2005/10/17 8:39
NTキャンプ orienteering
《スプリントメニューのコース@》
土日はナショナルチームの合宿がありました。新体制になってはじめての合宿でしたが、強化選手のセレクションレースも行われ、加藤君が強化選手として新たに加入されることが決まりました。
合宿ラップ解析はこちらです。
愛知での世界選手権は終わってしまいましたが、まだ日本代表選手の海外への挑戦は終わったわけではありません。すでに来年のデンマークに向けて始動し始めています。今回の合宿は新体制の下、新たに強化選手も加えようという合宿でした。オープンな合宿であったため京大、名大、奈良大、静大などから若手の選手も参加していました。
新体制になって以前と大きく変わった点といえば、Rob Plowright(以下ロブ)のテクニカルコーチ就任です。彼はオーストラリア人で、世界選手権にオーストラリア代表として4回世界選手権に出場していますし、オーストラリアのジュニアのコーチもしていたという経歴があります。愛知の世界選手権で活躍したトロイ・デ・ハースなどもロブの指導を受けた選手です。
彼の持ち味はなんと言ってもマッピング・コースセッティング・設置などが全て出来ることだと思います。自在に効果的なメニューを組み上げることが出来ます。イーキスの場合はフィンランドのOLトレーニングを日本人風にアレンジして行うというものでしたが、ロブの場合トレーニングメニューへのフィードバックを得ながら、効果的なトレーニングを日本人用に作るといった感じでしょうか。リレートレーニングなどは一人一人実力に合わせてコースが違いますし、さまざまなレベル(ナショナルチームといえども、選手の実力は多少ばらつきがある)に対応させたコースで最後まで集中してレースを行うことが出来ます。
彼が合宿メニューの中で一番のコンセプトにしているのが「短く。速く。集中して」つまりだらだらOLをしない。高い負荷で高い集中力で走ることを体にしみこませることが重要だと言っています。
また「日本では(オーストラリアも同じだけれども)、土日しかOLが出来ない。だから合宿というといっぱいOLをやりがちだ。だけどそれはレベルアップのためには良くない。集中して短いOLをこなし、体力的には足りないぐらいがちょうどいい。体力的な疲れからミスを連発し、自分は下手だと思うほうがもっと怖い」とも言っています。
さて、土日のメニューですが以下のようなものでした。
【土曜日】
・昭和の森にてスプリント(1キロ)を3本。【高強度】
このテラインですが、はっきり言って藪くて微地形が沢山あってかなり難しい。。このコースを高強度でミスなく走ることが求められました。1キロなので体力的にはもちます。せいぜい10分ぐらいのレースですから。久しぶりに頭をフル回転させてOLした感じがあります。OLって面白いです。
・亀山城址にてマイクロO(5キロ)【高強度】
今回初めて実施したマイクロO(ミドルレースとトレイルOの合体した競技。来年の世界選手権で行われることが決定している)ですが、午後5時近くからレースを開始したために真っ暗で地図が読めずナイトOのようなレースになってしまったのは残念でした。しかし、マイクロOの楽しさというか醍醐味は得ることが出来ました。
【日曜日】
・三河高原牧場にてミドル選考レース(6キロ)【高強度】
強化選手の選考レースでした。前日のトレーニングの疲れか、体のあちこちが筋肉痛。最近手を抜いてトレーニングしていたのがバレバレ。というか、そこまで(全身に渡って筋肉痛が出るくらい)追い込めるようになった自分を賞賛するべきか?(笑)。とにかく体が重かったが、集中して追い込むことを考える。レースはミスはあるがまあまあ。俊介に3分ちぎられたのはちょっとショックだったけど、体の追い込み的には満足。もっとOLをシェイプせねば。(村越さんは「この山を知り尽くしているから」という理由で選考レースは欠場)
・三河高原牧場にてリレートレーニング(3キロ16コントロール)【高強度】
最後のトレーニングなので気持ちを切り替え、なんとしてもトップゴールをしたかった。が、村越さんに最後の最後で負けてしまう。村越さんの方が若干コースが短く、コントロール数が少なかったとはいえ、かなり悔しい。そもそも、村越さんに追いついた時点で守りのレースの動きになってしまったのは良くない。もっと前に選手が数人いたら気持ち的に違ったのかもしれないなあ。
と、このように今回の合宿は全てが高強度で技術的にも高いレベルのものでした。ナイトメニューの時にロブはよくティエリ・ジョルジョの言葉を引用していました。「Maximum speed, No mistake」と。これって自分がフィンランド遠征に行ってたときに言われた「Fast run, No mistake」とまったく同じことだと思うけど、それこそが日本人が追求しなきゃならないテーマだと思います。『最大限のスピードで走って絶対にミスをしない』=『ある局面において、ミスをしない最大限のスピードで走る』と解釈できます。
今、勝手に決めました。これ、男子チームのテーマにしよう「Maximum speed, No mistake」(笑)
2005/10/18 17:15
投稿者:たかはしさん
ごめんなさい。ゴールの位置間違えました。
