2008/1/10  11:03

雪道を歩けば・・・  随筆

雪道を歩けば・・・

そして顧客が去ってゆくC
僕のコンピュータは何処に行ってしまったのか

市内の電気器具量販店で新しいノート型コンピュータを購入しました。そのとき古いコンピュータを下取りすると言う条件がありました。僕は今まで使っていたVAIOのコンピュータをそのお店に持って行き、条件どおり下取りを要請しました。その時、このコンピュータに付いているオフィスのソフトがありませんでした。

店の人は、「このソフトがあれば下取り価格がすこし高くなるので、探して持ってきてください」と言いましたので、それもそうだと思いまして家に帰りまして、このソフトを探しましたがどうしても見つかりませんでした。僕は仕事が忙しかったので、この件を3ヶ月余り放置していました。その間にこのお店の店舗改装がありまして、一部を本の量販店にリースしました。

この後でこのお店に行き「例のソフトが見つからないので安い価格で結構だから、下取り処理を完了してください」と頼みましたら、僕のコンピュータを預かった店員が別の支店に転勤したので、「その店員に連絡してみます」とのことでしたので、連絡をお願いして家に帰りました。その後連絡が無いのでそのお店に行って「僕のコンピュータはどうなりましたか」と尋ねましたら、「お預かりして相当時間が過ぎており、店舗の改装もあって、今は何処にあるか解らないのです」とのことでした。余りの無責任さに少し腹がたちましたが我慢して「それでは何とか探し出してください」と頼みました。

そして現在に至るまで何の連絡もありません。もう1年近くが過ぎています。当時の店員からもらった預り証もあり、預り証にはその店員の氏名も書かれています。このお店の店長に直接掛け合うことも考えました。そうなるとこの店員は解雇される可能性があります。僕はそれを好みませんので、そのままにしています。

この店員が直接、僕に話してくれたのですが、彼は離婚して小学生の息子を引き取り、その息子さんと二人でアパート暮らしをしています。彼は「息子はコンピュータが大好きで、高校生くらいの能力があります」と自慢していました。彼には親ばかみたいな、人がいいところもあります。それで僕は店長に「僕のコンピュータをこの店が預かったが、何処にあるのですか。下取りしなくても結構だから返してください」、と要求するつもりでしたが、先述のとおりこの店員が解雇される危険性がありますのでやめています。

どうしようもありませんが、僕はあの店員に会って、預り証を見せて「このコンピュータはどうなったのですか?」ともう一度尋ねてみるつもりです。どうしても見つからないならば、「今後、このようなことをお客様にしてはいけませんよ。今回は僕があきらめますから」と言うつもりです。近日中にこの量販店に行きます。結果は又おしらせします。それにしても「顧客がどうしようもなく、だらしが無い店員を大事にする」という、有りうべきではない変な構図になってしまいました。

顧客に対するサーヴィスは企業にとっては最優先事項のはずですが、顧客を大事にしないお店や企業が最近トテモ多くなりましたね。賞味期限のごまかし、牛肉の原産地のごまかし、牛肉に豚肉を混ぜて売ったり、古いアンコを入れてお菓子を作り、さも当日に造った新鮮なお饅頭に見せたりと、どうしようもありません。 −続く−



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