2008/7/19 0:50
人工生命とオートポイエーシス その6 分類なし
推敲・画像作成中であるので変更アリ。
12、擾乱と相互浸透
ん〜とね、とりあえず環境からオートポイエーシスシステムへと与える擾乱について考えてみようか。
まずはこの二つ。
状態遷移図とシステムー構造図。

で、これがこういう状態遷移図とシステム構造図へと変化し、
今度はこういう状態遷移図とシステム構造図へと変化するような状況を考えてみようか。
12、擾乱と相互浸透
ん〜とね、とりあえず環境からオートポイエーシスシステムへと与える擾乱について考えてみようか。
まずはこの二つ。
状態遷移図とシステムー構造図。
で、これがこういう状態遷移図とシステム構造図へと変化し、
今度はこういう状態遷移図とシステム構造図へと変化するような状況を考えてみようか。
2008/7/13 15:34
人工生命とオートポイエーシス その5 分類なし
10、Tell
プログラムの一部を抜き出した状態遷移図から、プログラム全体の状態遷移図へと話を戻す。

赤―青―緑の順番に追ってゆく。
マーキングしている、面取りした四角のtellに注目。
これは産出プロセスでtellが生じ、そのあとにほかの構成素が出来てしまうことを示す。なんの産出プロセスもなしに構成素が生まれるということはありえない。
ここでみっつの前提についてもおさらい。
(1)観察の結果分かるものはすべて構成素とする
(2)if文は産出プロセスとする
(3)複数のif文はひとつの産出プロセスとする
プログラムの一部を抜き出した状態遷移図から、プログラム全体の状態遷移図へと話を戻す。
赤―青―緑の順番に追ってゆく。
マーキングしている、面取りした四角のtellに注目。
これは産出プロセスでtellが生じ、そのあとにほかの構成素が出来てしまうことを示す。なんの産出プロセスもなしに構成素が生まれるということはありえない。
ここでみっつの前提についてもおさらい。
(1)観察の結果分かるものはすべて構成素とする
(2)if文は産出プロセスとする
(3)複数のif文はひとつの産出プロセスとする
2008/7/5 1:45
人工生命とオートポイエーシス その4 分類なし
8、オートポイエーシスとアロポイエーシス
工学的なシステム論と、オートポイエーシスシステム論との差異が見やすくなると思うので、先にオートポイエーシスとして記述できないパターンを列挙しておこうと思う。
前述の状態遷移図を確認。

この中で使う状態がこれ。

んでシステムー構造図として抜き出したものがこれ。

工学的なシステム論と、オートポイエーシスシステム論との差異が見やすくなると思うので、先にオートポイエーシスとして記述できないパターンを列挙しておこうと思う。
前述の状態遷移図を確認。
この中で使う状態がこれ。
んでシステムー構造図として抜き出したものがこれ。
2008/6/27 1:44
人工生命とオートポイエーシス その3 分類なし
カゼをひいていて、UPが遅れた。
6、看板システム

この図をもう一度吟味する。
実はこのアリシステムと同じ挙動をするであろうシステムを作ってみようって考えてみると、他のアリに情報を聞かずに済ませることもできちゃう。ソースを書きなれている人ならすぐ分かる話なんだけれども、なんかオートポイエーシスシステムにも関係がありそうなんで書いておこう。
6、看板システム
この図をもう一度吟味する。
実はこのアリシステムと同じ挙動をするであろうシステムを作ってみようって考えてみると、他のアリに情報を聞かずに済ませることもできちゃう。ソースを書きなれている人ならすぐ分かる話なんだけれども、なんかオートポイエーシスシステムにも関係がありそうなんで書いておこう。
2008/6/15 1:08
人工生命とオートポイエーシス その2 分類なし
4、状態遷移図の吟味
ざーっと眺めただけでも、けっこう面白いものが見えてくる。
(1)伝えるー受け取るモデル
まずはこれ。

