2008/4/25 4:49
マダガスカル島 旅行
Courtesy of Mr. Toussaint Raharison (マダガスカル人)
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マダガスカル島
写真:金持ちのマダガスカル人の墓。この墓に入る人は、いつの日か大空に飛び立つと信じて、お墓の一番上に飛行機の模型のようなものを乗せています。まるで一軒の家、あるいはモニュメントのようで面白いですね。この中に経帷子で包まれた遺骸が安置されています。死者に対する考え方は日本とかなり違うようです。写真をクリックすると大きくなります。
マダガスカル人はフランスの影響を受けてカトリック信者が大変多いのですが、伝統的宗教(カルト)の影響も大変強く、現世と来世は続いていると固く信じています。火葬はしません。土葬です。土葬された遺体は必ず一年後くらいに掘り出して、残っている肉をそぎ落として骨をきれいにして、きれいな布(仏教でいう経帷子:きょうかたびら)で包みなおして、親族一同が担いで練り歩き、新しいお墓に再埋葬します。
この行列の場面を僕も一度だけ見たことがあります。行列は五十人以上もいたでしょうか。そして十人くらいのうら若き女性だけが、骨が包まれたきれいな布を頭の上に載せて、ゆっくりと歩いていました。はっきりした記憶はありませんが、鉦(かね)や太鼓、(たいこ)や笛の音がしていたような気がします。聞くところによれば若い女性たちは孫娘たちで、きれいになったおばあちゃんの骨を包んだ経帷子を頭に載せて、その昔、小さかったときに、おばあちゃんに手を引かれ、歩き回った道を歩いたのだそうです。そして新しいお墓に埋葬するのです。優しい心ですね。
その二十歳まえくらいと思われる女性たちは清潔でカラフルな布をぴっちりと身にまとっていましたので、体の曲線がくっきりと浮かび上がり、それはそれで大変美しく魅力的でした。 −続く−
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