2008/4/27  6:36

マダガスカル島  旅行

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Courtesy of Mr. Toussaint Raharison (マダガスカル人)
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写真:少しばかり小金もちのマダガスカル人のお墓です。昨日の写真のお墓もそうですが、お金がある人(必ずしも亡くなった本人の経済力ではない)のお墓は家屋式で鮮やかな模様が施されています。

マダガスカル島
日本の石段を積み重ねたお墓、欧米の十字架を中心とするお墓には、僕個人としては一種のさびしい雰囲気を感じますが、写真のようなマダガスカル人のお墓を見ますと、寂しさを感じられません。亡くなったとはいえ、故人がこの家のようなお墓の中で生きているように感じます。

たとえば、おばあちゃんが死んだとしても、永遠の別れではなく、なくなった後も残された家族とともに存在している、と考えるのがマダガスカル人のようです。

彼らの考え方の一つは、死んだばかりの肉体は汚れているとみなしているようです。このため不衛生な肉はいつの日か、骨から離されて、骨だけが末永く家族共同のお墓に入れられます。

マダガスカル人全体、特にメリーナ族やシハナカ族は死者を埋めたりしないで、樹木の枝に置いたり、村はずれの小屋に、遺体が腐るまで放置していたそうです。肉体が完全に腐敗したら、骨だけをきれいにして、新しいお墓に永遠に安置していました。風葬というものによく似ていますね。

しかしマダガスカル島がフランス領になってからは、フランス植民地政府によって、風葬に似たような処置は禁止されました。理由はフランス人にとって耐え難いほど不衛生で、マダガスカル人にとっても衛生上好ましくないということで、遺体は先ず土葬するようになりました。そしておよそ一年後に遺体を掘り起こし腐肉を取り去り、骨をきれいにして、新しい経帷子で包んで、これを新しいお墓に安置しています。この一連の作業はお祭りになっています。 −続く−
も読者の皆様に感謝しています



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