すげー大雑把なぶった切りなんだけれども、青点線で区切った左側は、アリが人に尋ねた餌場へと移動するか、自分でたまたま発見した餌場へと向かうループ。
コミュニケーションを軸にして考えると、青点線の左側は、自分以外のアリに場所を聞くコミュニケーションのループになっている。
一方で青点線の右側は、自分が発見した餌場を、他のアリに伝えるというループになっている。
コミュニケーションを軸にして考えると、この青点線の右側は、自分以外のアリに場所を教えるコミュニケーションのループになっている。
コミュニケーションをインプットーアウトプットという概念で捉える場合、この手の設計思想で評価を行う。
つまり、一般的な人工知能プログラムの場合、インプットする側―アウトプットする側という分類をするものだという思想が根っこにあるという意味。
このプログラムにおいては、他のアリからインプットしたりアウトプットしたりする、ひとつの個体としてのアリシステム、と見なすことができる。まぁこの話も、後々細かく精査しなくちゃいけない問題なので、今は図から読み取れるんだよ、という程度に考えて欲しい。
ざーっと眺めただけでも、けっこう面白いものが見えてくる。
(1)伝えるー受け取るモデル
まずはこれ。
すげー大雑把なぶった切りなんだけれども、青点線で区切った左側は、アリが人に尋ねた餌場へと移動するか、自分でたまたま発見した餌場へと向かうループ。
コミュニケーションを軸にして考えると、青点線の左側は、自分以外のアリに場所を聞くコミュニケーションのループになっている。
一方で青点線の右側は、自分が発見した餌場を、他のアリに伝えるというループになっている。
コミュニケーションを軸にして考えると、この青点線の右側は、自分以外のアリに場所を教えるコミュニケーションのループになっている。
コミュニケーションをインプットーアウトプットという概念で捉える場合、この手の設計思想で評価を行う。
つまり、一般的な人工知能プログラムの場合、インプットする側―アウトプットする側という分類をするものだという思想が根っこにあるという意味。
このプログラムにおいては、他のアリからインプットしたりアウトプットしたりする、ひとつの個体としてのアリシステム、と見なすことができる。まぁこの話も、後々細かく精査しなくちゃいけない問題なので、今は図から読み取れるんだよ、という程度に考えて欲しい。
2008/6/10 23:05
人工生命とオートポイエーシス その1 分類なし
まだできてないけれど、出来たところから載せちゃおう。
1、人工生命プログラム
まず現物のプログラムが動いているところを見たほうが理解しやすいだろう。
アリの捕食と探索を簡易的にシミュレートしたプログラム。
四年くらい前にネットで人気だったもの。
Java AntZ
どういうプログラムなのか解説の邦訳があったので、便宜上一部の文章をいじって載せておく。
1、パンくずがどこにあるかわからないときは、 探索する。
2、他のアリに会ったら、 パンくずのありかを聞いて、 そちらに向かう。
3、他のアリに聞いてみても知らない場合は、 そのアリから離れる (知らないということは、 その近くにパンはないだろうから)。
4、パンくずを見つけたら、 巣 (左上の黒い穴) に持ち帰り、 パンを見つけた場所にもどる (同じ場所にまだパンがある可能性があるから)。
5、パンくずの発見場所からパンがなくなっていたら、 探索を再開し、 その場所にはパンがないことを他のアリに会ったときに伝える。
1、人工生命プログラム
まず現物のプログラムが動いているところを見たほうが理解しやすいだろう。
アリの捕食と探索を簡易的にシミュレートしたプログラム。
四年くらい前にネットで人気だったもの。
Java AntZ
どういうプログラムなのか解説の邦訳があったので、便宜上一部の文章をいじって載せておく。
1、パンくずがどこにあるかわからないときは、 探索する。
2、他のアリに会ったら、 パンくずのありかを聞いて、 そちらに向かう。
3、他のアリに聞いてみても知らない場合は、 そのアリから離れる (知らないということは、 その近くにパンはないだろうから)。
4、パンくずを見つけたら、 巣 (左上の黒い穴) に持ち帰り、 パンを見つけた場所にもどる (同じ場所にまだパンがある可能性があるから)。
5、パンくずの発見場所からパンがなくなっていたら、 探索を再開し、 その場所にはパンがないことを他のアリに会ったときに伝える。
2008/6/9 2:11
人工生命とオートポイエーシス予告編 思想
人工生命という分野がある。
プログラムとアイディア一発で、生命らしく動き回らせる気合のへんてこ計算科学分野。
生命らしさ自体に科学的なきちんとした定義があるワケではないので、未発達の分野とも研究中の分野とも言われる(つーことは、本当に役に立つのか?とも言われちゃうわけだ)。
一方でいま面白がって体得しようとしている、オートポイエーシスというシステム論がある。
このヘンテコリンなシステム論は、もともと生命を定義づけることを目的としたシステム論みたい(つーことは、これまたやっぱり本当に役に立つのか?とも言われちゃうわけだ。俺は役に立たないものがスキなんだろう)。
本来機械のようなもの(アロポイエーシスというらしい)を、オートポイエーシスでは記述できないということになっている。オートポイエーシスはオートポイエーシスでしか記述できない、とされている。
プログラムとアイディア一発で、生命らしく動き回らせる気合のへんてこ計算科学分野。
生命らしさ自体に科学的なきちんとした定義があるワケではないので、未発達の分野とも研究中の分野とも言われる(つーことは、本当に役に立つのか?とも言われちゃうわけだ)。
一方でいま面白がって体得しようとしている、オートポイエーシスというシステム論がある。
このヘンテコリンなシステム論は、もともと生命を定義づけることを目的としたシステム論みたい(つーことは、これまたやっぱり本当に役に立つのか?とも言われちゃうわけだ。俺は役に立たないものがスキなんだろう)。
本来機械のようなもの(アロポイエーシスというらしい)を、オートポイエーシスでは記述できないということになっている。オートポイエーシスはオートポイエーシスでしか記述できない、とされている。
2008/6/3 1:03
どうやってオートポイエーシス論を運用しようか? その2 思想
二度読みしたんで、なんとか理解度70%ってところまでイケただろう。
構造的ドリフトとか、共鳴の話はちょっとヤバそうなんで無視する。正しい仮説かどうかの区別もつかないし。
基本的な定義のほうが、話としては大事。
まず、オートポイエーシスのイメージ図。

