2008/3/10  21:09

みちのく一人旅シリーズ @黄金山神社  旅行

「すめろぎの御代(みよ)栄えんと東(あずま)なるみちのく山に黄金(くがね)花咲く」

万葉歌人、大伴家持の歌。斎藤茂吉も「万葉秀歌(岩波新書)」でこれを取り上げた。陸奥小田郡涌谷(現:宮城県遠田郡涌谷町)で採れた金によって、奈良の大仏がコーティングされた。かつて朝廷は陸奥(東北)を大した土地ではないと軽視し、そこに住む人たちとも適当な距離を置いていたものの、涌谷で金が採れてから態度が一変した。名取に軍団を置き、桃生に城を築き、征夷大将軍を派遣し、蝦夷征伐という戦が起こった。金が都びとの心を惑わせ、侵略者へと変身させた。ここはその悲劇の発端の地。先人達の様々な思いを感じ取りながら、黄金山神社を参拝する。かしこみかしこみ・・・。

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