年・イラストレーターの石飛リュウ
(伊勢谷友介)とバイト先の文具店で再会する。


そのエリカ様、ぼそぼそと表情乏しくお話しになるので
真面目なシーンなのか、笑いを取ろうとしてるのか解りにくい。
コミカルな音楽が流れ周りから笑い声が聞こえてきて初めて
「あーここはおもしろい場面なんだ」と気が付く。
私が一人で笑ってたのは、引っ越し荷物のうちブラとフライパンが
同じ段ボール箱から現れたこと。それはないで〜。

原作と違い悪人が一人も出てこない。星美(板谷由夏)さんも
鹿島(田中哲司)さんも自分の想いに素直な善良な人物として描かれている。
却ってそれが香恵のリョウに対する気持ちを際立たせるようになっている。
日記の中の隆とリョウが結びつく瞬間の香恵の戸惑い、
それまでの世界が崩れて再構築される様子も映画ならでは。
文具店の娘・可奈子さんはもっとキャリアっぽいイメージだったんだけど。
永作博美は可愛い系でエリカ様と雰囲気が似てる。所謂「かぶってる」ってやつですか。

私はエリカ様より竹内結子の方が優しげで儚げでいいな。
こんな先生に受け持ってもらえてたら私の人生変わってたぞ。
本物の小学校4年生なんてやんちゃ盛りで先生の言うことなんてちっとも聞きませんぜ。
小学校の先生を目指す人は、子供の気持ちが解るなんて
大いなる幻想を持ってるんだろうなあ。あーやだやだ。

京都で撮影されたそうで、えーとここはどこでしたっけと考えながら見ていた。
坂道のある地域は限られているのでだいたいの見当はつくのだけれど。
左京区のK天神辺りかな?涼しくなったら探検だ。
2・3才の頃は白川に架かる行者橋を渡るのが怖くて毎回大泣きしていた。
だって、細ーい一本橋なんだもの。嫌な記憶。今でもやっぱり怖いわ。
しかし映画に撮ると見栄えがする。観光客が喜ぶことだろう。
http://closed-note.com
追記<例の一件について

2007/10/30  2:10

投稿者:かえる
>はなこさん
あの挨拶事件のあった頃、私はロケ地の画像をUPしようと、
カメラを持って京都市内をさすらっていました。
泣きそうになりました・・・。
気持ちが落ち着くと今度は無性に腹が立ってきまして。
なんで私はこんな小娘のために怒ってるんだろうと考えると
あんな文章になりました。
今では彼女は我が家で「自爆テロ」と呼ばれています。
竹内結子が主役だと思えばいいか・・・。

日本の映画界のような徒弟制の職人集団には未来はないですかね〜。
かと言ってハリウッドのように投資家に牛耳られ、組合に仕切られ、
っていうのも映画が面白くなくなりそうで。
落とし所は何処らへんでしょう?

2007/10/29  11:24

投稿者:はなこ
またまた、こちらにもお邪魔しますm(_ _)m。

かねてからかえるさんが映画について慎重に評価されていたのは、
身近に映画関係者がおられるからなのですね。
しかも今回は主人公が教育大の学生という点が気になって
ご覧になったらしい。

私も例の舞台挨拶の一件はいただけないなと思った者ですが、
作品の中での沢尻エリカの演技に関しては納得しています。
恋愛映画として監督は演出したと思えたからかな。
どういった視点で見るかによって、感じ方が変わるのは当然でしょう。
だからかえるさんのような感想ももちろんあり得る。
↑けっして上から目線で言っているわけではないので悪しからずm(_ _)m

昨日テレビで宇津井健が映画全盛期(50〜60年代)の撮影裏話をしていましたが、
あの頃は毎晩撮影の後は飲めや歌えの大宴会だったそうですね。
その為に助監督はボストンバッグ一杯の札束を持って
撮影所に向かったとか。
小津安二郎が手にした「東京物語」の演出料は
現在の貨幣価値に換算して約9億円?!
一体、今の時代にそれだけの演出料を手にする監督が
邦画界にいるのか?
今の邦画界で働くスタッフの窮状からしたら、夢のような話です。
冷静に考えると、後先考えずに興収を湯水のように使った当時の業界の浅はかさが
現在の業界人の窮状にも繋がっているように思える。
繁栄の内に、きちんと労働環境や雇用システムを整えておけば良かったのに。
どんな産業も盛者必衰。今どんなに繁栄を誇っていようが、
奢ってはいけないのだと改めて感じたのでした。

そもそも、日本人は「百年の計」のような、
長いスタンスで物事を見る、そして先の先まで見越して
システムを構築することが苦手なのかなとも思います。

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