構造的ドリフトとか、共鳴の話はちょっとヤバそうなんで無視する。正しい仮説かどうかの区別もつかないし。
基本的な定義のほうが、話としては大事。
まず、オートポイエーシスのイメージ図。
2008/5/25 20:41
どうやってオートポイエーシスを利用しようか? 思想
完成度はイマイチだけれども、雑記として。
どうも自信が無いところだな。
オートポイエーシスという考え方において、対象となるオートポイエーシスシステムは、ある位相内における閉ループシステムであるということになっている。
んでもこれ、大きな可能性を秘めていると同時に、諸刃の剣なんじゃないの。
どういう位相空間であるのかってことは、システム自体が決定している。システム自体が決定しているっていうのは、どうしようもなくそういうシステムが存在しているから、システムの外にある環境や構造(オートポイエーシス独自の意味)がシステム内の閉ループに関してどうこうできるワケではない、という意味。
どうも自信が無いところだな。
オートポイエーシスという考え方において、対象となるオートポイエーシスシステムは、ある位相内における閉ループシステムであるということになっている。
んでもこれ、大きな可能性を秘めていると同時に、諸刃の剣なんじゃないの。
どういう位相空間であるのかってことは、システム自体が決定している。システム自体が決定しているっていうのは、どうしようもなくそういうシステムが存在しているから、システムの外にある環境や構造(オートポイエーシス独自の意味)がシステム内の閉ループに関してどうこうできるワケではない、という意味。
2008/5/18 19:38
西洋哲学史【アルバート・シュヴェーグラー】 本
前々からこの本はいいよー、と勧められていたので、改定重版が出ると同時に買ってあった。
いやぁ、いいね。きっちりと期待に答えてくれた。
半可通をからかうためには絶好のアンチョコ。
工学系の学生がハマりやすいところは、アリストテレスとライプニッツ。
アリストテレスは分類学という見地から理系全体にとって祖先に当たる人であるし、ライプニッツの発想は人工知能論のはしりであるアルゴリズム論の根っこの部分になるのでとても大事。あとはデカルトなんだけれども、神学色が強いんでマジで読んでいる人の話を聞いたことが無い。一度トライして挫折した経験アリ。
そういやライプニッツの全集って工作舎からのんびりと出ているんじゃなかったけか?高いんで手が出ないけれども、どっかのお大尽が買ってくれないものか。
いやぁ、いいね。きっちりと期待に答えてくれた。
半可通をからかうためには絶好のアンチョコ。
工学系の学生がハマりやすいところは、アリストテレスとライプニッツ。
アリストテレスは分類学という見地から理系全体にとって祖先に当たる人であるし、ライプニッツの発想は人工知能論のはしりであるアルゴリズム論の根っこの部分になるのでとても大事。あとはデカルトなんだけれども、神学色が強いんでマジで読んでいる人の話を聞いたことが無い。一度トライして挫折した経験アリ。
そういやライプニッツの全集って工作舎からのんびりと出ているんじゃなかったけか?高いんで手が出ないけれども、どっかのお大尽が買ってくれないものか。
